風花の覚え書き

ワンコとの飼い主の泣き笑いの記録

最初の一歩

2021-06-24 11:30:40 | 
世間がコロナ騒ぎになってから、ふと、自分の来し方行く末を思い浮かべる事が多くなりました。
どういう状況になっても、目の前の現実を受け入れるしかないと言い聞かせていた矢先。
小麦の足の故障が…。

小麦は3年前の健康診断で胆泥症(先月は胆石発見)でウルソ内服開始。
治療食に変更したら、もともとアレルギー体質だったせいか目に異変。
自己免疫性角膜炎の診断。
フードを以前のアレルギー対応食に戻し、ステロイド点眼薬を使いながら現状維持。

年齢的にも心配事が出てくるとは覚悟していたけど…。
さすがに今回、痛々しい姿に飼い主の心は折れまくりました。

最初は4月の末、突然、前足を上げて跛行状態。
病院で診察を受け痛み止めをもらったら、すぐに普通に歩けていたんです。
だからその時は、そんなに深刻に考えてなくて。

でも薬をやめて数日…。
また同じような状況に。

おそらく慢性的な関節炎とのことだけど、レントゲンでは内包の一部影がありますが、確定的な原因は分かっていません。
診察でぐいっと曲げると身をよじる反応はあるから、痛みがあるのは間違いない。
でも、関節炎によく見られる腫れはないとのこと。

なのでこのレベルで痛み止めを使うのは長期的になる可能性があり、身体への負担が大きくなる。そこで5月20日からアンチノールの内服を開始。

でも、症状は進みほぼほぼ3本足で身体を振って歩くようになってしまって。
再度、先生に相談。

結果、6月8日からカルトフェロン💉を開始しています。
2回目の💉後から少しずつ歩容が安定してきていて跛行ながら4足で歩き、時に走り回り、あろうことかピンポンダッシュするようになっています。

今週3回目の💉が終わりました。
やはり動き始めは足を上げていますが、比較的スムーズに4足歩行できるようになりました。

足を傷めてから2ヶ月。長くなってしまいましたが、ほんの少しでも回復の兆しが見えることはとても嬉しいことです。

もしかすると痛みが「0」になることはないのかもしれません。
でも、痛みとうまく付き合っていけたらと思っています。

飼い主にとってはどの子も特別なのですが、小麦は本当に「特別」なこ。
子犬のときから性格の激しさ、やんちゃ、噛み癖…育犬ノイローゼで不安定になりブリーダーさんに泣きつき「それなら小麦ちゃんを返してもらってもいいです!」と言われまた落ち込み。
犬のトレーニングにも通い。「犬は飼い主しだい!」と言われては凹み。
本当に格闘の日々でした。

子どもの頃から犬猫と暮らしてきたけど、小麦のような激しいこは初めてで。
今でも基本的には変わらず、唸られ噛まれは日常茶飯事。10年一緒に暮らしているミントにも心を開いてはいません。
それでも私なりの折り合い方は学んできたし、苦労した分の愛着もあります。

未来の事は神のみぞ知るでしょうけど、
与えられた事を前向きに受け止めていけるように!と、自分を鼓舞するこの頃です。