[街歩き]川崎市麻生区生田6丁目あたり(前) のつづき。
この家の外壁のデザイン・・・見覚えがある!
建築家 小井田康和 さんの設計ではないか?
こういう門扉も・・・
調べてはみたけど、よくわからない・・。
ご本人は亡くなられていて奥様とスタッフ?の方達と事務所は継続されているので、比較的最近の仕事なのか?
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そこから進むと・・・
昭和な街並の一画。
こんな崖上の土地・・ よく買ったと思う。
眺めは最高だろうけど。
この階段を毎日上り下り・・ すごいな。
さすがに人は住んでいないよう。売るのも難しい。
たぶん、建築家の設計だろう。
さらに坂道を進むと、なんだか急に違和感が。
「昭和の家」とは正反対の家の造り。「平成の建売」だろう。
こういう家って、環境とか街並とか関係なくて「オレ!オレ!」感に満ちている。なんというか建築の謙虚さがない。作った側の問題だけど。。
箱型の家を作りたかったのだろう。屋根の軒もなし、窓に庇なし。外壁はいろいろだけど、板張りもある。どうなんだろう?雨漏りしなければいいけど・・・1軒、外壁工事をしていたけど、単に塗り変えだけか?
この家・・ 昭和40代くらい?「新しい文化的な暮し方」や「これからの住宅」をいろいろな人達が考え提案しだした明るい時代のもののような気がする。
こういう家もちゃんと補修したら、ほんとうに素敵に輝く。・・・やってみたい!
こんな斜面地。見晴らしは魅力的。
坂の途中の・・・家? Casa de Mille とある。
賃貸らしい。ツタがからまり素敵だが、使われていないような感じ。
最後に地域のメイン道路に出る。
こちらも建築家の設計だろうと思うが、奇をてらわず端正で、よい家だと思う。
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これで今回の街歩き「生田6丁目」は終了。
昭和のいつ頃から開発された住宅地かはわからないけど、古い住宅地。比較的区画も広く余裕がある。都心と違い、相続や売買で土地が細切れになるケースも少なそう。古い家も多く残っている。
家目的の私のような街歩きには、まだまだ楽しめそうな気がする。