長身で、骨太で、声が大きくて、美人さんで、
いつも元気で、情が深くて、
彼女がいるとそこがぱぁっと華やぐ―
私が持っていないものを持っていてキラキラした彼女を
ちょっぴり羨ましく、ちょっぴり憧れてもいました。
青春時代、演劇活動でご一緒していた彼女。
何年も会ってなかったのに、
何の前触れもなくふと彼女の名前を思い出して
FBで検索した半年ほど前。
タイムラインをみて驚きました。
悪性リンパ腫。
でもやっぱり変わらず元気でストレートなもの言いをする、
時に髪のない頭の写真も躊躇なく投稿する様子から
真正面から病と向き合っているその勇敢な彼女の姿が
ありありとうかがえました。
でも個人的に会うほどのお付き合いではなかったので
病気のことを知ってFBでメッセージするのも
なんだかはばかられて、時々タイムラインを拝見しては
心の中でそっとエールを送らせていただいてました。
そして今日、共通の友人から
彼女が少し前に亡くなったことを聞きました。
自分に合う薬がなかなか見つからないなか、
治ったらあれをしよう、これを食べよう、
と希望捨てずに頑張りぬいて
ようやくその苦しみから解き放たれたのでしょう。
きっと今ごろ、あれをしたりこれを食べたりしてますね。
今日一日、彼女のことを考えながら過ごしました。
この気持ちが彼女に伝わっていることを信じて。
やっぱり一時的に会えないところに行ってしまった寂しさに
涙はあふれてしまうけど、
けれど「死」は、命あるものに与えられた「生」の一部
のちに私たちがそちらへ行った時には
一足先に天国へ行った先輩として
またその元気で大きな声で
いろいろおしえてね。
今年の夏前―
父が難病と診断されました。
運動をつかさどる小脳というところが委縮し
時間をかけてそれが機能しなくなっていくという病気。
いずれ自分では何一つできなくなるのだそう。
私の家族は「死」に関することを割と遠慮なく話すのですが
その頻度が以前よりも多くなりました。
家族がどう寄り添うか、
病状が進むにつれ大きくなるであろう家族の精神的肉体的負担
それをどう軽減しバランスを保つのか―
こういう形でも、
人は(死を含む)生と向き合うためのプロセスを与えられているんだな
と実感として気づきはじめたところです。
天国で彼女と元気に再会を果たせるようになるには
その前にまだまだ、
この人生でこなさなければならぬ宿題が山積みのようです。
長文、読んでいただいてありがとうございました
いつも元気で、情が深くて、
彼女がいるとそこがぱぁっと華やぐ―
私が持っていないものを持っていてキラキラした彼女を
ちょっぴり羨ましく、ちょっぴり憧れてもいました。
青春時代、演劇活動でご一緒していた彼女。
何年も会ってなかったのに、
何の前触れもなくふと彼女の名前を思い出して
FBで検索した半年ほど前。
タイムラインをみて驚きました。
悪性リンパ腫。
でもやっぱり変わらず元気でストレートなもの言いをする、
時に髪のない頭の写真も躊躇なく投稿する様子から
真正面から病と向き合っているその勇敢な彼女の姿が
ありありとうかがえました。
でも個人的に会うほどのお付き合いではなかったので
病気のことを知ってFBでメッセージするのも
なんだかはばかられて、時々タイムラインを拝見しては
心の中でそっとエールを送らせていただいてました。
そして今日、共通の友人から
彼女が少し前に亡くなったことを聞きました。
自分に合う薬がなかなか見つからないなか、
治ったらあれをしよう、これを食べよう、
と希望捨てずに頑張りぬいて
ようやくその苦しみから解き放たれたのでしょう。
きっと今ごろ、あれをしたりこれを食べたりしてますね。
今日一日、彼女のことを考えながら過ごしました。
この気持ちが彼女に伝わっていることを信じて。
やっぱり一時的に会えないところに行ってしまった寂しさに
涙はあふれてしまうけど、
けれど「死」は、命あるものに与えられた「生」の一部
のちに私たちがそちらへ行った時には
一足先に天国へ行った先輩として
またその元気で大きな声で
いろいろおしえてね。
今年の夏前―
父が難病と診断されました。
運動をつかさどる小脳というところが委縮し
時間をかけてそれが機能しなくなっていくという病気。
いずれ自分では何一つできなくなるのだそう。
私の家族は「死」に関することを割と遠慮なく話すのですが
その頻度が以前よりも多くなりました。
家族がどう寄り添うか、
病状が進むにつれ大きくなるであろう家族の精神的肉体的負担
それをどう軽減しバランスを保つのか―
こういう形でも、
人は(死を含む)生と向き合うためのプロセスを与えられているんだな
と実感として気づきはじめたところです。
天国で彼女と元気に再会を果たせるようになるには
その前にまだまだ、
この人生でこなさなければならぬ宿題が山積みのようです。
長文、読んでいただいてありがとうございました