いろいろな分野で同じようなことがあるのですが、、
特にあるだろうなぁ。。と思うのが建築の分野です。
友人が中国で建築関係の仕事をしているのですが。。
現場の人は、皆農村から出てきた農民工と呼ばれる日雇いみたいな出稼ぎ労働者。
そして現場管理するのはだれ??
中国でももちろん建築学科があるのでそこを卒業したエリートは一杯いるのですが、
彼らは決して現場に出るなんてことはないです。
中国では大卒はエリートですから。
なので、極端に言えば、事務所で働く人にしたって、、雑巾もって机を拭くとか
ゴミ箱のゴミを集めるとか、、そんなことは出来ないのです。
それらは掃除のおばちゃんの仕事で、大卒エリートの仕事ではないと考えるのですよね。
なので、私はいつも不思議に思うのですが、、どうやって現場を理解するんだろう~?
理論だけでわかることとわからないことがあるだろうし、どちらかと言うと経験値の方が
価値があって貴重だったりするんじゃないかなぁ?とか。。
したがって、建築現場では、仕事をかなり細切れにして仕事分担をするしかないらしいです。
その小さいグループだけまとめることが出来る位の班長はいるけど、
結局それらをまとめて全体を見るって人がいない。。
そこがすっぽり抜け落ちているそうです。
しかし、今の社会のシステムでは永遠にそれが出来る人材って育つ仕組みになって
いないから、、どうなるんでしょうね。
外国で勉強して仕事してきた人はまだそれは出来るらしいです。
やっぱり海亀の出番でしょうかね。。
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