中央区勝どきヒューモニーのブログ

ボディケアサロン「ヒューモニー」を営むセラピストのあれこれ&サロンのお知らせ

大野一雄写真展

2011年06月09日 | 日記
以前勤めていたお店で担当させていただいていたお客様。
その方がご主人と一緒にフォトギャラリーを営んでいらっしゃいます。

そのギャラリーで開催されている写真展に行ってきました。
「細江英公人間写真展 昇華〜大野一雄 一周忌に寄す」

大野一雄さんとは
簡単に言いますと、日本独特の現代舞踊というべき「舞踏(ぶとう)」を芸術のひとつとして確立した舞踏家。
昨年6月に103歳で逝去されました。

私がしていたモダンダンスとはジャンルが違いますが、

1998年に初めて大野さんの舞踏を観ました(最初で最後になってしまいましたが)。
ということは大野さんが91歳の時ということになります。


顔や体を白く塗り、ロングドレス(のように見えた)を着てふわふわと空気の動きを感じるように舞う老人―
舞台上で彼は男女の性を超え生と死の狭間に存在し、人間や動物、虫など種類の区別のないところにある「命」そのものでもって舞っている―
私にはそんな風に感じられました。

公演の間ずっと涙が止まりませんでした。
その理由を言葉に表すことはとても難しいのですが、
ただ彼の舞が私の心のどこか奥深ーいところにある琴線を大きく大きく揺さぶったとしか表現できません。

小耳にはさんだ話では、当時日常生活ではすでに歩くときに介添えも必要だったとか。
それが舞台では長時間舞い続ける…
強靭な精神力です。


写真展ではその大野さんを40年にわたって撮り続けてきた写真家の細江英公さんの珠玉の作品が展示されています。
釧路湿原で舞う大野一雄さんの写真には圧倒されます。

細江さんの写真集もゆっくり見ることができる、こじんまりとした落ち着いたスペースです。
写真集に掲載されている大野さんと奥さま(撮影1ヶ月後にご逝去)が寄り添う写真にはウルっときてしまいます。

6/12(日)まで開催されているので興味のある方はぜひ。


ルーニィ・247フォトグラフィー(四谷三丁目より徒歩3分くらい)
12:00〜19:00 最終日〜16時



余談ですが、
せっかくチャリで行ったので帰りにどこか素敵なカフェでもみつけて一休みしよーかなーと走っていたら
「パン工房 アンテンドゥ」を発見。
このパン屋さんは荻窪にもあり、以前住んでいた頃よく食べていた大好きなパン屋さんです。
天然酵母、石窯で焼くこだわりのパンの数々…
あれもこれも捨てがたく、でもなんとか絞って選んだのですが…

このとおり

クロワッサン、メロンパン、ブリオッシュなどなど。
実はこのほかにトマトとハムとチーズの入ったカルツォーネも購入(大皿に入りきらなかった)

さすがに一食では食べきれません。
今日は贅沢に全種類をちょっとずつ切って頂きました

あと2食分くらいはあるな…





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