13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。 房野 史典 (著)
ここまでわかりやすい歴史の本は初めて、という感動の作品で子供たちにも大好評でした。特に人気のある戦国時代というのもあるのかと思うのですが背景や流布されている昔習った諸説もきちんと最新の有力説の情報に再学習できる内容になっています。(長篠の戦の鉄砲三段打ちとか)また各章末にそれぞれのイベントでの教訓が書かれているのもなかなかまとまりが良いです。まさに先の見通せない現代の状況はある意味戦国時代に近いと考えても良くいいヒントをもらえる内容だと思います。
●織田信長/桶狭間の戦い:時には人の話を無視したごり押しワンマンな「責任を伴った決断力」が必要な場合がある
八方美人では何も決まらないというのはよくあること。全く話を聞かないというのも
得には適切な場合もあるのだということでしょう。
●徳川家康/三方ヶ原の戦い:ピンチでもぶれなかった家臣の理念…危機の時に問われる忠誠心。
家康の理念は家臣に浸透していたということなのでしょう。初期は頼りなくも書かれることも
ありますがそれでもなおついていくという人としての魅力があったのだと思います。
●織田信長/長篠の戦:今や鉄砲には頼っていなかったと言われるこの戦い。桶狭間とは対照的に事前準備があったことが勝因とのこと。
きちっとした土台に乗ったからこそ鉄砲の威力も有効活用できたと言えそうです。
●明智光秀/本能寺の変: 光秀の動機はまだはっきりしないもの単純の両悪では語られない側面があった。
うかがい知れいるのはあくまで人間の1側面でしかなくすべての動機を理解するのは難しい。
●豊臣秀吉/本能寺の変前後:徹底した仕事の速さを自己プロデュース力。まさに超効率的に実績を積み上げた人物。
●石田三成/関ケ原の戦い:勝敗を決めたのは裏切りでなく根回しだった。何かを否定した正義だけを掲げるチームというのは危うい。
相手の立場に即した協力関係が必要。
八方美人では何も決まらないというのはよくあること。全く話を聞かないというのも
得には適切な場合もあるのだということでしょう。
●徳川家康/三方ヶ原の戦い:ピンチでもぶれなかった家臣の理念…危機の時に問われる忠誠心。
家康の理念は家臣に浸透していたということなのでしょう。初期は頼りなくも書かれることも
ありますがそれでもなおついていくという人としての魅力があったのだと思います。
●織田信長/長篠の戦:今や鉄砲には頼っていなかったと言われるこの戦い。桶狭間とは対照的に事前準備があったことが勝因とのこと。
きちっとした土台に乗ったからこそ鉄砲の威力も有効活用できたと言えそうです。
●明智光秀/本能寺の変: 光秀の動機はまだはっきりしないもの単純の両悪では語られない側面があった。
うかがい知れいるのはあくまで人間の1側面でしかなくすべての動機を理解するのは難しい。
●豊臣秀吉/本能寺の変前後:徹底した仕事の速さを自己プロデュース力。まさに超効率的に実績を積み上げた人物。
●石田三成/関ケ原の戦い:勝敗を決めたのは裏切りでなく根回しだった。何かを否定した正義だけを掲げるチームというのは危うい。
相手の立場に即した協力関係が必要。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます