ご本人の了解の元、掲載させて頂きました。
〈独り言〉
会社の後輩が、ゴルフのことで相談してきた。ゴルフ歴は7年くらい。平均スコアは95~110くらいだろうか。彼の悩みは…
1、フックグリップに握っているんだけど、コックの仕方が分からなくなってしまった。
2、フックグリップに握った時の“左肘”の向きが分からない。
3、打球がとても高く、7番アイアンで100ヤード、ドライバーだと150ヤードくらいしか飛ばなくなったとのこと。
... 自分の“ゴルフ言語”で説明してあげたのだが、彼には全く理解できない様子。
唯一「クラブのロフトが寝てしまっている」いうことは分かってくれたようで、最終的には「クラブのロフトとあそこは立てて使え!」と言ってアドバイスを終えた。
彼には悪いが、彼こそ現代の悪しきゴルフスイング理論と粗悪なゴルフクラブに侵されてしまった犠牲者の見本だろう。
かつての自分がそうであったように…
今となっては、一般他者とのゴルフの共通言語を持たない私にとって強烈なジレンマを感じさせる一幕である。
理解してくれとまで言わないが、少しは“聞く耳”を持ってくれてもいいと思うのだが…
彼は明日ラウンドらしい。きっと今日のやり取りを物笑いの種にしながら、物言わぬクラブでミシミシと関節を軋ませながら楽しくプレーするのだろう。
長い愚痴になった。
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