本郷山村留学センターに留学した子ども達が通うのは、地元の学校、本郷小中学校です。
本郷小中学校は、岩国市の小中一貫校です。
小学校と中学校の校舎は別々で、体育館は共有になっています。
現在、本郷町にある学校はここだけですが、今年度、3年生と5年生と7年生(中1)は、地元の子がいません。留学生のみです。
少人数の学校ですので、発言の機会も多く、先生に当てられないよう隠れ身の術を使うこともできません。
一人の存在感が大きくなります。
1・2年生、3・4年生は、複式学級になっています。5年生、6年生は、単式です。
お昼ご飯は、全員が同じ部屋に集まって、校内調理のおいしい給食をいただきます。
学校の先生は、舎監として留学センターに来てくださることもあり、そのさい、勉強をみてもらうこともできます。
『岩国市立本郷小中学校』のHPはこちらです。

「愛・夢・誇」キャラクターの名前
「ふるさとのぬくもり(をいつまでも)」愛ちゃん
「いつかは(故郷に)カエル」ユメくん
「(ふるさとのことを)もっと知りたい」プライド博士
「ふるさとのぬくもり(をいつまでも)」愛ちゃん
「いつかは(故郷に)カエル」ユメくん
「(ふるさとのことを)もっと知りたい」プライド博士
本郷のお米はおいしいです😋
留学生たちも、本郷で田植え経験ができます。
そして、秋には収穫体験もさせてもらえます。鎌で稲刈りです。
収穫されるお米はもち米で、このお米で、みんなで餅つきをします。
田植えをさせてもらう田んぼは、もちろん地元の方の田んぼです。
いろんな形で、地元のかたがたにお世話になりながらの山村留学です。
本郷山村留学センターでは、スマホや電子ゲームの持ち込みはできません。
家にいたときのように、ゲームばっかり、ユーチューブばっかりはできなくなります。
電子ゲーム以外のゲーム、将棋、オセロ、人生ゲーム、パズルなどはいろいろあって、遊ぶことができます。他には、トランプ、けん玉、皿回しなども。
テレビも意外と見ています。見ていい時間は決まっていますが、バラエティなどみんなで楽しく見ているようです。例えば『THE突破ファイル』など。
休みの日には、映画を見たりすることもあるようです。
ちなみに、新聞も自由に見ることができます。中国新聞と子ども新聞があります。本棚には本もずらっと並んでいます。
朝には、音楽も流れます。選曲は先生がするようですが、リクエストも聞いてもらえることもあるようです。米津玄師が流れていたこともありました。
ある朝、女の子が一人、玄関近くにポツンと立っていました。「何してるの?」と声を掛けたら、「音楽を聴いている」とのこと。
好きな曲が流れていたので、他の人から離れたところで、静かに音楽に耳を澄ませていたのでした。
山村留学では、勉強に遊びに行事に忙しく、テレビも見る暇がないくらいなイメージでしたが、それほどのことはないようです。
本郷にいる間は、物理的に電子ゲームなどから離れられます。それがプラスに働く子も結構いるようです。