(三俣蓮華岳からのやり穂高連峰)
最近は、YouTubeに登山の動画をアップしている方がいるので、山に行けない分、いろいろな動画を見るのも楽しい。
私は、北アルプスの中で残ってしまっているコースがある。40代前半で仕事の関係で山から遠ざかってしまったが、もう還暦が近くなってしまった。四捨五入したら還暦である。もうテントを背負っての登山は難しいかなぁ…。鎖骨も心配だし…。
でも、どうしても絶対に行きたいのは、
雲ノ平 である!!!
平成18年に裏銀座を縦走したときに、日程の関係で雲ノ平をカットしたことを今も悔やんでいる。
雲ノ平のテント場から、黒部五郎岳をバックに天の川を写真に収めるのが、今も私の最後の山の目標です。
あとは、折立から薬師岳を越えて、五色が原、立山、奥大日岳を越えて、称名の滝へ下るコースも行きたいコースである。
YouTubeに、折立から太郎平、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、雲ノ平、折立のコースの動画を見ていて懐かし思い出してしまい、昔の写真を引っ張り出してきたので、興味のある方はご覧ください。
ちなみに、私は黒部五郎岳が一番好きな山です。山頂から巨大な手でえぐったようなカールが立派で、この山を目指したのが平成17年の夏でした。
三俣蓮華岳から望む 黒部五郎岳
山頂からのびる巨大なカールは圧巻です。
あの時は、富山県の折立から太郎平の入り、薬師峠のテント場にテントを張って、薬師岳を往復。
薬師岳には3つのカールがあります。これは一番北側にある金作谷カールです。Ⅿ字型のモレーン(氷河の削った堆積物)が見えます。
翌日は、太郎平から北の俣岳、黒部五郎岳を越えて、黒部五郎小舎へ。
ここのコースはホント牧歌的で最高のコースでした。また歩いてみたいコースです。
雲ノ平にかかる天使のハシゴ
薬師岳を望む。こんなところを縦走するんですよね。
最高の縦走。
雲ノ平と奥の山は水晶岳
そして、黒部五郎岳へ。
黒部五郎岳の山頂からカールを見下ろす。
ホント巨大なカールです。
この尾根を中ほどまで下り、途中からカールの底へ登山道が伸びている。
カールの底には水場があり、冷たくってオアシスのようでした。
黒部五郎小舎のテント場では、最高の星空を満喫しました。
この頃は、デジタル一眼レフは高級品であり、ISO感度も今のように優れていないので、星空なんて一般人には撮れない時代でした。
翌日は、黒部五郎小舎から一気に新穂高温泉まで下りました。
三俣蓮華岳では最高の眺望を満喫しました。
まずは、黒部五郎岳。これが見たくて行ったんです。
槍穂高連峰。
雲ノ平と薬師岳
三俣蓮華岳から双六岳への稜線。
この稜線歩きもホント最高でした。
最近はYouTube動画で見られるので、ホント便利な世の中になりましたね。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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