Takekida's log

千里の道も一歩から

行動経済学

2006-06-10 01:01:52 | Books
今日は先輩がいらっしゃって久しぶりにMTBでBIKERIDE、スピードが出ないので負荷練習的な役割かな。コースは三浦半島半ばの三浦海岸辺りまで。たいした距離ではなかったですがMTBということもあり体に負荷がかかりいい練習になりました。

経済学というととても整然と整理された理論があるように思えます。
しかしながら実際のところ経済は感情に左右されている部分が多い、そんなところに注目した本を読んでみました。
行動経済学 経済は「感情」で動いている 光文社新書

まず純粋に合理的に行動できるできる人がいないことを示すために簡単な問題を提示。自分も以下に合理的に判断できていないのかを思い知らされました。
ヒューリスティクスという言葉を紹介。これは物事を解決する道筋がはっきりしていないときに解決するために立てる方針のようなもので対極となるのはアルゴリズムです。ヒューリスティクスは参考書のチャート式やマニュアル本などに使われています。

続いてプロスペクト理論。これは図に示す価値関数と効用と確率の掛け算である確率加重関数の2つによって表されるという考え方。極端に言えば今の所持金が100円の人と1千万円の人にとって同じ100円の価値は異なるということで、心理的側面が考慮されています。 公共政策や企業の活動が健全かどうか判断される際にもこういった参照点からの相対的評価という側面が入っていることを説明。

さらにはフレーミング効果、これは問題が提起されたときにその背景や条件が影響を与えることです。たとえば大きい買い物をすると細かい費用が見えにくいこと。車のオプションなんかはその典型。
また判断する際の脳の動きや人間の行動の変化なども解説されています。

なんとなく分かってはいたもののこうやって説明されると納得がいく話です。


*今日の練習*
    
朝 RUN 公園内ビルドアップ50分

午後BIKE 4h 
夜 SWIMマスターズmain 50*4*2 En3 Dash

*今日の英語*
"at the eleventh hour" 土壇場で 
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