皮膚病(尋常性乾癬、アトピー)専門神戸寶元堂薬局ブログ

尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー治療専門の寶元堂薬局です。

PPI(胃酸を抑える薬)服用することの弊害ご存知ですか?

2024-05-20 06:13:36 | 薬膳

プロトンポンプインヒビター(PPI)の長期服用には、いくつかの潜在的な弊害が報告されています。PPIは胃酸の分泌を強力に抑制するため、多くの消化器系の問題や全身への影響が懸念されています。

  カルシウム吸収の低下

カルシウムの吸収が妨げられ、骨密度の低下や骨折リスクが増加する可能性があります。

腎機能への影響
   急性腎障害、長期使用は急性腎障害(AKI)のリスクを増加させる可能性があります。
  慢性腎臓病(CKD長期的な腎機能低下のリスクが報告されています。

骨折のリスク増加
    - PPIの長期使用は骨密度の低下を引き起こし、特に高齢者において骨折のリスクが増加します。

PPIは有効な治療薬である一方で、長期的な使用にはリスクが伴います。医師の指導のもと、最低限必要な期間で使用することが推奨されます。

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