Takekida's log

千里の道も一歩から

ブラックパンサー ヴィブラニウム製LEXUS LC

2018-06-10 22:43:40 | What`s new ?
LEXUS LC │ ブラックパンサー メイキング


出張中の機内で見た大ヒット映画「ブラックパンサー」。Marvelが手掛けた最新作ですがヒーローや敵までがほぼ黒人俳優によって占められているところが特徴。マーティン・フリーマンが演じるCIAエージェントなど例外ですがそれはむしろ一般的なアメリカ娯楽映画における割合が逆転されたものだと思われます。ブラックパンサーの成功でついに「ビッグタイトルには白人が必要だ」という、ハリウッドの前提が崩れてきそうですしアジア系を含め、様々な人種がこの恩恵を受ける可能性もあり、「非白人」が進出する足がかりをハリウッドに作ったといえる出来事ともいえそうです。ではなぜそこまでうけるのか、それは歴史的にアメリカの黒人社会が持っていたジレンマが作品に織り込まれて代弁されているからなのだと思います。映画に登場する「攻撃を受けるほどに力をためる」パンサーのスーツはキング牧師をはじめとする「非暴力」によって社会の差別や暴力に抵抗する黒人の結束を象徴したものとも言えそう。まああまり対決姿勢で考えるのは良くないと思うのですがこういった映画がヒットする土壌になったというのは進展なのだと思います。

そしてMarvelのSFの世界に出てくる仮想物質で今回も強靭な物質としてワカンダ王国のテクノロジーを支える金属「ヴィブラニウム」が登場してます。LEXUS LSにも使われてカーチェースのシーンで出てきます。XMENのウルヴァリンで出てきた「アダマンティウム」みたいなもの。ヴィブラニウムは隕石として地球外からやって来た金属で、軽量でありながら振動や衝撃を吸収する性質をもつことになっています。地球上でこれに近いというとダイヤモンドのナノフィラメントぐらいでしょうか?そんな物質が宇宙から発掘されることを願ってやみません。

上の動画ではLEXUS LSを韓国の公道で実際に走らせて撮影しているシーンが出てきます。CGでなかったとは驚き・・・
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