埼玉県桶川市でリノベーション工事をしていた【鳥と暮らす家】が完成し、お引渡をしました。
1枚目:鳥部屋
2枚目:工事前
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工事期間約2ヶ月半。施主に初めてお会いしてから約1年。
住みながらという難しい工事だったけれど、監督と職人さんが丁寧にやってくれたおかげ、トラブルもなく、施主も大変喜んでくださっています。
「終わるのか寂しい」と監督が言うくらい施主との関係が良かったという事。
逆に言うと、施主も気持ちよく接してくださったという事。
設計者は蚊帳の外のような感じだけど(笑)、みなさんが喜んでもらえる工事になれば、それでいいのです。
さて「鳥と暮らす家」ですが、明るく広々とし、家全体がひとつながりとなり、家のどこにも心つながる感じがするようになりました。
これから時間を掛けて、何を置くか?どんな物を買う?を考えられて行くと思います。あわてる事もなくて本当に気に入ったものを探す事も「面倒」な事ではなく「楽しい」事になるでしょう。そんな楽しい気持ちをいつまでも持続けていかれるといいな、と思います。
「少し落ち着いたらまた来て下さい!」と言われました。楽しみにその時をお待ちしてます。
完全な完成写真ではないんですが、次回から写真と説明をUPしていきます。
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「鳥と暮らす家」について
埼玉県にある奥様のご実家の家ですが、住む人が誰もいないその家を、神奈川県にお住まいだったご家族が定期的に行ってメンテナンスをされていました。
諸々のタイミングがあり、春にご家族で転居されました。その後、「住みながら」の約2カ月半の改修工事でした。
お引っ越しの約半年前にリフォームについてご相談をいただきました。ツーバイフォー(2x4)の家で、耐力壁がありますからどんなふうにでもリフォームできるわけではなく「リフォームのイメージがで湧かない」と悩まれていました。以前やったツーバイフォーの家のリフォームの事例をご覧になってご連絡いただきました。その後、提案させていただく事になりました。
ご家族は鳥(インコ)を飼っていて、時々ゲージから出して鳥達を自由に部屋の中で遊ばせています。その部屋で鳥達との時間を楽しまれています。ご実家の家は面積の余裕があり、鳥とご家族が過ごす時間を一番いい部屋にする事を提案し、気に入っていただきました。
鳥部屋はご家族にとってとても大切な場所なのですが、約30年前にご両親が作った家は、施主ご家族の暮らし方や考え方とは合わない部分があり、それらも改善しました。部屋数は合ってもつながりがなく区切られ、別の部屋で何かしていてもわからない”寂しさを感じる家”でした。鳥部屋を家のまん中の部屋にした事で、それぞれの部屋がつながり明るくなって家族の気配を感じられる家になりました。
また、北側に玄関がありましたが、南側から家にアプローチするようにしたいという事で、玄関を南側に移動しました。鳥部屋の前に玄関があります。鳥部屋を中心に、いろいろなつながりが産まれそうです。
これから家が、どのように変化していくのか、楽しみです。
この家がどう変わるのか?
を理解するのもまた難しい事です。
さらには
自分が何をしたいのか?
も、実はなかなかはっきりしないものです。
よかったらご相談ください。
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家づくりの相談会をやっております。
「鳥と暮らす家」のご夫婦も一番最初は相談会に来てくださってお話ししました。
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来てくださったみなさんに喜ばれています!
モヤモヤしていたものが晴れ、新しく進む方向が開かれるようです。
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家がこんなふうに変わる!という事を、私の施主の家を事例に詳しく解説しました。
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