horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

カネノナルキ

2002-01-24 14:02:00 | 日記
殆ど毎日お邪魔して日記や詩を読ませて戴いてるT氏が先般話題にされていた「かねのなる木」、園芸に疎い私は全然知らないのだが、昨日(23日付)の朝日新聞のコラム「花おりおり」で取り上げられていた。

ほんとにそんな木があるなら、退職年金で細々と暮している私なんぞ大助かりなわけだけれど、記事によると「本種は遊び心からついた名」、どうせそうでしょうよ。

「葉が小さいうちに硬貨の穴にさしこめば、成長するとすっぽり収まり、外れなくなる。これを繰り返すと、金が成ったような姿に。別名は花月」<以下略>

掲載された写真によると、丈夫そうな肉厚の葉と茶色の茎、先端に薄紅色の光芒の長い星形の花がたくさん咲いている。「甘い芳香を漂わせる」そうで、なかなかに良さげな印象。

こんなんにお金を嵌めこんで、金が成った、なんちゅうのは、ちょっと趣味が悪いのとちゃいますか。「はなはな迷惑だっせ」なんて声が聞こえてくるような気がして。

ラグビー雑感

2002-01-14 01:17:00 | 日記
冬がシーズンのスポーツ中継、いろいろ種類もあるけれど、一押しはやはりラグビー。
サッカーはゴール数が少なくて退屈、バスケットは逆に点数が入り過ぎでめまぐるしい。アメフットも面白いが物々しい装具と断片的なブレーで興味が持続しない。
 ラグビーにはスクラム組んでの力較べ、ラインアウトの空中戦、バックスへ展開してのスピードとそれを阻むタックルの迫力、豪快さと緻密さが同居するキックなどなど、殆ど切れ目のないプレーの連続が如何にも男性的な魅力を感じさせてくれる。見て楽しむ球技としてはダントツの面白さがある。敢えて難を言えばレフェリーの笛次第という反則の在り方、試合の流れと勝敗の行方を左右するものだから。

 今年も高校ラグビーは熱戦が多かった。大差になった試合もかなりあったけれど、技術以前のひたむきさが何とも魅力なのだ。元職のしっぽを未だに引いていて、高校教育の中での運動部活動の意義や実態についてその功罪をつい考えてしまうのだが、野球などと違ってまだ数が多くないラグビー部の健全な成育を願うものである。いわゆる名門校だけのものにならぬよう。
 大会の結果は九州各県の健闘が光ったものの、やはり大阪勢が伝統的な強さを発揮。

 大学、社会人、夫々の選手権も相次いで決勝戦を観た。高校生のそれとはまた一味も二味も違った技術と体力の絡み合い、これ以上プロ化しないでテレビ観戦を楽しませて欲しい。

初雪

2002-01-02 14:10:00 | 日記
南国にも強い北風の中に白い花びらが灰色の空から舞い降りてきた。この冬のそして新年の初雪。

日本海側、東北、北海道など雪深い国々の冬は想像するだけで実のそれを体験したことがない。何とも申し訳けないような気もする。

狭くて細長い国土、そこに犇く人々の生活は全く様相も異なっている。テレビの映像を見て、情緒とはかけ離れた実相を感じとるだけ。

こちらの雪はもうやんでしまった。


年あらたまり

2002-01-01 00:42:00 | 日記
旧い年と新しい年を貫く棒の如きものがあるとよんだ俳人(虚子だったと思う)がいた。

夜はそのまま繋がって年が変わっただけなのに「あけましておめでとうございます」という挨拶がかわされる。我家のPCはディスクの最適化を二年越しでやっていて、つい先程仕事をおえた。ことほどさように時間は切れ目がないわけで。

2002年という語呂のいい年まで生きながらえて、パソコンに文章を打ちこんでいようとは過去の僕には想像もつかなかったことなのだから、やはり「おめでとう」と言ってもらっていいのかな。