風花の覚え書き

ワンコとの飼い主の泣き笑いの記録

落ち着け自分

2022-01-31 22:24:10 | 
ミントは食欲もあって、それなりに元気です。前足で地団駄踏んでおやつ待ちをしてるのを見るとほっとする😅

そしてこちらも、もちろん元気。

ガリプラントは半錠を一日おき。
それでも、ときどき跛行はある。
何とか2日おきぐらいにして落ち着かせたいと思ってる。
完全にフリーにすると突っ走るから、サークルを徐々に広げて放牧させながらゆっくりリハビリさせたいんだ。
完全に薬を切ると悪化しちゃうのは学習済みだからそのあたりが限界。
今、ミントの体調を管理しながら小麦が更に悪化したら、飼い主は間違いなく沈没する。

実は飼い主、年末からかなりメンタル不安定で、病院で薬をもらっている。
去年の春から小麦がの前足が悪くなって凹んでいたところへ、ミントの前十字靭帯部分断裂、胸椎ヘルニア、アジソン病疑いなどなど…ストレスMAX。

最初は食欲不振、不眠、まぶたがピクピクする、指が震えるとか身体の反応だったんだけど、最近は心の内側が危険ゾーンになってる。
ネガティブシンキングが止まらず、音楽は耳をテレビは目を素通りするだけ。家事はほとんど夫が担ってくれていて、私は週3日の仕事と犬たちの通院担当になってる。
自分のコンディションがどんな時でも、動物病院だけは夫に任せられないんだな、これが。

思えば、もともとメンタルは強い方ではなかったから、教員をやってた頃は喘息を発症して危なかった事もあったんだった。
だから穏やかで、のんびりした田舎暮らしを楽しむはずだった。
それが今は…。

小麦がきてからの12年。本当に戦いだから。気が休まる暇がないのよ。

食事時も全力で吠え続けるから、夫婦の会話も聞こえなくて、随分前から黙食。
慣れている事と言いながら、今の私の神経にはそれも付き刺さって食事が喉を通らなくなる。だから、とうとう私は別テーブルで食事する事になった。

まぁ、クリスマスもお正月も、ゆっくり座ってお料理を味わったこともないから、普通と言えば普通なんだけどね。

リビングもお犬様用サークルで仕切ったから、ふと、自分がサークルの中に入ってるような気になっちゃう時があるよ。

昼間は緊張してるから大丈夫だけど、夜は突然涙腺崩壊したりする。そんな嫁に付き合っている夫は我慢強い人だ。

そんなこんなで、今日は人間の病院で飼い主の薬をもらってきた。


犬を飼うって、本当に大変なこと。
それでも犬の寿命はそう長くはない。
小麦とミントをきちんと看送って。
それから、私たち夫婦の時間をもう一度穏やかで豊かなものにしなくちゃ。

だから飼い主である前に、私が私であることを見失わないようにしなくちゃ。
と、思うんだけどな。







食欲は戻ってきたけど…

2022-01-29 17:18:35 | 
昨日からプレドニゾロン1/4錠の内服を再開して、食欲は戻ってきた。

今朝も、食べていいですか?

からの、頂きます♪

で、自分で食べてくれます。
ひと粒ずつ口に運んでいた時のことを思うと、それだけでうれしい。

今日も10時に病院の予約。お出かけ好きなミンちゃんにとっては通院も気分転換になってる感じでしっぽフリフリで出発なんだよね🥴

診察では38.9℃の微熱。でも、その原因は分からないまま。ヘルニアだけで、CRP↑と微熱、食欲不振など起こりにくいから、他に該当しそうな病気は?と聞いてみたけど。

「うーん。分かりません」

でした。
出てきた症状への対症療法しかないって。
確かにそうなんだろうけど。
人間だって確定診断までに時間のかかる病気もあるわけだし。

でも、飼い主としては心が萎える。

治療としてはヘルニアに対してステロイド投与の継続。月単位での長期使用になるそうで…副作用が心配。
一応、先生の経験上では問題なくクリアできるこは多いとの話で。
しかも、ミントは1/4錠とか少量で反応があるからさほど心配はないって。

1週間後に再診予約。それまでにもし、また体調が悪化するようなら、1/4錠を2回分まで増やしてもいいそう。
それまでにACTH負荷試験の結果が出てくれていればいいなぁ。

とにかくどれも典型的な症状がなく、確定診断ができないってことは、次に何が起こるか分からないって事でもあるわけで。
良くも悪くも先生の判断を信じるしかないっことで。

ミンちゃん11歳。
このこの寿命って、どうなんだろ。
なんてことも頭をよぎったりしてる。

小麦にしたって同じだけど、何があったとしても起こり得る事態を受け入れる心のスペースは用意しておかないと…と思う。







ステロイド効果

2022-01-28 20:19:20 | 
今朝のミンちゃん。自分からケージから出して〜とアピール。
まずはやる気ありな感じでほっ。
でも相変わらず食欲なし。
フードを柔らかくて口元までで運んでやっと。

今日からプレドニゾロン再開だから、吐かれちゃ困る。食後はしばらく様子見る。
どうやら吐き気はなさそうなので、プレドニゾロン1/4錠、ビタミン剤、胃薬、肝保護剤を飲ませた。
吐かないでよー。
今日は病院にも連れていけないからねー。
一応、嘔吐はしなかったけど、やっぱり元気はない。くたっ。

昨日の先生の指示では、プレドニゾロン投与量は飼い主のさじ加減で…との事だった。そんな大事な判断を任されていいのかなと思いつつ、最低量の1/4錠にしたんだけど…。

結果は、まぁまぁだったみたい。
昼と夜は器から直接パクパク。
食欲は戻ってきてるみたい。


やっぱりステロイドの効果ってすごい。


明日はまた受診。
当然のことながら、病院に行くたびに諭吉さんも飛んでいく…。
最近は感覚が麻痺しつつあるけど、それはそれで問題がないわけではないし。

我が家の未来はどうなっていくんだろね。










非定型アジソン病?

2022-01-27 21:15:13 | 
昨日、今日とミントの体調が良くない。
元気がなくて、食欲もなし。


昨日も病院で点滴とか処置をしてもらったんだけど。
今朝も、また2度嘔吐。
またまた病院へ。

ステロイドを使えば体調が回復するのは予想されてるけど、コルチゾールの検査をするために休薬を続けなければならない。
でも、これじゃミントの体力が落ちちゃう。

と言うわけで、今日はアジソン病を確定診断するためのACTH負荷試験をしてきたんだ。これでコルチゾールの分泌量を測定して、低値ならアジソン病ってことらしい。

しかもミントの場合、非定型アジソン病らしくて、病気そのものも珍しいみたい。
診断が付けば生涯薬が必要になるけど、うまく付き合えば寿命を全うできるって。

それに、もう1つ悩ましかったこと。
ミントのヘルニアは手術せず内科的治療になるんだって。
大学病院では手術って言われたから、そのつもりだったけど。
今の病院の先生は痛みがなく、麻痺もgrade2のレベルなら手術はしないって。
じゃ、ずっとケージ安静生活ですか?
当分そうですねって…。
ショック。

先生はこのレベルのヘルニアなら、内科的治療で普通の生活ができるようになりますって言うけど。
だったら、なぜわざわざMRIまで?

それは「最悪の病気だったら困るから」と言うことだったそうで。
ミントの非典型的な症状から悪性疾患を疑っていたみたい。確かに検査の結果によっては緩和治療って言葉は出てたけど…。

ただ、飼い主としてはいろいろ考える。
手術のリスクは避けられたとしても、残りの寿命を自由にのびのび暮らさせてあげられないとしたら。
どうなんだろうって。
腰にも足にも問題を抱えて、今後、もっと年をとってしまってから手術が必要と言われても、それは可能なんだろうか。

小麦の安静生活も続いてるし、ミントもかぁ。なんかさみしいな。


大学病院で検査してきた

2022-01-24 22:19:00 | 日記
深夜3時。ミントの検査のために酪農学園大学附属の動物医療センターまで行ってきた。運転は夫、私はミントと小麦の世話係。家族総出で乗り込んだ。

建物は思ったより地味めな佇まい。 
中は木材をたくさん使っていて落ち着いた雰囲気。待合室も人影まばら…静か。 
各医療機関からの紹介されて、それなりに重い病気を持ってきている動物たちが来ているんだなぁと思うと納得だけど。
何となく場違いなとこに来た感じ。

9時の検査予約と聞いていたから、すぐに検査が始まると思っていたら、紹介状の確認みたいな感じで丁寧な問診。一応、経過をメモして持参していたから良かった。スマホで撮った動画もDVDにしておいたから、それもお渡しした。紹介状でデータはあっても、一般的な検査は一通りやり直すのね。

その事前検査で左眼の威嚇反射が弱いことが新たに分かって、小脳の付近に何か病変があるかもって説明された。
脳腫瘍による運動失調の可能性?😱
その他、脳梗塞とか脳炎の可能性も?😱

血液検査では貧血や腎臓、肝臓など一般検査は問題なし。ただステロイドを止めているのでCRPがまた上がっていた。
39.1℃の微熱もあった。

ステロイドで隠される炎症の原因は何か?
腹部エコーもしたけど問題なし、他の肺や心臓も検査したけど問題なし。

とすると、靭帯損傷の他にリウマチのような慢性的な炎症を伴う病気があるかも、と言う事で関節液の採取をすることになった。その他、MRIで脳に問題があれば髄液検査もしますと。

全身麻酔をするから、痛みのある検査もできるだけしちゃおうってことらしい。
かなり広範囲の検査になりそう。

いろんな事が頭の中をぐるぐるして、検査が終わるまでの時間の長かったこと😢

結果、心配だった脳の異常なく脊髄液採取もせずにすんだ。やはり胸椎12-13間のヘルニアは間違いなく、これからまだ麻痺が進行する可能性があるみたい。それを止める薬はないから、厳重な安静が必要だって。

じゃ、手術すれば?って事なんだけど、やはりCRPが上がる原因が分からないのが気になるみたい。

関節液は4ヶ所から採取したけど、どれも粘稠性があり、慢性的な炎症を示すもの。リウマチや多発性関節炎は否定的。
でも、ステロイドを止めてからまだ1週間。もしかすると、その影響が残っている可能性もあるらしい…。

あと、これは私から確認したんだけど、アジソン病のこと。小麦の訓練士さんからミントと同じような症状でアジソン病だったこがいたって聞いていたので確認してみた。

確かにそれならステロイド投与との説明は付きやすい。でも、他のミネラルの異常なしで典型的なタイプのものとしては判断しにくいらしい。

では仮にCRPの原因が分からなければ手術はできないのか?

と言うわけではないみたいだけど、より安全を考えるとステロイドをもうしばらく止めておいて内分泌検査をする方が良いとのことらしいのね。

と言うわけで、ヘルニアの状態ははっきりしたけど、その他の事はもやもやのまま。
正直、地元の先生の見立てとあまり変わらない…。
いつ悪化するか分からないヘルニアを抱えながら安静で待つしかないつて。
ここまてしても、もやもや。
スッキリした気持ちで次に進めるには至らなかった。

あと、最近の食欲低下は?と聞くと。
ヘルニアの痛みではないかな?とのこと。
でも、薬を使ってもあげられない。
かわいそう…。

ちなみに病院の先生方はとても優しくて、丁寧にいろいろ教えてくれた。特に教授は、フレンドリーで緊張を和らげてくれながらとてもわかりやすく説明してくれた。
さらに地元の病院の先生にもすでに連絡を入れてくれていて、今後の治療計画も相談してくれていた。
このネットワークも心強かった。

先生の説明が一通り終わりミント登場。
先生にリードを持たれてトコトコ歩いてくる。麻酔の醒めも良さそうでほっ。
すぐに私に抱っこを求めてきて愛おしい。
良く頑張ったね。偉かったよ。

一方、家を出てから小麦も緊張してそわそわしてた。なんたって深夜に起こされて車移動なんて経験ないしね。しばらく散歩も禁止してたから、外シッコもうまくできるか不安だったけど何とか済ませてくれた。

検査の待ち時間は小麦を抱っこして病院の周囲を散歩。雪が多くてほとんどキャンパス構内の雰囲気は分からなかったけどね。とにかく良く我慢してくれて助かったよ。念のため痛み止めを飲ませていたけど、目立った跛行もなく過ごせて本当に良かった。

ちなみに本日の検査費用136,000円。
プライスレスではあるけれど、痛い費用なことは間違いない。
経験者に聞いておおよそ予定していた範囲だったけど、当日、検査の説明を受けてからそれでも検査していいですか?と確認された。ここまできて、じゃ、やめますっていう人はいないよなぁ。たぶん。

さぁ、帰るよ。もうひと頑張りだ!
ミントは私の膝の上でクークー。

小麦はベッドでスースー。

帰り道も吹雪く事はなくて4時間かからずに帰ってこれた。

家に着いてミントはトイレに直行。
えらい、我慢してたんだね。
点滴してきたもんね。

それから先生の指示通り、まずは舐める程度のお水を飲ませてみた。むせる様子はない。しばらくしてフードも少し食べられた。食欲はあるみたいで一安心。 
一日絶食だったから、一度にお腹に入れると吐く可能性があるらしいので、少しだけでやめときましょ。
今夜は休養第一だからね。

ともかく長い1日だった。
こんな疲れ方は経験ないかも。
いろいろな事、頭の中にあるけど…
また明日、考えよう。