秘密基地

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北海道ツーリング 2016 その2

2016年07月31日 | 北海道

まずはセイコーマートへ(^^)
いきなり道民のフレンドリーさに触れます。『どっから来たの?』
この後もたびたび地元の人が話しかけてくれます。他の地域ではこれはないなぁ。
『いい旅してね』と最後に言ってくれます。うれしい(^^)
そういえば、北海道フリークの皆さまなら当然ご存じでしょうが(何だ、この変な圧力のかけ方は・笑)
セイコーマートの社名がセコマに変わったらしいです。
今年の4月1日からです。
マジで??
オイラ、セイコマと呼んでましたから、セコマは違和感あります。マクドとマックみたいな地域性の違いでしょうか?
ある調査によると道民も、「セコマ」は34.1%、「セイコマ」は40%、「セーコマ」は25.9%と呼んでいるそうで
道内でも分かれているようですね~

あくまで社名が変わるようで、店名は従来通りセイコーマートのようです。
どうりで店の看板もそのままのはずです。
なので、呼び名も従来通り、セコマだったりセイコマだったりでいいんでしょうね。ほっと一安心。
ちなみにこの件を実感できたのが帰りのフェリー。



セイコマオリジナルブランドのお菓子を買ったのですが、よく見ると・・・セコマ。



裏の販売者も株式会社セコマ。
なるほど、噂は本当だったんだ~と酔っぱらいながら思ってたんです。
セイコマと言い慣れていたので、セコマと呼ぶ練習をして、舌を噛んだりしてたのは内緒。(←本当は噛んでないだろう?おう?)



さぁ、今日はどっちへ向かいますか。
そうそうこの感じ。今日はどっちへ向かおうと、旅先で考えることに憧れていました。
道内全域、いい天気のようです。
札幌は避けたいので石狩湾沿いに北上します。
231号線でパッと開ける景色に最初の北海道らしい雄大さを感じました。
いいね~



少し内陸の道に入り、ワインディングを楽しみ始めたときです。
フロントに違和感。
パンクです。
タイヤがペッチャンコ。
現実を受け入れたくない自分がいますが、どう見てもペッチャンコ。
またまた~と空気を入れてみますが、すぐに抜けて、ペッチャンコ。
やっとパンクだと認めます(笑)



北海道と言えば、『試される大地』
まさに、早速試されてる状況です。おまえはどれほどのもんなんや?
ただのコテコテ関西人ちゃうんか?この大地を走る器があるんか?と。(←そんな意地悪な意味じゃないし、なんで聴く側も関西弁?)
今までのオイラなら、なんで序盤からこんなことになるんだと腐ってしまい、
ナイフみたいにとがってはさわるもの皆傷つけたと思います。わかってくれとはいいませんが・・・(←チェッカーズはもうええよ)

今までならJAFを呼んで最寄りのバイク屋で修理してもらうという対策で、まぁ折角の旅行の1~2日がパー。
へこんでたと思いますが、
今のオイラは大丈夫。皆さまご存じ、パンク修理のリハーサルをしてきてます!(笑)



パンク修理キットもある上に新品のチューブまであります。
鼻歌交じりにチューブ交換を始めます。鼻歌は日曜日の使者で行きましょう~♪
なんならリアじゃなくてよかったわ~と感謝の気持ちさえ生まれるほどです。
人間ができてきました(←自分でいうやつにろくなやつはいません)
雄大な大地がそうさせるのかな?(←それはあるかもね)



30分ほどで修理完了。
一人前のホッカイダーへの道はまだまだこれからです。
修理の間に空の色が薄い青から真っ青に変わりましたね。
第一ステージクリアのご褒美です。
さぁ、行くで。



まともに走れるようになった喜びからか、
1mもダートに入ることなくパンクしてしまったくやしさからか、(笑)
ダートがあるたびに寄り道してしまいます。
ダートなんて関西では希少な道ですが、こちらでは腐るほどあります。
わはは。



石狩川の河川敷。



これも移動手段に使います。
国道を走るより、なるべく面白い道で進もうと工夫するのも楽しいです。



農産物直売所発見。
早速、家に送ります。これは大事!!!(笑)
中が青いのと赤いメロンを両方。



とうもろこしも2種類。
ミルキースイーツとカクテル。



いい天気なので、北海道らしさを楽しめそうな富良野へ向かうことにします。
ただまっすく向かわず寄り道ばかりしてるので、時間がかかるのよね~(笑)



線路沿いの砂利ダート。
横に見えるのは、


学田(がくでん)駅。
富良野の隣の駅ですね。
こんなに簡易なバス停のような駅なんですね~



富良野に入ったようです。
キャンプ場へ向かう道沿い。
あー、気持ちいい。



また未舗装路へ。
北海道センサーがまだ敏感すぎて、自分の地元の景色と比べてその違いに興奮してしまうんですね~
きっと北海道内ではありふれた風景なんでしょうが、
我慢できずに入り込んでしまうんですわ。
走りながら、楽園や~楽園や~とよだれを垂れてたと思います。
完全にアホなライダーになってました。



普段は10m以内のものだけを見て生活してますが、
ここでは一気にそれが100m、200mとスケールを広げるんですね。
老眼がさえわたるいい土地です(笑)
ホクレンのフラッグも順調に増えてますよ~(あとで無くすのにね)



そしてキャンプ場到着。
懐かしいので9年前に一度家族で利用したことがあるキャンプ場を再度利用することにしました。
『星に手のとどく丘キャンプ場』
管理人さんに9年ぶりの利用ですよ、というと喜んでくれましたね~
うちがまだ皆さまに知っていただく前のことですね、と。
テントだけ設営して、富良野の風景を楽しみに行きましょう!



そうそう、これこれ(^^)












あぁ、素晴らしい。
見たいと想像していた景色が現実のものとして、目の前にあります。
コーナーを曲がるごとに、胸を高揚させ涙腺を刺激する雄大な景色のシャワーが降り注ぎます。



さて休憩。



冷えたメロン半分400円。
わはは、汁をこぼしながら下品に食べます。
最後は椀ものの汁を飲み干すように、メロンをひっくり返します。
こういうときは大胆に下品にいこうぜ。



そしてパノラマロードと名付けられた道へ。



風呂にしますか。
以前にも気に入って2回入りに来たことがあるところですが
やっぱり今回もいいな~と思いました。
源泉が濃厚で素晴らしいです。



さっぱり。
風呂からキャンプ場へ帰る普通の道がこれだものね~(パノラマロードより長くない?笑)
わはは、爽快です。
キャンプ場へ帰るまでに、体を洗ったタオルが乾くものね。



お待ちかね。
この日は土曜日のようで、ライダーが多かったです。



晩飯はキャンプ場に併設されているところで、ジンギスカンを食べることにしました。
このロケーションでジンギスカンが食べられるなんて、最高だと思いませんか?



ジンギスカンを作り慣れていないので、
適当にやります。
野菜は鉄板の下の溝のところで肉汁を使って焼くものだと後半戦で気づきました。
わはは。
北の大地、試して来よるな~(←それは違う)

この後、管理人さんとずっと飲みながらおしゃべり。
ここのヘルパー(アルバイト)は12人ほどもいるそうな。
みんな普段の生活と少し違うことを求めてくるのだそうです。
中には恋愛関係になる子たちもいるようで、今日も二人で材料の買い出しに行ってました。
スタッフは皆それに気づいてるので暖かく見守ってる感じがとてもよかったなぁ。
管理人さんは会社を立ち上げたそうです。その名も『旅する会社』。
ご本人が旅人なので、旅人を応援する会社のようです。
この会社に入るには厳しい審査(キャンプ場でのヘルパー経験)がありますが、
入れば年間60日間の旅行をするための有給制度が与えられます。
旅をして給料がもらえるという画期的な制度を考えたそうです。
また人生に1年間の空白期間をつくり旅をする制度も用意してるそうです。
旅をするために会社をやめないといけないという一般的な現実をみて、
良しオレがと社長になり制度を作ろうと考えたそうです。
小樽にも『Ito』というゲストハウスも始められたようなので、皆さま是非。



キャンプ場にはうさぎも放し飼いされてるみたい。
一瞬酔ったのかな?と目を疑ったわ(笑)



そしていい時間。
夕方から日の入りまでがキャンプで一番いい時間ですね。
空気は涼しいから肌寒くなってきます。
いいな~



もちろん、今日は焚き火をします。
北海道で焚き火でのキャンプツーリングをすることに憧れてましたから、
やっとこの日、実現できました。



まわりのライダーで焚き火をしてる人は一人もしません。
道具の用意が大変なので、みんな避けるんですね。
可能だったら焚き火もしたいな、くらいの位置づけでしょうからどうしても優先順位が低くなるのだと思いますが、
オイラは焚き火をするためにキャンプをするので、焚き火台を持って行かないという発想が最初から無いです。
一人のライダーさんが、焚き火いいですね~と話かけてきました。しばし談笑。



あ~肌寒さが丁度いい。



音、におい、顔にくる熱、虫の声、染み入ります。



空には降り注ぐような満天の星。まさに星に手のとどくキャンプ場、最高の時間です。
もう1泊しようっと。明日はこの周辺をじっくり味わうことにしよう!


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4 コメント

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Unknown (MD)
2016-07-31 22:15:56
行ってたんや~!

まず私からすると、10日間も休みがあることが凄い!(笑)
1~2日分けてください!

今回の旅は愛車のベンリィで行った事に凄く意味があるような気がします。
パンクとかトラブルも乗り越えれば武勇伝ですもんね。

とにかく無事でご帰還、お疲れ様です!
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Unknown (かめはめは)
2016-08-01 06:13:15
★MDさん
オフ車で行く予定で2か月以上前からキャリアを注文していたのですが、入荷時期未定のままXデーを迎えてしまったのでベンリィでの渡道となったのですが、
おっしゃる通り、一番の愛車なので味わい深い旅になりました。
北海道なら最近売れているアドベンチャーバイクを使う意味もわかるなぁと実感はありましたね。
返信する
Unknown (のりまき)
2016-08-04 17:38:19
オートバイのパンクを自力で直しちゃうなんて、凄い。リハーサルなんて、するかなあ・・・

僕はロードバイクにも乗るので、買った時にパンク修理方法を習い、いつもチューブを持ち歩いていますが、パンクに強いらしい25Cという少しサイズの大きなタイヤに変更しています。
もう忘れそうです。
返信する
Unknown (かめはめは)
2016-08-04 19:59:56
★のりまきさん
旅のリスク管理。
オフロードも走るバイクで一番のトラブルがパンクなので
是非これだけはスキルとして身につけて
おきたかったんです。
あとは何もできないんですけどね(^^;;;
タイヤにそういうのがあるんですか。
チューブ自体もヘビーチューブといってパンクしにくいチューブがあるみたいですね。
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