前回の、友人の陶芸作品展示に訪れた古民家カフェのおはなし、のつづき♪
2階で友人の作品を堪能した後は1階でひと休み
紅茶専門のこだわりのカフェikka。
客席もゆったりとくつろげる雰囲気です
ちなみに私が座っている方は二人掛けのアンティーク風ソファ。
「ラベンダーのチャイ」に「紅茶とクランベリーのパウンドケーキ」をいただきました。
ラベンダーがふんわりと香ってとてもリラックスできます。
このカップと器もきっと作家さんの作品ですね。
カフェの片隅には手作りのアクセサリーや小物のプチマルシェコーナー
ウェブサイトでの事前調査では
時々ハンドメイドのワークショップを開催しているとのこと。
とくに気になったのはステンドグラスのワークショップ。
このプチマルコーナーにも、その作品例として写真が掲載されていた、
ステンドグラスのサンキャッチャーやキャンドルホルダーなどの作品が並んでいました。
作品の横に置いてあるショップカードの裏には
社会福祉法人みぬま福祉会 工房集とあります。…ん？
オーナーの女性曰く、
福祉作業所では通常、障害者の方々は分担された作業をするのが一般的。
スタッフもその作業がきちんとなされるよう指導するのがお仕事。
しかし「集」ではそれぞれがしたいことをする。
そんなコンセプトのもとに設立された施設なのだそう。
ステンドグラスはそこで製作されたものなのでした。
スタッフの方々がメンバーを注意深く観察し、
それぞれに合った創作方法を提案したり、促したり、
時に適切なアレンジを少し加えることによってアート作品として成立させる
その作品に心惹かれた人の手に渡り、収入を生み、「仕事」になる。
ときには何もせず一日ただぼんやりしている人もいる。
普通なら作業を進めるようにスタッフがお尻をたたきそうなもの。
でも、ここではそれをとがめたりしない。
何もしない時間も次の創作のために必要な時間という捉え方のようです。
ある自閉症の女性は手でなにかを揉むようなしぐさを絶えずしていたのだそう。
それに気づいたスタッフが彼女に色とりどりに光る銅線をわたしてみたら…
豊かな曲線を含んだ美しい銅線の玉ができた。
それを透明の樹脂でボール状にコーティングしてチェーンなどのパーツを取り付ければ、
見たことのない美しいアクセサリーが完成。
彼女の作品はこちらのカフェにおいてあります。
集のメンバーが描いた絵画はBEAMSのシャツにもなっているのだとか。
こうしてメンバーの方々が純粋な気持ちで一心に紡いだものに
スタッフの方々が少しサポートを加えて作品にすることで社会参加を果たしている。
こちらのお話は目からウロコでした。
そして少し、心が温かくなりました。
こんな作業所がもっと増えたらいいですね。
工房集さんの思いはこちらの冊子にも綴られていました。
カフェで購入できるそうですよ。
障害のあるなしにかかわらず、自分が本当にやりたいと思うことを仕事にする。
ときにそれはある一部の人から否定的に思われることがあったり、
自分自身が不安になったりして大きなジレンマを生むことも。
その点だいぶ進歩的になった昨今ではありますが
そういう難しさってまだあるかもしれませんね。
オーナーさんとそんなお話をしました。
ところが一方で
やりたいことを仕事にしているひと
またはそれに向かって頑張っているひと
ワタシの周りにはたくさんいるワケで。
僭越ながら私もその一人であります。
そしてその「さらに」のところを実現させたい、
そんなふうにも思ったりします。
時代は進歩的に、革新的に、より自由に、柔らかに、
を受け入れることのできる、懐の深い方へと変化を見せています。
だから
みんなの中に芽生えている「やりたいこと」を「仕事」にすること、
「集」の皆さんのように「お仕事を創造する」ことは、
方法を適切に選択することで私たちにもきっとできる。
行き詰ったと思えてもちょっと視点を変えてみると
そのためのフィールドは実はもう目の前にあったりもして。
最近、いろいろな方との出会いの中で
『やりたいこと』＝『ワクワクすること』＝『しごと』
っていうキーワードが頭の中をくるくるして、
よい意味での「欲」が出てきたワタシにとってちょっとタイムリーなお話なのでした。
ikkaの気さくなオーナーさんもそれを実現させたお一人なのかもしれません。
またお話聞いてみたいな。
ステンドグラスのライトはお店をやさしく照らしていましたよ。
あ、そうそう、ステンドグラスのワークショップ行かなくっちゃだ
では今日はこのへんで
最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
ボディセラピスト こにしえつこ
ボディケアサロン ヒューモニー
東京都中央区勝どき2-15-1
TEL：050-1365-6029
2階で友人の作品を堪能した後は1階でひと休み
紅茶専門のこだわりのカフェikka。
客席もゆったりとくつろげる雰囲気です
ちなみに私が座っている方は二人掛けのアンティーク風ソファ。
「ラベンダーのチャイ」に「紅茶とクランベリーのパウンドケーキ」をいただきました。
ラベンダーがふんわりと香ってとてもリラックスできます。
このカップと器もきっと作家さんの作品ですね。
カフェの片隅には手作りのアクセサリーや小物のプチマルシェコーナー
ウェブサイトでの事前調査では
時々ハンドメイドのワークショップを開催しているとのこと。
とくに気になったのはステンドグラスのワークショップ。
このプチマルコーナーにも、その作品例として写真が掲載されていた、
ステンドグラスのサンキャッチャーやキャンドルホルダーなどの作品が並んでいました。
作品の横に置いてあるショップカードの裏には
社会福祉法人みぬま福祉会 工房集とあります。…ん？
オーナーの女性曰く、
福祉作業所では通常、障害者の方々は分担された作業をするのが一般的。
スタッフもその作業がきちんとなされるよう指導するのがお仕事。
しかし「集」ではそれぞれがしたいことをする。
そんなコンセプトのもとに設立された施設なのだそう。
ステンドグラスはそこで製作されたものなのでした。
スタッフの方々がメンバーを注意深く観察し、
それぞれに合った創作方法を提案したり、促したり、
時に適切なアレンジを少し加えることによってアート作品として成立させる
その作品に心惹かれた人の手に渡り、収入を生み、「仕事」になる。
ときには何もせず一日ただぼんやりしている人もいる。
普通なら作業を進めるようにスタッフがお尻をたたきそうなもの。
でも、ここではそれをとがめたりしない。
何もしない時間も次の創作のために必要な時間という捉え方のようです。
ある自閉症の女性は手でなにかを揉むようなしぐさを絶えずしていたのだそう。
それに気づいたスタッフが彼女に色とりどりに光る銅線をわたしてみたら…
豊かな曲線を含んだ美しい銅線の玉ができた。
それを透明の樹脂でボール状にコーティングしてチェーンなどのパーツを取り付ければ、
見たことのない美しいアクセサリーが完成。
彼女の作品はこちらのカフェにおいてあります。
集のメンバーが描いた絵画はBEAMSのシャツにもなっているのだとか。
こうしてメンバーの方々が純粋な気持ちで一心に紡いだものに
スタッフの方々が少しサポートを加えて作品にすることで社会参加を果たしている。
こちらのお話は目からウロコでした。
そして少し、心が温かくなりました。
こんな作業所がもっと増えたらいいですね。
工房集さんの思いはこちらの冊子にも綴られていました。
カフェで購入できるそうですよ。
障害のあるなしにかかわらず、自分が本当にやりたいと思うことを仕事にする。
ときにそれはある一部の人から否定的に思われることがあったり、
自分自身が不安になったりして大きなジレンマを生むことも。
その点だいぶ進歩的になった昨今ではありますが
そういう難しさってまだあるかもしれませんね。
オーナーさんとそんなお話をしました。
ところが一方で
やりたいことを仕事にしているひと
またはそれに向かって頑張っているひと
ワタシの周りにはたくさんいるワケで。
僭越ながら私もその一人であります。
そしてその「さらに」のところを実現させたい、
そんなふうにも思ったりします。
時代は進歩的に、革新的に、より自由に、柔らかに、
を受け入れることのできる、懐の深い方へと変化を見せています。
だから
みんなの中に芽生えている「やりたいこと」を「仕事」にすること、
「集」の皆さんのように「お仕事を創造する」ことは、
方法を適切に選択することで私たちにもきっとできる。
行き詰ったと思えてもちょっと視点を変えてみると
そのためのフィールドは実はもう目の前にあったりもして。
最近、いろいろな方との出会いの中で
『やりたいこと』＝『ワクワクすること』＝『しごと』
っていうキーワードが頭の中をくるくるして、
よい意味での「欲」が出てきたワタシにとってちょっとタイムリーなお話なのでした。
ikkaの気さくなオーナーさんもそれを実現させたお一人なのかもしれません。
またお話聞いてみたいな。
ステンドグラスのライトはお店をやさしく照らしていましたよ。
あ、そうそう、ステンドグラスのワークショップ行かなくっちゃだ
では今日はこのへんで
最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
ボディセラピスト こにしえつこ
ボディケアサロン ヒューモニー
東京都中央区勝どき2-15-1
TEL：050-1365-6029
