【鳥と暮らす家】桶川の家リノベーション
工事が完成し、お引渡をしました。完成写真と解説をUPしていきます。
1枚目:鳥部屋(東面)
2枚目:工事前
正面の開口部には、鳥部屋として使う時に仕切るためのロールスクリーンが取り付けられています。普段スクリーンを下げていても写真のように向こうが透けるので、なんとなくつながりを感じる事ができます。
写真右は新しく作った玄関。以前の広縁だったところ。
右奥の部屋は、和室だった部屋の床をフローリングに変え「洗濯物干し部屋」にしました。この家の東角部屋で1番良く日が当たるので。
鳥部屋を介して他の部屋とつながりを感じる事ができるようになったのがわかってもらえると思います。
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この家はハウスメーカーで建てたツーバイフォーの家。工事前は和室で、押入、仏壇置き場、床の間がありました。それらを無くし部屋を広くしたいと考えました。ただ、仏壇置き場の両脇にある柱が取れるのか?構造の柱で取る事はできないのか?が大きな問題でした。
設計前に工務店にお願いして押入の天井を壊し、天井内の様子を確認。そうすると、二本の柱は構造体ではない事がわかりました。
この結果からツーバイフォー工法の考え方がわかりました。ツーバイフォーにおいて和室というのは、構造とは関係なく後から付ける(作る)ようなもののようです。
ツーバイフォーのリフォームでは「簡単に壁を無くせる」とは考えられません。ただ、和室の押入などは壊せる可能性があり、最初に考える時に、リフォームの可能性が広がります。もちろん実際に確かめる必要はあるけれど。
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「鳥と暮らす家」について
埼玉県にある奥様のご実家の家ですが、住む人が誰もいないその家を、神奈川県にお住まいだったご家族が定期的に行ってメンテナンスをされていました。
諸々のタイミングがあり、春にご家族で転居されました。その後、「住みながら」の約2カ月半の改修工事でした。
お引っ越しの約半年前にリフォームについてご相談をいただきました。ツーバイフォー(2x4)の家で、耐力壁がありますからどんなふうにでもリフォームできるわけではなく「リフォームのイメージがで湧かない」と悩まれていました。以前やったツーバイフォーの家のリフォームの事例をご覧になってご連絡いただきました。その後、提案させていただく事になりました。
ご家族は鳥(インコ)を飼っていて、時々ゲージから出して鳥達を自由に部屋の中で遊ばせています。その部屋で鳥達との時間を楽しまれています。ご実家の家は面積の余裕があり、鳥とご家族が過ごす時間を一番いい部屋にする事を提案し、気に入っていただきました。
鳥部屋はご家族にとってとても大切な場所なのですが、約30年前にご両親が作った家は、施主ご家族の暮らし方や考え方とは合わない部分があり、それらも改善しました。部屋数は合ってもつながりがなく区切られ、別の部屋で何かしていてもわからない”寂しさを感じる家”でした。鳥部屋を家のまん中の部屋にした事で、それぞれの部屋がつながり明るくなって家族の気配を感じられる家になりました。
また、北側に玄関がありましたが、南側から家にアプローチするようにしたいという事で、玄関を南側に移動しました。鳥部屋の前に玄関があります。鳥部屋を中心に、いろいろなつながりが産まれそうです。
これから家が、どのように変化していくのか、楽しみです。
この家がどう変わるのか?
を理解するのもまた難しい事です。
さらには
自分が何をしたいのか?
も、実はなかなかはっきりしないものです。
よかったらご相談ください。
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家づくりの相談会をやっております。
「鳥と暮らす家」のご夫婦も一番最初は相談会に来てくださってお話ししました。
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来てくださったみなさんに喜ばれています!
モヤモヤしていたものが晴れ、新しく進む方向が開かれるようです。
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家がこんなふうに変わる!という事を、私の施主の家を事例に詳しく解説しました。
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Before After の写真や図をふんだんに使い、すべてを説明しました。
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