さて今回は番外編ということで、デリヘル童貞を捨てたときの物語をお届けします。
デリヘル童貞を捨てたのは、30歳の頃だった。
それまでの俺は特に出張などがなかったことから、外泊することが無かった
よってデリヘルを楽しむこともせず、ずだとデリヘル童貞のままだった
いやぁ、大阪に出張で粉もんを食いまくるわ
とか
やっぱり福岡出張したら中洲に行っちゃうよね
など出張族の会話を聞いてると、うらやましくもあった。
そして月日は流れ、会社での職位が上がりると出張を任せてもらえるようになってきた
今か今かと出張を待ち続け、ようやく勝ち取ったのは会津への出張だった
人生で初めての出張ということで、やたらと気合が入った
まるで遠足気分だ
妻には合法的な外泊なのでなにも言われないし
もちろん出張での目的は、なかなか東京にいてできない経験
そう、デリヘルだった
会津へは新幹線で郡山に行き、そのあとローカル電車へと乗り継ぐ
東京から新幹線に乗ってる段階で、さっそくデリヘル探し
もはや仕事のことなどなにも考えられない
なんとなく店のあたりをつけ、値段も手頃の8000円
俺はこの8000円で、デリヘル童貞を捨てるのだ