本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

本郷の好きなところ

2020-05-28 19:43:19 | 参考
KRYラジオ『おはよう! キッズぱらだいす』2019年6月4日放送分より

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今週は岩国市本郷小学校の皆さんにお話を聞いています。
羅漢山まで車で20分。
美和町と隣接する岩国市北東部にある小学校です。
子ども達に聞きました。
<地域の好きなところ>

前は東京都にいたんですけど、東京都はちょっと自然が少なかったので、こっちに来たら自然が多かったから、そこがいいです。
あと、留学センターに来たら、一輪車が乗れるようになるので、おすすめです。

みんな、心が優しいですね。
僕は留学センターに行ってるんですけど、「おはようございます」とか言ったときに、毎日毎日、同じ人が握手してくれて「おはようございます」って笑顔で言ってくれるんです。とてもあったかかったです。

素敵なところは自然と環境です。

留学センターから友達が来て、友達んちが山が近いから、そこで山登りとかできることです。

人がみんないい人だってことです。
大音量でピアノとかバンバン弾いても近所迷惑をいわないところです、誰も。

山代神楽っていうのがあるんだけど、そことかで神楽とかできたり、1・2・3月くらいになったら和紙づくりとかするんですけど、それがいいと思います。

本郷の人、みんな優しいです。

田んぼが気に入りました。3年生の頃来たとき、初めて見てびっくりしたんです。
(田んぼに入ってみましたか。)
はい。気持ち悪かったです。
(入るのはちょっと苦手。)
はい。カエルとかいるし。

わたしは、留学センターに来て、勉強とかもあるし、ソフトとかもあるし、自分で頑張りたいこと、やりたいことの時間もあるから、全部それがいいと思って。

同じ地名のとこが、広島に本郷があって、それには空港があって、東京にある本郷っていうのは、日大があってっていうのが。
そういうことですね。

出身地の広島では、公園とか道路の脇とかに木が生えてるだけで、山がちょこちょこっとあるみたいで、家とかがほとんどだったから、本郷では外に出て、辺り見渡したら、絶対、山が見えるので、自然がいっぱいだなと思いました。

わたしは熊本県から来ました。
ここの田舎は人数が少ないから、人の輪っていうのが、すごく広くなる気がします。

お米がおいしいことです。
東京ではお米を育てたり、あんまりしないで、山形県とかその辺の米をもらってたんですけど、山形県の米よりも本郷の米のほうがおいしいから、気に入りました。
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出身地の傾向

2020-05-28 19:06:26 | 基本情報
昨年度、本郷小の子どもたちは、山口県の朝のラジオ番組内『おはよう!キッズぱらだいす』コーナーの取材を受け、6月に放送されました。
そのなかで、ラジオのパーソナリティの人たちが言っていました。

「(本郷小学校の)全校児童の3分の2の皆さんが県外、海外から寮生活をしてるんですって
ええっ!
知らなかったっすね

地元のラジオパーソナリティの人にも知られてなかった本郷山村留学センター。

とはいえ、これまでの留学生の延べ人数の中で一番多いのは、やはり地元・山口県からのようです。

『募集案内』にある平成24(2012)年度時点で、もう8年前のデータになりますが、山口県だけが3桁の人数です。

次に、となりの広島県。
そして、福岡県、大阪府、東京都あたりが多いようです。



なぜ、山村留学?

2020-05-28 01:38:03 | 参考
なぜ、子どもを山村留学に行かせるのか、不思議に思う方もおられるかもしれません。

たとえば、うちの場合ですが、子ども自身の経験を増やすことと、騒がしい街中でなく、穏やかな田舎を原風景にもってほしかったということがあります。
寝食を共にするという、ある程度、密な人間関係の中で育ってほしいというのもありました。
自立心を養ってほしいというのも、大きな願いでした。

できるだけ家から近いところから探し始めましたが、親子ともに「ここがいい」と思えたのは本郷山村留学センターでした。

親としては、ホームステイでなく寮であること。つまり、大人数で暮らす経験ができること。あと、わが子を預けても大丈夫だと、信頼できる施設であるということ。
子どもとしては、「気に入った」と思えることだったと思います。

理由は、人それぞれかと思います。本来は、田舎での自然体験のためというものですが、留学理由の変質がいわれて久しいようです。
基本的には、親のよかれという思いがあると思っています。

山村留学の他にも、離島留学、漁村留学などいろいろあるので、留学する場合は、条件の合う、納得できるところを選ぶのが大事と思います。

山村留学中も子どもに会えるの?

2020-05-28 00:15:00 | 参考
本郷山村留学センターに入所して、GWが明けるまでは連絡はできません。
GWが終わると、電話が解禁となります。

学校行事や、地元の行事で、本郷に行くことになると思います。
飛行機、新幹線、自動車が交通手段になるでしょう。空港や駅へは、送迎してもらえる場合もあります。冬場は、スタッドレスタイヤが必要なこともあるでしょう。
保護者も本郷山村留学センターに宿泊させてもらえます(有料)。そのときに、子ども達の暮らしぶりを見ることができます。

参観日は、ほぼ月に1回あります。
学校の参観日は、土曜日になっていて、子ども達は、月曜日が振替休日になります。
例年、5月の参観日には、親子ドッジボール大会があったりします。

他にも、運動会、文化祭など、学校行事のときは、ぜひ、本郷に行ってあげてほしいと思います。
子ども達も、お母さん、お父さんに会えることを楽しみにしていることは、間違いありません。

山村留学して、楽しいことも多いでしょう。でも、全くさみしさを感じない子どもはいないと思います。
山村留学している子どもに会いに行くことは、大事です。
都合がつかないなら、電話や手紙で連絡を取ってほしいと思います。

山村留学をさせる親は、全体からみれば少数派で、コステとかイクジホウキという目で見られることもあるかもしれません。
大事なことは、子どもにそんなふうに感じさせないということです。

物理的距離は離れていても、心を離さず、子どもとちゃんとつながっていれば、大丈夫だと思います。