nanopico(汝の彦)氏が足跡コメントに五七五の回文をつけとられるのば見て、「いっちょ俺もやって見るか」という気になったとです。作り方の手順はすぐ思いつきました。
上五と下五に「逆に読んでも意味が通る」句ば見つけて、中七を「タケヤブヤケタ」ふうにつなぐと良かつです。
この最初の五文字を探すのは偶然を頼るほか無かけん、いきあたりばったり運まかせばってん、案外見つかるもんですばい。
たとえば、50年間見続けて来た「妻の顔」、ひっくりかえせば「おかのまつ」漢字当てれば「丘の松」、間をつなぐ七文字をこじつけて一句出来上がりちゅうわけ。
丘の松見えて来て笑み妻の顔
生来、ひとつ事に捕まっと、行き詰まるまでは嵌まり込うでしまうちゅう凝り性なもんで、このところ頭ん中は回文がぐるぐる回りしよるとですたい。
年寄の悲しさ、思い付いてもすぐ忘れるもんだけん、メモ帳と鉛筆ばいつも手の届く所に置いとかんならん。ああでも無か、こうでも無かと、苦吟するのも枯れかけた脳ミソの体操と心得とりますと。
掲示板を回文句集にして自作ば書きとめておりますばって、よろしければどうぞ投稿してくだはりまっせ。大歓迎ですたい。既にお二人来て下さっておりますとですばい。