ナンバフォー(No.4) Fさんのお宅に伺った話の続きです。
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北向き・家族7人の家 : ナンバーフォー(No.4)
http://s-coco.net/works/No.4/No.4_0.html
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Fさんご夫婦との話はいつもとっても楽しくて、
どこかで終わらないといけないのですが
それがいつも残念でしかたありません。
昨日ももちろんそうでしたが、用があって帰らなければなりませんでした。
部屋から階段室に出ると、気持ちいい光に満ちていました。
見上げると、気持ちいい広がりがありました。
この階段の上に大きなトップライトがあります。
そこからの光が、この北向きの家を明るくしてくれます。
決して、光の演出を狙ったわけではありません。
東・南・西 の3方を高いビルに囲まれたこの家は
ほぼ直接 日が差し込む事はありません。
「それでも暗い家にはしたくない」 と思いました。
そこで、北西の位置に配した階段室を利用して
2階1階の部屋に明るさを取り込む事を考えました。
モノの形を考える時、「やぼったくないもの」にしたいっと思っています。
私にとって「かっこいい」の基準のひとつです。
ただし、意味もなくひとりよがりの「カッコよさ」は求めてはいません。
・人の手や体が触れた時に違和感がない
・人の行動がスムーズにできるよう、じゃましない
・視線や感情をじゃましない
そんな事を第一に考えます。
写真の階段の手摺も、寸法を微調整しながら何度も考え直しました。
上から下りる時、下から上る時、しっかりと手掛りになるように・・・
階段を回る時に体が引っ掛からないように・・・
手摺を握る手がスムーズに移動できるように・・・
すき間から落ちる事がないように・・・
ずっとそれを考えていました。現場に入っても考えました。
考え続けたのはここばかりではないけれど
木造の階段と違って鉄骨の階段ですから余計に
上記の事を考え続けた 思い出深い階段の手摺です。
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Fさんに、冗談ぽく
「この階段見ると、(現場だった事を)昨日の事のように思える」
と言ったのですが・・・
全部冗談でもなく、いくらは本当にそう思うのです。
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あなたはどんな暮し方をしたいですか?
それができそうな家はありますか?
実現しそうですか?
「むり・・」と言われたり 「やっぱりむり・・」と思った事 ありますか?
・・・・
少し考え方を変えると、できるかもしれません。
「こんなふうにすればいいかも」
という事があるかもしれません。
よかったら、家の話しをしませんか。。
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