小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『未来を、11秒だけ』

2021-11-18 22:51:00 | 日記
どうも!こんばんは!
アラサー読書兵です!

読むのが遅い僕にしてはかなりはやく読破することができました!
続編とも言えるし一つの物語としてこっちから読んでもあまり支障なく読めると思います。

それでは!早速作品紹介参ります!

作品紹介
『未来を、11秒だけ』
青柳碧人 著
です!

前の話が田舎の和だとしたら今回は都会の洋のイメージしました!

僕個人としてはですが田舎の描き方が好きだったので最初の方が好みではありますが、どちらも読みやすい文章で非常に好感が持てました!

感想
先程今回の話を『洋』と例えましたがその理由として前回の話で出てきたような田舎が舞台ではなく、今回は都会のあるシェアハウスと深く関係した話だからです。

言わない方が楽しみが増えるかとも思い前回は言わなかったのですが、それに触れずに話をすると、いつものように内容がいまいち伝わらないといけないので、見どころとしては『特殊設定』を上手く使って進行していく物語。前も言いましたがジャンルは『乙一さん』ということで笑

タイトルから楽しむ話かなとも思ったのでそこにもあまりふれませんが、僕は楽しんで読むことができました!


書いていてふと思ったことがあるんですが、よく読了感が云々とみたいにいうことがありますが、(僕も実際に使いましたし)でも読了感を感じれる作品の方が珍しいんだな〜って今思いました。

今回の作品は僕個人的に惜しかったなと思います!
けど表紙が好きだという方は買っても後悔しない面白さだなと言わせていただきます!

この作家さんの作品は後々の進化も期待して買っていこうと思います!

※あくまで僕の個人的な感想なので違った印象を持たれることもあると思います。


漢字・言葉コーナー

・コンスタント

1常に一定していること。

2定数。


・袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)

1 道を行く時、見知らぬ人とが触れ合う程度のこと前世からの因縁によるとの意。 どんな小さな事、ちょっとした人との交渉偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのだということ。


・可愛さ余って憎さ百倍

1 日頃から可愛がっていた者に裏切られたりし、ひとたび憎いと思うようになると、その憎しみは可愛さの何倍も強くなるという意味。 愛と憎しみは表裏一体であるということが伺える。 「可愛さ余って憎さが十倍」ともいう。 可愛さよりも憎さ百倍強いという意味で使うのは誤り。


よく知られてある言葉ではありますが載せておきます。自分のために笑


・驕慢(きょうまん)

1 おごりたかぶること。人をあなどって勝手にふるまうさま。


僕の感覚ではですが一番強いのが傲慢でその後に驕慢・高慢くらいなのかな?


・添乗員(てんじょういん)・ツアーコンダクター

1旅行会社のガイド


簡略化しています。


・バスガイド

1バス会社のガイド


同じように見えますが上記にも書きました通り旅行会社とバス会社で区別されるようです。


・マドラー

1コーヒー、お酒などを混ぜるもの。


少しお洒落な棒ですね笑


この一週間はなんだか良い読書ができる気がします!
前に読んだ言葉とか漢字とかつまらずに読めたりするとなんだか妙に嬉しい気持ちになりますよね笑

明日は短編集を読もうと思います!
近々『空のレンズ』も投稿予定ですが、近くの書店には売っていませんてました。見つかったら載せるのでお楽しみに!

それでは!また!次回!


読書戦記 『二人の推理は夢見がち』

2021-11-17 00:00:00 | 日記
どうも!こんばんは!
アラサー読書兵です!

色々考えて大量にある積読本の中から純粋にいま一番読みたいものを手にとって読んでみたら、もう終わってました…300ページ弱のものをこんな軽い感覚で読めたことは今までなかったです!

それではとにかく作品紹介から!

作品紹介
『二人の推理は夢見がち』
青柳碧人 著
です!

何だろうか?文体?それとも伏線?固有の世界観?とにかく続きを読まされる、そして何より重くない!系統で言ったら乙一さんに似ているのかな?

感想
少し独特な世界観を何とも読みやすく、読みたくなるように描いていると思います!
舞台になる田舎特有の雰囲気も伝わってきて、かなり癖のある、真剣に想像したらちょっとありえないような登場人物も何故か許せてしまう。

そして物語を自然に読みたくなるような伏線や言い回し、所々に感じられる作者の個性が物語を邪魔せず引き立てていると感じさせられる。

田舎で展開していく少し怖くて、面白い話!鈍作なのでもう一冊ありますが、なるべくすぐ投稿しますので!ご期待ください!
内容ほとんど言ってませんがきっと表紙が気に入った人一気に読めると思います!

これは面白い…続きをはやく読まなくては!

ちなみに!購入した理由は表紙の絵です笑

漢字・言葉コーナー

・鏃(やじり)



1矢などの先端に付いている鋭利な箇所の総称。


先端の形によってさらに細かく分類される。


・伝聞(でんぶん)

(直接に見聞きしたのでなく)人から伝え聞くこと。


読んで字の如くですが、一応。


・番える(つがえる)

二つのものを組み合わせる。特に、弓を射るために、つるに矢をあてがう。


・辛気臭い(しんきくさい)

思うにまかせず、じれったい。


よく言われているやつですが一応調べました。


・クレセント錠



・落胤(らくいん)

身分・地位のある男が正妻でない女にひそかに生ませた子。おとしだね。


・半切り



・ハイソ(ハイソサエティ

1上流社会。裕福。



装丁が良いものは面白い!とは言い切れませんが全体的に確率は高いのではないかと思います。


僕の表紙買いは大概ですが笑

自分の直感を信じて購入した本で今回のような面白いものを引けた時の喜びは何とも言えません!


二部作後半戦!きっと、いや絶対面白いはず!できるだけ早く読んで感想投稿したいと思います!


では!また!次回!


読書戦記『店長がバカすぎて』

2021-11-15 18:35:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

僕も一応サラリーマンなので、上司や年上の人のよくわからない思考や行動になんとも言えないストレスを抱える今日この頃。

今回読んだ小説はそんな不満を女性目線で優しくユーモラスに描いた作品になります。

作品紹介
『店長がバカすぎて』
早見和真 著
です。

書店で勤める契約社員の女性が何とも、おバカな店長に振り回されながら描かれる日常。現代人が抱える不満を上手く描いている作品ではないでしょうか?

感想

両手をあげてこれは面白い!とは言えませんが、コメディータッチの文章なのでハマる人はすぐ読み終わるんじゃないでしょうか?

特に視点が女性なので女性の方におススメです。

よくも悪くも書きての性格がかなり出ているのではないかな〜と思います。がっつり読書される方というよりはたまに本を読む方にはちょうど良い雰囲気なのかな〜?

タイトルを見て気になった方はご一読してみてください!

漢字・言葉コーナー


・文壇(ぶんだん)

1作家・批評家たちの社会。


・品をつくる(しなをつくる)

1上品ぶる。体裁ぶる。

2なまめかしい様子、動作などをする。


・溜飲が下がる(りゅういんがさがる)

不平不満などが解消され、むかむかしていた心持ちがすっとする様子を表す表現。 溜飲を下げる」とも言う。 溜飲」は元々、消化不十分による胸やけなどを意味する。


・水を打つ

1しんと静まり返った様子を「水を打ったように(静まり返る)」などの言い回しで表現する。


・迎合(げいごう)

自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。


・増長

つけ上がって高慢になること。もと、次第に増して程度が著しくなること。


・寵児(ちょうじ)

親の愛を一身に受けている子。比喩的に、時流に乗って、もてはやされる人。


・紋切り型(もんきりがた)

1 にはまっていて新鮮味がないという意味,常套句。


・胸襟を開く(きょうきんをひらく)

隠し立てをしないで、心の中に思っていることをすっかり話す。 心の中をうちあける。 胸臆(きょうおく)開くとも言う。


・九分九厘(くぶくりん)

百に対し九十九の割合。ほとんど。



実は最近読書スランプだったりします。変なバイアスがかかって中々素直な気持ちで読めていないここ最近。


それでも、漢字・言葉の量は着実に減っている気がします。


それに、こんな自己満足なブログでも見てくれる人がいるので、今日も頑張って読書に励もうと思います!


それでは!また!次回!


読書戦記 『線は、僕を描く』

2021-11-13 21:51:00 | 日記
どっと疲れました…本当は昨日読み終えたかったけど、色々あって時間がかかってしましいました…

どうも!アラサー読書兵です!
読書というのはなかなか思ったようにいきませんね…僕は読むのかなり遅い方なので尚更ですが、今回の作品は僕にとって小さな試練でした笑
ではその辺りを作品紹介・感想で!

作品紹介
『線は、僕を描く』
砥上裕將 著
です。

この作品は目立つところに平積みされてたのをタイトルと装丁を見て気に入って買った物です。絶対面白いと思って買ったのですが…

正直僕個人としては面白くなかったです…半分くらいで読むのやめるか迷ったんですが頑張って読みました笑過去に『マツリカシリーズ』を途中読むのをやめたこと以外に実は2冊途中でやめたものがありましたが、そこまでではたいものの僕には合いませんでした…

それも踏まえて感想に移ります。
まず、これは僕が裏表紙を見なかったのがはLINEですが、
水墨画の話であまり馴染みがなかったこと。
大衆文学が描きたいのか純文学が描きたいのか僕はよくわからなかったこと。

後これは僕の好みといはれればそれまでですが文章に無駄が多いように感じられました。

端的に言ったら全てが中途半端だったと思います。起承転結があるかないか微妙ですし、多分純文学じゃないと思うんですが字の文が多いし、登場人物で印象みたいなのが書いてあるのに、イメージと食い違ったり、全然伝わってこなかったり、正直僕は少なくてもこの方の感性は理解できなかったですね笑

読書一筋縄ではいきませんね〜なんか、こう、グッとくる面白いものが読みたい今日この頃です笑

漢字・言葉コーナー

・塹壕(ざんごう)

1敵弾から身を隠して行動するために掘った空堀(からぼり)。

・短兵級(たんぺいきゅう)
1 にわかに行動を起こすさま。だしぬけ。

・ひもすがら
1一日中。

・豪胆(ごうたん)

1 きもがすわっていること。危険・困難に臨んでも、大胆に物事を処する態度。



・合目的的(ごうもくてきてき)

1 一定の目的にかなっているさま。


・幽玄(ゆうげん)

1 奥深くて、はかり知れないこと。趣が深く味わいが尽きないこと。


・絢爛(けんらん)

1 目がくらむほどきらびやかで美しいさま。ぜいたくで花やかなさま。


・景勝地

1景色がすぐれている土地。


・什器(じゅうき)


1 日常生活で使用する器具や家具のことである。 「什具」ともいう。 


・筆致(ひっち)

1 文字・文章・絵などの書きぶり・趣。筆の趣。



今知ったのですがどうやら作者の方は水墨画の専門家らしいです。

それで小説も書けるなんてすごいですね〜

今回は390ページの割には漢字・言葉コーナーが少なかったな〜


明日はもっと刺激的な何かに出会えますように!


それでは!また!次回!



読書戦記 『凍りのくじら』

2021-11-10 21:30:00 | 日記
どうも!アラサー読書兵です!

3日ぶりに更新550ページの割にストレスなく読み終わることができました!

が、正直今回の作品、かなり微妙でした。
好きな作者さんだったので期待しすぎたのかな?

そこのところも含めて作品紹介・感想に移ります。

作品紹介
『凍りのくじら』
辻村深月 著
です。

辻村さんの作品はこのブログでは二作品目になります。
正直『スロウハイツの神様』が良かっただけに、今回の作品は微妙と言わざる終えません。
多分辻村さんは優しいキャラを描く方が得意なんだと思います。

感想
今回の話はドラえもん好きな主人公の成長?の話でした。クエスチョンをつけたのは物語の趣旨あまり伝わらなかったので、正直何を伝えたかったのか分かりかねます…

主人公の青さ、登場人物の青さというか痛さばかりが描かれていて文章は読みやすいのに、いまいち感情移入ができませんでした。正直登場人物のほぼ全員がとんでもなく青い感じがして、特に主人公ともう一人の男の子が飛び抜けてるので、ほぼこの二人で話が展開するのも相まってあまり気持ちの良い作品ではありませんでした。

物語の最後には何や感やあって垢抜けましたという感じを出してるんですが、そもそもその一番大事なところは描かれてないので、何とも言えません…

きつい言い方をしてしまって申し訳ありません。

文章自体は好きですし作家さんも好きなので、次の作品に期待を込めて、読ませていただきます!

漢字・言葉パート

・偽悪(ぎあく)

1自分から実際以上に悪人であるかのように見せかけ、ふるまうこと。そういう態度。


・嗜める(たしなめる)

1 主として上の人が目下に対して良くない点を軽く注意したり叱ったりすること。


・愚鈍(ぐどん)

1 頭が悪く、する事もまぬけなこと。


・形骸化(けいがいか)

1 誕生・成立したときの意義が失われて、中身のない形だけのものになってしまうこと。 形骸化の「骸」という字は「ほね、ほねぐみ」という意味である。 精神や肉体が滅び、最後に残るものが骨、すなわち骸。 したがって「形骸化」は、骸という骨組みの形だけが残り、中身は消失してしまった状態を表している。


・得てして

1その傾向があること。


・そつがない

1手落ちやミスがないこと。


・禅問答(ぜんもんとう)

1 何を言っているのか、はたからは分からない問答。


・吝嗇家(りんしょくか)

1けちんぼう。


・杓子定規(しゃくしじょうぎ)

1 何でも一つの規則・標準で律しようとする、融通のきかないやり方・態度。


・氷嚢(ひょうのう)


熱が出た時のあれですね!昔やってもらったことがあるような気がします笑


・面差し(おもざし)

1 顔つき。 顔だち。 顔のようす。


・つまされる

1 哀れみや愛情に心が動かされる。


・溜飲(りゅういん)

1 不消化のため飲食物が胃にたまって出てくるすっぱい液。


・私生子(しせいし)

1夫婦でない男女の間に生まれた子。ててなしご。


・棚引く(たなびく)

1 雲や霞(かすみ)が横に長くかかる。



明日からは何を読もうか、悩みます…でも新しい本のページを開く瞬間は好きです!


次の更新は金曜日を目標に!


それでは!また!次回!