皮膚病(尋常性乾癬、アトピー)専門神戸寶元堂薬局ブログ

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6月の薬膳、お勧め食材。

2024-05-29 06:01:21 | 薬膳

6月は梅雨の時期であり、湿気や気温の変化が体調に影響を与えることが多いです。

6月お勧めの食材。

1. 体内の湿気を取り除く食材
   - 6月の湿気は体内にも溜まりやすく、だるさや消化不良の原因になります。湿気を取り除く食材としては、はとむぎ、冬瓜、とうもろこし、緑豆、赤小豆(あずき)などが効果的です。これらを使ったスープやお粥がおすすめです。

2. 化を助ける食材
   - 梅雨時期は消化機能が低下しやすいので、胃腸に優しい食材を選びましょう。山薬(やまいも)、生姜、なつめ、陳皮(みかんの皮を乾燥させたもの)などが消化を助けます。

3. 涼を取るための食材
   - 気温が上がり始める6月には、体を冷やす効果のある食材も適しています。きゅうり、トマト、スイカ、ミントなどが挙げられます。これらの食材を使ったサラダやスムージーがさっぱりとして良いです。

4. ビタミンとミネラルの補給
   - 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、ビタミンやミネラルをしっかり摂取することが重要です。季節の果物や野菜(いちご、さくらんぼ、青菜など)を積極的に摂りましょう。

5. 免疫力を高める食材
   - 梅雨時期は体調を崩しやすいので、免疫力を高める食材を取り入れましょう。黒にんにく、黒ごま、きくらげ、しいたけ、にらなどが効果的です。

**例: 冬瓜とはとむぎのスープ
- **材料**: 冬瓜、はとむぎ、鶏むね肉、生姜、ねぎ、塩
- **作り方**: 
  1. 冬瓜を一口大に切り、はとむぎを一晩水に浸けておく。
  2. 鶏むね肉を一口大に切り、生姜とねぎはみじん切りにする。
  3. 鍋に鶏肉、生姜、ねぎを入れて炒め、冬瓜とはとむぎを加える。
  4. 水を加えて煮込み、塩で味を調える。

このような薬膳を取り入れることで、梅雨時期の体調管理がしやすくなります。