「 シンプルに住みたかった 」
これは、築20年の家をリノベーションした 石神井公園の家(R) の施主Yさんの言葉です。
Yさんの家は、ご夫婦ふたりだった頃、ある建築家に設計依頼してできた家です。
2階にガラス屋根の浴室と半屋外のテラスがあり、「空が見える風呂は魅力的だった」と、
Yさんには、楽しい家だったそうです。
時が経ち、お子さんが産まれ、成長し、ご自分達のお仕事も含め、暮し方が変わり・・・
でも、家が、その変化に対応できませんでした。
物の場所、家族それぞれの居場所、人の動線、・・・ どれも苦しかったのだと思います。
「 シンプルに住みたかった・・・ 」
Yさんの中にずぅっ~~と溜まっていた事なのでしょう。リノベーションするまで・・・。
**
リノベーション(リフォーム)の設計のご依頼があり、その方の家に伺うと・・・
たいがいの家で目につくのは 『 物 』 です。
Yさんのお宅もそうでした。
工事後に伺うと 写真のとおり 中は シンプルです。
伺うという事で、もちろんある程度は片付けてくださってはいるとは思いますよ。
でも、基本的に 「 物があふれる 」 事はないです。
工事後、新しくなった家で、元のとおり『物が片付かず、目に付く』家はなくなります。
つまり、施主の方は、「片付けができない人」 ではないという事です。
Yさんの家は、建築家設計の、ある意味『特殊解』の家だったという事はあります。
でも、他の施主の家は、『普通の家』 です。
つまり、元がどんな家であっても、
人 と 物 と 暮し方 の関係 がうまくいかない家は
物があふれます。
ミニマリストとか断舎離ストではない 普通の人の話しです。
『物があふれる』程度は様々ですが、一般的な家庭 の状態です。
『物』の存在は大きいのですが・・・・
『 暮し方と合わない 』
という事が、実は大きな問題です。
一般的な家は 根本的に住む人の『暮し方』とは合っていません。
ですから 「 何かが違う・・・ 」という
理由のわからない気持ちを持ち続ける事になります。
「 シンプルに住みたかった・・・ 」
Yさんの言葉が、それを表しています。
暮し方の合わない家は いろんなものが絡み合い 収拾がつかなくなります。
その結果として 物があふれる のだと思います。
ただ・・・ 暮し方 と言っても
それを自分がわかっていないと、改善のしようがありません。
あなたは、ほんとうは どんなふうに暮したいですか?
もし、自分の家の中を見回し、、、、「何か違う」 と思うなら
考えてみてください。
ほんとうは どんなふうに暮したいですか?
そう聞かれて、答えは簡単には出ないかもしれません。
いえ、なかなか難しい〜
私の施主の方達も、話しをしていたり、設計案を見ていただいた時に
「 あっ 」と気づかれる事があります。
第三者と話しをするほうが、客観的にあなたの考えを整理できる近道かもしれません。
家や暮し方について 悩んでいらっしゃるのであれば
よかったら、お話ししませんか。
まずは、無料のメール相談 でお話しさせていただきます。
↓ ↓ ↓ ↓
=================
=================