京都2日目(11/1)。
狙ったところを回ってきました。
JRにて嵯峨嵐山へ。ここでの目的は臨済宗の天龍寺。京都五山の第一位。
この地にお寺を築いたのは夢窓疎石という僧の進言により後醍醐天皇の崩御を弔うためで園内には霊廟もあります。足利尊氏が中心となってお寺の建設のために元寇より途絶えていた貿易を復活させ資金調達したとのこと。その後、戦火にも見舞われますが明治、大正時代に多くが再建されているとのこと。見所は曹源池という嵐山、亀山を借景とした廻遊式庭園。勅使門と言う江戸時代に造られた門。後醍醐天皇の木像のある多宝殿。そして運よく公開中であった法堂の天井に描かれた八方睨みの青い龍「雲龍図」。(加山又造画伯)
修司君からも教えてもらいましたが禅宗の法堂の天井は板が一面に張られた平らな天井で必ず龍がかかれるという慣わしがあり、鏡天井と言われるようです。
中国に禅宗を伝えたと言う達磨大師が方丈の入り口で出迎えてくれます。
とにかく嵐山を借景としていることもあり開放感のあふれる庭で腰を掛けてノンビリできる空間でした。
嵐山のシンボルとも言うべき渡月橋。昔はここも天龍寺の敷地であったとのこと。
今回は特別拝観にて天龍寺の塔頭寺院である弘源寺、 宝厳院も同時に回ってきました。
宝厳院には歩くだけで説法されるという獅子吼の庭が。
その後は京福電鉄(嵐電)にて龍安寺へ。
龍安寺も臨済宗のお寺。枯山水の方丈庭園(石庭)が有名です。15個の石と白砂からなる庭で油土塀に囲まれています。作者も不明なので解釈は多岐に渡りますが決まったテーマを決めずにその解釈を見るものに与えるというのがテーマなのだと思います。 改装中であったのが残念なところ。
ずっと憧れだった吾唯足知の銭型つくばいもばっちり生で見てきました。真ん中の口がそれぞれの感じのつくりやへんになっています。
その後は天気も悪くなたため、ゆばを食した後、近くの妙心寺へ。臨済宗妙心寺派の本山で現在、名古屋博物館でも妙心寺展を開催中です。
妙心寺はとにかく境内が広いです。
その中でも一般公開されている桂春院、退蔵院を巡ってきました。
写真は枯山水 元信の庭。
法堂の天井には天龍寺にもあった八方睨みの天龍図があり解説付きで見せてくれます。
どの位置にあってもにらんでいるように見えますが見る位置によって上に上っていたり下っていたりする不思議な龍です。狩野探幽の作。
気がつけば今日は臨済宗のお寺ばかりとなりました。
まだまだ回れていないところもあるので今後も機会があれば京都には足を伸ばそうと思います。
狙ったところを回ってきました。
JRにて嵯峨嵐山へ。ここでの目的は臨済宗の天龍寺。京都五山の第一位。
この地にお寺を築いたのは夢窓疎石という僧の進言により後醍醐天皇の崩御を弔うためで園内には霊廟もあります。足利尊氏が中心となってお寺の建設のために元寇より途絶えていた貿易を復活させ資金調達したとのこと。その後、戦火にも見舞われますが明治、大正時代に多くが再建されているとのこと。見所は曹源池という嵐山、亀山を借景とした廻遊式庭園。勅使門と言う江戸時代に造られた門。後醍醐天皇の木像のある多宝殿。そして運よく公開中であった法堂の天井に描かれた八方睨みの青い龍「雲龍図」。(加山又造画伯)
修司君からも教えてもらいましたが禅宗の法堂の天井は板が一面に張られた平らな天井で必ず龍がかかれるという慣わしがあり、鏡天井と言われるようです。
中国に禅宗を伝えたと言う達磨大師が方丈の入り口で出迎えてくれます。
とにかく嵐山を借景としていることもあり開放感のあふれる庭で腰を掛けてノンビリできる空間でした。
嵐山のシンボルとも言うべき渡月橋。昔はここも天龍寺の敷地であったとのこと。
今回は特別拝観にて天龍寺の塔頭寺院である弘源寺、 宝厳院も同時に回ってきました。
宝厳院には歩くだけで説法されるという獅子吼の庭が。
その後は京福電鉄(嵐電)にて龍安寺へ。
龍安寺も臨済宗のお寺。枯山水の方丈庭園(石庭)が有名です。15個の石と白砂からなる庭で油土塀に囲まれています。作者も不明なので解釈は多岐に渡りますが決まったテーマを決めずにその解釈を見るものに与えるというのがテーマなのだと思います。 改装中であったのが残念なところ。
ずっと憧れだった吾唯足知の銭型つくばいもばっちり生で見てきました。真ん中の口がそれぞれの感じのつくりやへんになっています。
その後は天気も悪くなたため、ゆばを食した後、近くの妙心寺へ。臨済宗妙心寺派の本山で現在、名古屋博物館でも妙心寺展を開催中です。
妙心寺はとにかく境内が広いです。
その中でも一般公開されている桂春院、退蔵院を巡ってきました。
写真は枯山水 元信の庭。
法堂の天井には天龍寺にもあった八方睨みの天龍図があり解説付きで見せてくれます。
どの位置にあってもにらんでいるように見えますが見る位置によって上に上っていたり下っていたりする不思議な龍です。狩野探幽の作。
気がつけば今日は臨済宗のお寺ばかりとなりました。
まだまだ回れていないところもあるので今後も機会があれば京都には足を伸ばそうと思います。
地元に住んでいていろいろと回られていてまだ行ったことのない場所があるのはさすが京都という感じがします。
また次回もよろしくお願いします。