えかきのほんね

画家 ⋆ 對馬有輝子のアートとツブヤキ

愛するということ

2011-12-11 16:50:06 | 占い
昨日は皆既月食でしたね。
双子座の満月での月食は、19年ぶりと聞きました。

私は月星座が双子座なので、より特別に感じました(^^*
制作は決めていた目標ラインに、到達しませんでしたが…(ガックリ

さて、今日は「愛するということ」について。

今回は特別にポイントを絞った占いの話ではないのですが
日々多くの相談を頂く中で、恋愛相談が7割を占めているのが現状です。

私は霊感はないのですが、相談を頂いた際
透視に近い形で「イメージ」が頭に浮かびます。

言葉としてのメッセージが浮かぶ場合もあって
それをお伝えすることもあります。

この過程の中で
特に気になったのは「イメージが浮かばない」ケースです。

当初は、自分が集中できていないだけか
もしくは相談者の表現力不足かな、と思っていたのですが
今では、その状態にも意味があるのだと気が付きました。

イメージが浮かばない…それは恋愛の相談が大半で
友人知人の相談の中にも、そのケースが稀にあります。

つまり、本当の相手をちゃんと見ていない、
相手との意思疎通が不十分で、思い込みが先行している
ということが原因のようです。

「愛している」

これは日本では付き合い始めの挨拶のように、使われる言葉ですが
アメリカでは契約の一つとして、軽はずみには使われません。

「あなたを愛している。けれど、私には私が必要なの」

これは、相手といるときの自分が自分らしくいられないために
愛する人との別れを決断する言葉です。

「愛すること」は、決して相手を理想化することではありません。
ましてや、相手が自分の思い通りに動いてくれなかったことに
怒りや悲しみを感じるのは、とても傲慢で無意味なことです。

涙を流して、相談に来る方がいます。

胸が締め付けられる程に、苦しいのでしょう。
思いが伝わらないことに、虚しさを感じているのでしょう。

けれど、もう一度思い出して下さい。
相手の人生と、あなたの人生は、混じり合うことがあっても
けっして一つになることはありません。

混じり合った瞬間を、人生の縮図のようにイメージしてみて下さい。
この地球上で出逢って、愛することができた存在は一つまみです。

その出逢いに、今まさに向き合っている。
掛け替えのない、奇跡を感じませんか。

それを思えば、相手の人生を尊重し
そして自分自身の人生を確かに歩む事ができます。

恋愛相談をいただいて、
具体的に相手のイメージが浮かぶ方もたくさんいます。

目を見開いて、その相談者の眼差しを見た瞬間
彼らが尊敬しあい、感謝しあい、しっかりと自分の人生を歩んでいる
そんなパートナーシップを見出すことができます。

自分を見失わないこと、自分の人生を一番に考えること。

それができて初めて、人を「愛すること」を
体感できるのだと思います。


◆12月10日の満月&月食を写しました。
私たちが乗っかっている地球の重み、そして確かな回転を体感する
地球が一体となった、そんな瞬間でしたね(^^*

写真はこちらから→『作者のひとりごと』