
少し寝坊気味だったが三浦半島へLongRide。天気は薄曇といった感じで爽快とは言いがたかった。風が強く、風車がビュンビュン回っていた。さらに北風であったため行きは良いものの帰りは向かい風で脚を使わされた上にNonStopRideであったため最後はハンガーノック気味に。 佐渡に向け、ここを耐えれるようにしていきたいです。
引越しも追い詰められないと中々進まない。とりあえず不必要なものは片付けたのだがあまり減らず。本がかさばるのだけどこれは、というもの以外は売ってしまった。
「国家の品格」、「若き数学者のアメリカ」の作者である藤原正彦さんの本。
「国家の品格」の元ネタ本といってもよい。もともとは新聞や雑誌に載せていたエッセイをまとめたものとのこと。国や教育に関するまじめな話だけでなく新田家の事情や子供や妻との家庭内での身辺随想までパンチとユーモアのメリハリの効いた内容。
父母が文学者(新田次郎と藤原てい)で本人は数学者と変わっているのだが理系の分析を文学的に解きほぐすようなこの人の文章はなんともいえなく好きで読み出したらとまらない。
書いてある内容も戦後の教育を受けてきたものとしては一読すると右に偏ってんじゃないかと違和感を覚えることもあるのだがこれといった反論ができない自分に気づくことが多い。
世界的にも一目置かれる人というのは自分のバックグラウンドの国について深い教養が必要だと言う記述にハッとさせられた。グローバル化で他の国のことを学ぶのもいいけどそもそも自分の国の背景、歴史、文化をどれだけ分かっているのだろうかと。少なくとも外国人に訊かれて自信を持って答えられるぐらいにはなっておきたい。
引越しも追い詰められないと中々進まない。とりあえず不必要なものは片付けたのだがあまり減らず。本がかさばるのだけどこれは、というもの以外は売ってしまった。
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「国家の品格」、「若き数学者のアメリカ」の作者である藤原正彦さんの本。
「国家の品格」の元ネタ本といってもよい。もともとは新聞や雑誌に載せていたエッセイをまとめたものとのこと。国や教育に関するまじめな話だけでなく新田家の事情や子供や妻との家庭内での身辺随想までパンチとユーモアのメリハリの効いた内容。
父母が文学者(新田次郎と藤原てい)で本人は数学者と変わっているのだが理系の分析を文学的に解きほぐすようなこの人の文章はなんともいえなく好きで読み出したらとまらない。
書いてある内容も戦後の教育を受けてきたものとしては一読すると右に偏ってんじゃないかと違和感を覚えることもあるのだがこれといった反論ができない自分に気づくことが多い。
世界的にも一目置かれる人というのは自分のバックグラウンドの国について深い教養が必要だと言う記述にハッとさせられた。グローバル化で他の国のことを学ぶのもいいけどそもそも自分の国の背景、歴史、文化をどれだけ分かっているのだろうかと。少なくとも外国人に訊かれて自信を持って答えられるぐらいにはなっておきたい。
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