雑談の領域なんですけれど、
毎年春先になると各メーカーから
今年に発売されるゴルフクラブも含めたゴルフ用品の
カタログが出されますよね。
一応、私も業界人ですから 一通り目を通します。
スナップショット 1 (2014-08-28 16-06)
そうですね、15年くらい前からでしょうか…
とても不思議に思っていることがあるのです。
一度メーカーに問い合わせをしたこともあります。
それは何かと言うと、
そのカタログ、メーカー問わず、殆どのカタログに
冒頭、かなりページを割いて、重心距離や慣性モーメント
ライ角度やロフト角度などについて
それぞれがどういうものであるのか説明をしてくれています。
それはそれで親切なことだと思います。
まあ、内容については
ちょっと首をかしげたくなるような部分や
各メーカー共に まるでどこかから切り取ってきたように
ほぼ同じ内容、文面なのも ?? ですが、
一番気になるのはですよ
重心位置や重心高、慣性モーメントなどの説明があるのに
いざ、自社のクラブ、機種にその数値が明記されていないのです。
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ロフトやクラブの長さと併記して
さも、役割があるように書いてあるにも関わらず
ここの機種のページには一切触れられていないのです。
これがもし車のカタログであったら
重心位置などはクラブで言うところの
エンジンスペックや車の回転半径に匹敵するほどの
ものですから、それが各機種に明示されていないなんて
ことはありえないと思うのです。
そこで、ある時、メーカーに直に問い合わせしてみました。
受付のお姉さま?オペレーターのお嬢様は
重心距離と言う言葉にもピンと来ていなかったようで
すぐに担当者に回されました。
「そうですね…。検討させてください。」
というお決まりの回答を頂き、問い合わせは終わりました。
・・・そのメーカーの次の年のカタログも
何も変わっていませんでしたけどね・・・
ま、と言うことで しばらくは
わたしがスペックの読み解き方 みたいなものを
書いていきたいと思います。
余談の余談になっちゃいますけど、
どうも ゴルフのカタログというのは
クラブの使い方、フェースターンをすることを前提に
説明が続けられています。
例えば、重心距離に関しての説明もそうですねぇ…
本来のクラブの配給側というのは
当然、それを利用してゴルフを楽しむゴルファーに
「より良いクラブを!」 なのですが、それだけでなく
ちゃんとしたゴルフのクラブの使い方、
正しい使い方っていうのをうっすらであっても
誘導していくべきだと思います。
正しく使った時にご褒美が無ければいけないと思うのです。
確かにミスへの寛容性は重要ですけれど
間違った使い方を許容するのはさすがにどうかと。。。
間違った使い方の方に誘導する性格の方が
年々強くなっているように感じます。
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