小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『木曜日にはココアを』

2021-11-07 17:39:00 | 日記
久々というか、今までで一番心地良い読了感…ああ、最高だ。

どうも、アラサー読書兵です!
本日二回目の投稿!純文学を読んで疲れた脳を休ませようと思い、読みやすそうな短編小説を手に取ったのですが、これは僕ブログというか今まで読んだ本の中で一番読みやすく、心地よく、素晴らしい作品でした。

うまく伝わらないと思いますがとにかく!作品紹介・感想に移ります!

作品紹介
『木曜日にはココアを』
青山美智子 著
です!

疲れた脳に染み渡る、疲れた時こそ読んで欲しい、素朴、至福でロマンチックな一冊。

もしかしたら、読み慣れた人が読んだら、物足りなく思う人も居るかもしれませんが、僕はこの小説が一番沁みました。
元気が出ます。
青山美智子さんの描きたいものと、優しさとが詰まっています!

感想
短編集なのでとても読みやすく、余白スペースをとてもうまく使ってると思いました。目が疲れないように、かなり読みやすく考えられてると分かる感じ。

短編集なはずなのにどんどん続きを読みたくなるその世界に浸りたくなるような文章決して難しい書き方ではなく、誰にでも伝わりやすいように、優しい世界感。

癒されました。僕は青山美智子さんの作品を全部買おうと思います。そしてまた疲れた時にゆっくり読みたいです!

こういう、素朴な作品がもっと評価されたらいいのに。

それでは!漢字・言葉パートいきます!

漢字・言葉パート

・蜜月(みつげつ)
1 結婚して一か月ほどの日々。 また、新婚旅行。 ハネムーン。 
2親密な関係にあること。

・紅一点(こういってん)
1多数の男の中のただ一人の女性。

・あどけない
1無邪気でかわいい。

一応調べてみました。

・おぼこ
1世間を知らずすれてないこと。そういう人。
2男になれてないこと。きむすめ。

・捲し立てる
1勢いよく続けざまにしゃべる。

・甲斐甲斐しい
1 骨身をおしまず、きびきびしている。


皆様も是非疲れた時の癒しのお供に。
最高の一冊を。

それでは!また!次回!



読書戦記 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

2021-11-07 10:54:00 | 日記
純文学は一気に疲れる〜やっと読めた〜
どうも、アラサー読書兵です!

今回は『ある男』ばりに頑張りました!
もしかしなくてもやはり僕は純文学向いてないかもしれません笑
いつかは面白さがわかる時が来るのかな?

そんなわけで、作品紹介・感想に移ります!

作品紹介
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
村上春樹 著
です。タイトル長いな!

村上春樹さんのオリジナル作品を初めて読みました!小難しい感じではなかったと思います。
文章は比較的読みやすかったですね。
それを踏まえて感想へ!

感想
上記で述べたように文章自体は読みやすい方かなと思いますが、純文学は往々にしてそうですが、その人特有の色というか自分色がとても濃くて、やはり合う人、そうでない人は絶対あると思います。特に村上春樹さんの自分色は濃く感じました。

話としてはタイトルにもある通り、主人公多崎つくるが巡礼をしていく話になっています。

高校時代本当にとても仲の良い、親友というのとはもう少し別種多崎つくるを含めた5人組の中でとても充実した時間を過ごしていたはずだったのに、数年後、大学に進学して一年と少し経った時彼は突然そのグループから理由も告げられず追放されてしまします。それが20の事。

そして物語の舞台は十六年後36歳になったつくるが今、交際している彼女の後押しもあって、その過去のトラウマと付き合うべく、かつての4人を巡礼していく話になっています。

読んでみて思ったことは、伏線回収がされてないところが結構あったなと思ったのと、やはり純文学なので結論みたいな物は出ませんでしたね〜

まだ純文学あまり読んでないのでなんとも言えませんが、同じ純文学で比べるなら自分は『ある男』の方がお勧めかもです笑
それでは、漢字・言葉パートいきます!

漢字・言葉パート

・透徹(とうてつ)

1 すきとおること。澄んで濁りのないこと。筋が通っていてすみずみまではっきりしていること。


・形而上的(けいじじょうてき)

1 感覚ないし経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問ないし哲学の一分野である。世界の根本的な成り立ちの理由や、物や人間の存在の理由や意味など、感覚を超絶したものについて考えること。


直感みたいな物ですかね。


・露(つゆ)


今更ですが笑 霧だったり霞だったり似たような字が多いので一応。



・峻別(しゅんべつ)

1 きびしく区別を立てること。その区別。


・闊達(かったつ)

1 度量が大きくて、小さな物事にこだわらないさま。


・背反的(はいはんてき)

1従うべきことに背くこと。相いれないこと。食い違い。


・言辞(げんじ)

1ことば。言葉遣い。


・禅(ぜん)

1禅那の略。心が動揺することのなくなった状態。


・緊密(きんみつ)

1 ぴったりつながっていて、すきまがないこと。関係が密接なこと。


・辣腕(らつわん)

1 てきぱき処理する能力があること。


・ラッシュアワー

1 通勤・通学者のために交通機関が混雑する朝夕の時間。混雑時(間)。


・鈍磨(とんま)

1すりへって鈍くなること。


・たおやか

1 姿・動作などが美しくしなやかなさま。しなやかでやさしいさま。


・省察(せいさつ)

1 自分のことをかえりみて考えめぐらすこと。


・警句(けいく)

1 短い中に、物事の真理や奇抜なすぐれた考えを含ませた言葉。


・耽美的(たんびてき)

1 美的なものを追求する、美を最も価値のあるものとする態度の、などの意味の表現。


・諧謔(かいぎゃく)

1 面白い気のきいた冗談。しゃれ。ユーモア。



今日で丁度ブログ始めて二ヶ月です!

30冊目指してたけど僕そんなに読むの早くないから無理でした笑


一つ一つの読むスピードももう少し上がったらもっと読めるんですけどね〜

今日もこの後もう少し優しめの小説を読む予定です!


それでは!また!次回!



読書戦記 『僕がきみと出会って恋をする確率』

2021-11-03 23:47:00 | 日記
本日二回目!久々に一日で読破できました!
どうも!アラサー読書兵です!

息抜きにと思ってライトノベルを読んだのですが、最近はライトノベルでも言葉達者なので、かなり調べました笑
ずっと座ってたから尻が痛いです笑

面白い作品でしたが少しもったいないって感じでしまいました…
そこも含めて作品紹介・感想いきます!

作品紹介
『僕がきみと出会って恋をする確率』
吉月生 著
です。

ズバリ!タイトルで購入を決めました!
純愛かと思いきや、粒子力学、シュレディンガーの猫の話確率の話が出てきたり。

サクッと読むつもりがなかなか難しい言葉が出てきて戸惑いました笑

感想
最初にも言ったのですがなんとももったいないな〜と思いました。
お洒落な言葉『玉響』とか色々いい言葉、言い回しがあるだけに、話の大筋がいいだけに…正直に言わせてもらえば言葉が先行して感情移入する前に勝手に盛り上がっている感じが非常に強いです。
もう少しだけ中身を詰めたら印象も良くなり物語も重厚になると思うんですが。

主人公の魅力不足、文章で煽るばかりで感情移入する前になんか勝手に主人公が盛り上がっているみたいな置いてきぼり感がありました。

ストーリーの大筋は非常に良いものがあると思います。
ライトノベルの作品は惜しい作品が多い印象を受けます。

※僕の主観ですので不快に思われた方すみません!

漢字・言葉コーナー

・塵芥(ちりあくた・じんかい)
1ちりやごみ

・玉響(たまゆら)
1少しの間。ほんのしばらく。

お洒落な言葉!使う機会があれば使いたい!

・瞭然(りょうぜん)
1はっきりとしていて疑いないさま。

・鐘楼(しょうろう)

1 寺院の境内にあって、梵鐘をつるしてある堂。 かねつき堂。

小さい頃我慢できずに鐘を鳴らして何度怒られたか…

・悋気(りんき)
1 男女間の事で(主に女が)焼くやきもち。

・やらずの雨
1 帰ろうとする人を、まるでひきとめるかのように降ってくる

・誹る(そしる)
1 人のことを悪く言う。非難する。けなす。

・恣意的(しいてき)
1 主観で自分勝手なさまを意味する表現。 行動や考え方に戦略がなく、気ままなことを表す語。 「思うがまま」「気ままに振舞って」という意味合いを持ち、論理な筋道が通っていないことでも、本人が自分勝手な考えで物事を進めていく状態を指す。

・義侠心(ぎきょうしん)
1 任侠 任侠(にんきょう、任俠)とは、仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語。仁侠(じんきょう)、義侠心(ぎきょうしん)、侠気(きょうき)、男気(おとこぎ)などともいう。

・哀切(あいせつ)
1 身にしみ通って(=切)悲しい(=哀)こと。

・奇骨(きこつ)
1風変わりな性格。独自のしっかりした心。

・虚脱感(きょだつかん)
1 落ち込んでやる気が出ない状態。 意気消沈していて無気力な感覚。

・きらいがある
1 「~する場合が多い」といった意味合いで使われる言い回し。 通常は「逸脱するきらいがある」といった具合に、「好ましくない傾向」について形容される。

・しとど
1 びっしょり濡(ぬ)れた様子。

・浅薄(せんぱく)
1 知識や考えが、浅く薄っぺらなこと。浅はかなこと。

・詠嘆(えいたん)
1 感動を声にまで出すこと。

・弁える(わきまえる)


僕も色んな言葉を使って文章が描けるようになれたら、自分の感情を思う我慢に伝えることができたら今より色づいた世界が見える気がします。

玉響今日一番心に残りました!すてきなことばです!

相変わらずブログの文章のレベルは上がりませんがそれでも、いつか自分のために役に立つ時、立てる時が来ると信じてがんばります!

それでは!また!次回!

読書戦記 『本と鍵の季節』

2021-11-03 08:29:00 | 日記
本の季節ですね〜…もうすぐ冬だけど笑
どうも!アラサー読書兵です!

最近何故かどんどん読むのが遅くなっている今日この頃。
調べごとも大概にしないといけませんね〜

それでは早速作品紹介・感想いきたいと思います!

作品紹介
『本と鍵の季節』
米澤穂信 著
です!

米澤さんを知ったのは『氷菓』のアニメを見たのが最初でした。
アニメに頗るハマって、何度も何度も見返したのを覚えてます。そこから当時は数える程しか読んでいなかった小説を今と同じように時間をかけて読みました。

まだ、今ほど小説に没頭していなかったので『氷菓』を合わせた5冊のシリーズの内3冊しか読めてませんが、またどこかのタイミングで読みたいと思います!

それでは感想に移ります!

感想
二人の頭の切れる高校生が『本と鍵の季節』というタイトル通り本と鍵に関わる問題を解決したり、しなかったり…?
何がいいって現実離れしてない日常に浸りたい僕みたいな人にはうってつけです!

高校二年の図書委員をしている二人の元に一つ上の先輩からある依頼が持ち込まれる。
「家の金庫を開けてくれない?」
色々疑問に思いながらも依頼を受ける主人公と何故かついて来ると言い出した、いまいち何を考えているか読めない『松倉』と二人で先輩の家に行くことに…

とこんな感じになってます!気になった方は文庫なので是非購入してみては?
面白かったです!
それでは漢字・言葉パートいきます

漢字・言葉パート

・真鍮(しんちゅう)



・欲得ずく

1 すべて物事をするのに欲得に基づいてすること。


・梔子(くちなし)


・精緻(せいち)

1 非常に細かい点にまで注意が行き届いて、整っていること。


・面目を施す(めんぼくをほどこす)

1 名誉を高める。 ほまれを得る。 また、体面を損わずにすむ。


・金釘流(かなくぎりゅう)

1へたな文字を(流派のように呼んで)あざける言い方。


・半可通(はんかつう)

1 よく知らないのに知ったふりをすること。通人ぶること。いいかげんな通人。


・汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)

1蔵書が非常に多いことの形容。


・横紙破り(よこかみやぶり)

1慣例に反して、自分のしたい事を無理にもすること。我(が)を通すこと。そういう性質の人。


・物見高い

1 ちょっとした事にも面白がって見たがる性質が強い。好奇心が強い。


・下にも置かない

1 非常に丁重に取り扱って座にもおかない。 たいそう丁寧にもてなす。


・名にし負う(なにしおう)

1名前として持つ。 その実体を伴ったものとしてのを持つ。 なにしおう

2 世間一般にそのとともに評判される。


・覿面(てきめん)

1 ある事の効果・報いが(目の前で)すぐにはっきり現れるさま。


・何くれとなく

1 あれこれと定めることもなく、いろいろ。


・草案(そうあん)

1 文章、特に規約、法律などの下書き、原案のことをいう。


・傍線(ぼうせん)

1 注意・強調などのため文中の一部に、文字にそって引いた線。


・業腹(ごうはら)

1 すごく腹が立つこと。しゃくにさわること。

・熾火(おきび)

1 着火した薪や炭が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態を指します。 炎が上がっていなくても非常に高温です。 熾火は煙も少なく、火力が安定しているので調理に適した状態といえます。


・岡目八目(おかめはちもく)

1 第三者には、当事者よりもかえって物事の真相や得失がよくわかること。


・野放図(のほうず)

1 しまりがなく何をするか分からないこと。

2 際限のないこと。


・向こうを張る

1 相手となる。 対抗する。 はりあう。


・一揖(いちゆう)
1 ちょっとおじぎすること。会釈(えしゃく)をすること。


今日も読むぞー!最近載せる漢字とか言葉が多すぎる…笑文字数制限ギリギリなのでこの辺にしておきます笑 それでは!また!次回!