ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

ZARD・坂井泉水さん、ありがとうございました。

2007年06月01日 03時55分28秒 | 音楽いろいろ話

ここ数日なんだかいつも以上に自己満足な更新ばっかで申し訳ないです。てか、昨日の記事は改めて見返すと何書いてるんだかサッパリな気もするし。まあそれだけ混乱してるってことなんですが・・・。
なんかね、もうショックすぎて、夢と現実の狭間がわからなく・・・ってのは言い過ぎだけど、アタリマエに続くと思っていたZARDの活動が突然こういったカタチで終わってしまったという現実が直視出来ていませんでした。

というわけで、昨日、東京・六本木へ献花へ行ってきました。
現場近くのお花屋さんで献花用の花を買っていきましたが、同じ目的と思われる方が数名、花を買っていました。

そして、いざ献花台のある事務所へ。
一応六本木ではあるものの、住宅地っぽい所に建っているのが、なんだかビーイングらしいというか。


雨だったにもかかわらず、かなり多くの人が居ました。亡くなられてから2日経っているからか、報道陣は居ませんでしたが。
驚いたのはファンの幅広さ。
ZARD世代と呼ばれてた20代以降の方は勿論、40代の方、制服の高校生や20歳前後のイケメン風(ZARDなんて、って思ってそうな感じ)の方までホント、幅広い年齢層に愛されてきてたんだな、と言うのを改めて実感しました。

記帳しましたが、実際、こういう場所だと、上手く書けないものですね・・・。

テレビでもよく流れていた、献花台。

それを実際に目の前にして、「ありがとうございました」と想いを込めて花を置きました。

ビルの外にはテントと、「What a beautiful moment」のライブDVDが映されているテレビが置いてあり、献花を終えたファンのみなさんが大勢集まって見ていました。

ちょうど僕が見始めた時は、アンコールラストの「Don't you see!」が流れていて。
最後に「また逢いましょう!」と言っていた泉水さんがいて。
なんだか、やりきれない気持ちになったけど。

でも、記帳・献花をしたことで、少し、気持ちに区切りがついたというか、モヤモヤ感が多少、消化できた気がします。
時間としてはたった10分前後だったけど、僕にとっては凄く大事な10分間でした。


ZARD関連の続報があれば、今後も取り上げていく予定ですが、次回更新からは、お気楽(?)なろぐろぐ音楽ブログに戻りたいと思います。

「マイフレンド」「負けないで」、応援歌の名曲を残し、数多くの人を元気づけてきた泉水さんが、リスナーがいつまでも悲しみ続けていることを望んでいないような気もしますので、ね。

 

最後に、ZARDマイベストソングスTOP10&マイベストオリジナルアルバムTOP5。好みだけで選んでます。全盛期よりもちょっと低迷期入ってるくらいが好きなのです。全盛期は楽曲の出来はどれもいいけど、ファンの自分でもどの曲がどの順番でリリースされたのかがうろ覚えだったり・・・。
曲名の後ろの年数はリリースされた年です。

1.マイ フレンド(96年)
これは個人的にはゆるぎないかなぁ。他人にも自信を持って「これがZARDだよ。」って紹介・オススメできる曲だと思う。この時期のちょっとバンド風味の入ったビーイングサウンドが好きです。「負けないで」より応援歌してる歌詞も◎。
2.この涙 星になれ(99年)
売り上げ的にはすごーく影の薄い曲ですが(mixiミュージックでも再生回数かなり低いんです…)、このテクノロックなZARD、イイです。サビでの爆発具合が好き。この時期は王道ビーイングサウンドから外れようと試行錯誤してる時期ですがそれが最も良い方向に転んだのがこの曲。でもこの方向性ってこの曲だけなんですよね。
3.星のかがやきよ(05年)
この曲、リリースされた当時もの凄く聴いたんです。iTunesでの再生回数が100回を越えたのはこの曲が初めて。全体的な疾走感と口ずさみやすくキャッチーなサビメロが好きです。あと歌詞も元気づけられる感じで、さすが泉水さんって感じ。このシングルから再び本格的にZARDのアレンジを手掛けるようになった葉山たけしさんのアレンジもさすがの一言。
4.Don't you see!(97年)
1枚目のベストアルバム(軌跡)に無視されたのが不思議でしょうがない曲。まぁその後のベストにはちゃんと収録されていたわけですが。これも個人的にすごく聞き込んだ楽曲。リアルタイムで聴いた記憶があるのもこの辺から(って言ってもアニメを見ていただけではありますが、その中でも印象深かった)。
5.もっと近くで君の横顔見ていたい(03年)
ファンになるキッカケになった曲。てことで僕、実はファン歴そんなに長くないんですよね。大野愛果さんによるメロディアスでダイナミックなサビメロが神がかり的な楽曲。アレンジの池田さんもイイお仕事。サビでテンポアップしてからの展開が好きです。
6.Brand New Love(アルバム「永遠」収録・99年)
ロックZARD見参、って感じ。カッコイイです。まぁ元々がWANDSの曲なのでロック色が強いのは当たり前か。でもこういうロックな楽曲に泉水さんの声は意外と相性が良かったと思う。セルフカバー楽曲の中ではダントツにイイ出来。
7.Get U're Dream(00年)
NHKシドニーオリンピックタイアップでヒットした楽曲。作曲は大野愛果さん。この時期の大野さんは無敵だった。今でもまだ強いけど。編曲は葉山たけしさんですが、王道ビーイングサウンドにGIZAの雰囲気がブレンドされているけど全体的にはやっぱり王道、な感じ。
8.セパレート・ウェイズ(アルバム「君とのDistance」収録・06年)
これはもう完璧に好みなのかも。特にアルバムの中でもインパクトのある楽曲ではないんだけれど・・・。でも、なんて言うのかな。この時期のZARDならではの 深みとコクが良く出てる曲かと。泉水さんの良い意味で円熟味を感じる、非常に素晴らしい歌唱がステキでした。
9.MIND GAMES(99年)
これもちょっとロック入ってますよね。作編曲の綿貫さんはロック調の楽曲が得意みたいで(「Brand New Love」も綿貫さん作曲)、ZARDにもっと提供して欲しかったな。
10.かけがえのないもの(04年)
これは個人的なことで申し訳ないんですが、歌詞に非常にグッと来たのです。曲自体もややシングルにしては地味ではあるものの、最後の展開・歌唱は素晴らしく、感動。アレンジャーの小林哲さんは地味ながらも後期ZARDを葉山たけしさんと共にしっかりと支えてくれていました。

最初は5曲に絞ろうと思ったけど絞りきれずに10曲にしたんだけど、それでもダメだ。J-POP史に輝く名曲「負けないで」、作曲織田哲郎×編曲池田大介の傑作「My Baby Grand」「心を開いて」、元気いっぱいZARDの「息もできない」、当時はあまり良い評価をしなかったけど、聞き込んでから大好きになった「悲しいほど貴方が好き」・・・挙げたい曲がありすぎる。名曲のオンパレードでした。坂井泉水さんが残した名曲の数があまりにも多すぎるよ。


続いて、マイベストオリジナルアルバムTOP5。
1.永遠(99年)
オリジナルアルバムって言うにはベスト盤的な感じで、オリジナルアルバムっぽい醍醐味はあまり無いのだけれど、純粋に良質の楽曲が揃っていて聞きやすいアルバム。ベストには一度も収録されていない隠れたシングル曲が何曲か入っていて、それらも意外と良いんですよ。カップリングも入ってるけどどれも名曲だし。「遠い星を数えて」は泉水さんお気に入りの曲だそうです。
2.HOLD ME(92年)
名曲たくさん。初期以降・大ブレイク直前だっただけあって、初期のロック路線と、この後のソフト路線のいいとこ取りな印象。さすがに今聴くと古くさい感じを受けるかもしれないけどメロディーの良さと泉水さんの歌唱は普遍的な良さがある。全体的な完成度はこのアルバムが一番高いかな。
3.君とのDistance(06年)
(現在の所)最後のオリジナルアルバム。ファンも、そして本人もラストアルバムになるとは思ってなかったんだろうなぁ。王道な部分を残しつつも、しっかりと「今のZARD」になっていました。ZARDは、本当に最初から最後まで、1枚も「駄作」というアルバムを作りませんでした。
4.forever you(95年)
全盛期(AL「揺れる想い」~「TODAY IS ANOTHER DAY」)の中では一番オリジナルアルバムとして良い意味でコンパクトにまとまってる。声のコンディションもこの時期が一番良いような気がする。全盛期の他のアルバムのいい曲はたいていベスト盤に入っちゃってるし。「こんなにそばにいるのに」が地味にアルバムバージョンになっていて、こっちの方がスキです。
5.時間の翼(01年)
「止まっていた時計が今動き出した」(04年)、「揺れる想い」(93年)と悩んだけど。ZARDが試行錯誤しているのがハッキリとわかるアルバムではあります。あまりにも試行錯誤してる感じが出すぎてるからかあまり評判の良くないアルバムだけど、個人的には王道を少し外れているのが好きなので、このアルバムもアリだと思う。曲の出来は相変わらずイイし、先ほど挙げた「この涙 星になれ」も入ってるし。入門向けではない気がするけどもね。「永遠」と同じく、ベスト盤に入ってないシングル曲が結構入ってるので、そういう意味では意外とオススメできるアルバム。


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