これも感想書くの難しかったな・・・名作のアルバム感想はやっぱり難しい。
いきものがかり「My Song Your Song」(★9.5点)
1. プラネタリウム 2. 気まぐれロマンティック 3. ブルーバード 4. スパイス・マジック 5. かげぼうし 6. 帰りたくなったよ 7. message 8. Happy Smile Again 9. くちづけ 10. 僕はここにいる 11. プギウギ 12. 幻 13. 心の花を咲かせよう 14. 帰りたくなったよ-acoustic version-(bonus track)
公式ホームページ 全曲試聴はコチラ(SonyMusicディスコグラフィ)
紅白に初出場したり、初の1位を獲得したりと絶好調のいきものがかり3rdアルバム。デビュー曲「SAKURA」からずっと応援してきましたが、王道ポップス勢の新人は不発な事が多い中で、よくここまで頑張ってくれました。ホントに。
2ndアルバムも傑作でしたが、今作はそれ以上に傑作!なんて言うのかなぁ、さらに一皮むけた感じというか、もう一段階ステップアップしたというか。そんな感じ。既発シングル楽曲は 超ポップでキャッチーで聞いてるだけでこっちも楽しくなってくるような「気まぐれロマンティック」、疾走感溢れる最大ヒットシングル「ブルーバード」、少し肩の力を抜いたような印象の優しいミディアムバラード「プラネタリウム」などなど、名曲だらけ。
詳しくは、当時のシングル感想でも書いてるので、そちらで。
⇒ 「帰りたくなったよ」 「ブルーバード」 「プラネタリウム」 「気まぐれロマンティック」
そしてさらに、今回はアルバム曲も前作以上にクオリティが高いのです。「スパイス・マジック」「かげぼうし」のちょっぴり切ないミドルテンポの2連発はいきものがかりの良さが存分に堪能できるし、いきものがかりダークサイドな「くちづけ」も異色作ながらとてもいいし、ボーカル吉岡さんが初めて作曲にチャレンジした「僕はここにいる」もしっかり丁寧であたたかい仕上がりになっていて、初作曲とは思えない出来。
本当にどの曲も1曲1曲丁寧に作られていて、このリリースペースながら捨て曲が一切無いのに驚愕しっぱなし。凄い。
そんなアルバム曲の中でも、特に「幻」が名曲過ぎて名曲過ぎて。スキマスイッチ常田真太郎さんによる丁寧なアレンジと、山下さんの歌謡曲要素が絡んだ切ない絶品メロディ、そして吉岡さんの歌声とのマッチングが素晴らしい冬の名バラード。
いきものがかり、これで四季の名曲が全部揃いましたね。春の「花は桜 君は美し」、夏の「夏空グラフィティ」、秋の「茜色の約束」、冬の「幻」。ホントに「幻」はシングルで切っても良かったよなぁ。それくらい、名曲。
ラストを飾る「心の花を咲かせよう」も非常に心を打たれるバラードで、アルバムの締めとしてこれ以上ないくらい良くできた楽曲。歌詞を見ながらじっくり楽しみたい曲ですね。
こんな感じで、明るいアップテンポから切ないバラード、お遊び曲までいろいろバラエティに富んでいて かつ バランスのいい、ポップスアルバムとして非常に完成度の高いアルバムに仕上がっています。
そして、いきものがかりが凄いのはここが天井だと感じさせないところ。
・・・・つまり、逆に言えばもう少しなんとかなったんじゃない?という所もあるってことなのですけど(爆
どうしても言いたいことが2つあって。
まず曲順!シングルを冒頭3曲で並べるのは、まぁ勢いづけるという意味では別にいいですし、アルバム曲もそれに負けない曲が並んでるんで良いんですけども、なんで1曲目が「プラネタリウム」なんだーっ。確かに今までのアルバムでも1曲目はアップテンポではなかったけど、それはアルバム曲や代表曲だったから良かったのであって、既発シングル曲のミディアムバラードを1曲目に置くのは正直ミスチョイスにしか感じられないです・・・。
2つめは水野さん作曲のアルバム曲が、お遊び曲の「プギウギ」1曲しかないこと。これは明らかにソニーが売り急いだせいでしょうねー・・・。以前、NHKのトップランナーに出演したとき、曲作りに関して「山下は30分で1曲、水野は30日で1曲」という感じの発言をしていて、水野さんは考えて考えて作曲するタイプだと仰っていたので。もう1曲でもいいので、水野さん作曲のアルバム曲が欲しかった。
とはいえ、逆に言えば不満はこの2点だけ。つまり、ほとんどもう究極のポップスアルバムに近いのです。上記の2点は嫁に文句を言う姑みたいなもんですw
まだまだいきものがかりの勢いは止まらない、そんなパワーを感じる力作アルバム。今年はいったいどんな楽曲をリリースしてくれるんだろう?と今からワクワクしています。
>既発シングル曲のミディアムバラードを1曲目に置くのは正直ミスチョイスにしか感じられないです・・・。
1曲目にシングル曲を持ってくるのは勢いが大事ですからねぇ。新曲だったら2曲目を盛り上げる要素としてかなり効果があったと思いますが。シングル曲をトップにするんだったら「ブルーバード」が最適だったかも・・・。「気まぐれ~」は後半向けだったかな?
最近のソニーミュージック系統によくあることですが、曲順が微妙なアルバムって結構多かったりします。しょこたんのアルバムも「続く世界」と「綺麗ア・ラ・モード」が逆だったらいいなぁ~、って思ってたり。
ちなみにボクがアルバムで最も重要だと思っている曲順は「2曲目」と「最後から2曲目」だったりします。
・・・そういえば、佐藤ひろ美さんのNewアルバム聴きました?
新曲の「茜色」って曲がたぶん好みなんじゃないかなぁ、と思いまして。旧HΛLっぽいイントロとか。雰囲気的には暗い「Far away/浜崎あゆみ」って感じ。
こちらで全曲聴けるのでどうぞ。http://www.broccoli.co.jp/cd/title/QECB1001_merymery.php
それと、以前紹介した天神乱漫のキャラソンVol.1~3のフルサイズがニコニコ動画にあったので是非。
Vol.1
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6271374
Vol.2
http://www.nicovideo.jp/watch/nm6320777
Vol.3
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6368885
2ndの1曲目は"2曲目を盛り上げる要素としてかなり効果があった"新曲だったので良かったんですけどねぇ。
しょこたんのアルバムの曲順ってそんな変だったっけ?って見返してみると、確かに逆でも良かったかもですね。個人的にはまぁ「Ivy」で上手くまとめてあるからいいかなーと思っていましたが。
佐藤ひろ美さんのアルバム、「Brilliant Moon」は弟からかっぱらってきて聞いていて。今回のアルバムも気になってはいたのですが全曲試聴ページあったんですね、気づいてませんでした(汗
全曲試聴しましたがエレガメンバーも多いですし、自作曲もいいですし、良曲結構ありそうだし、今度買おうかなー。
・・・・・お金に余裕が出来たらですがw
キャラソンはトータルではVol.1がやっぱりいいかなぁ。Vol.3は曲はいいんだけどボーカルが・・・げふんげふん。
a-kiさんの猛プッシュに押されいきものがかりのアルバム最新2枚を借りてみたのですが、イマイチ魅力が分からなかったりします・・
(批判ではなくて!)
やっぱり歌詞よりメロディですか?
うーん他でも人気なので魅力を理解したいんですけど・・
あと好みに合うか分かりませんが、相対性理論っていうバンドのメロディが心地よいのでオススメしておきます!
「テレ東」「地獄先生」がオススメです。
自分はキャッチーでポップな曲ダイスキなので。
歌詞はこういうグループにしては珍しくほとんど男性メンバーが書いているので、(変な意味ではなく)面白いと思います。個人的な思い入れはさほど無いですが(爆
いきものがかりの場合、ちょっと歌謡曲っぽい要素があるので、その辺で好き嫌いが分かれるところはあるかもしれません。その歌謡曲っぽい要素もあるのが評判いい理由かなとも思いますが・・・。
相対性理論って女性ボーカルだったんですね!それすら知らなかった自分って・・・orz
なんかバンド名で勝手に男性ロックバンドかなとか思ってました(爆
オススメされた2曲、聞いてみましたがいいですねー。ボーカルさんの声質も含めて、この不思議な感触は割と好きです。
なるほど~確かにキャッチーでポップの王道って感じはしますね。
私は結構歌詞重視なところがあるので、そこが合わないのかもしれません。
やっぱりなんとなく男の人目線の歌詞ですよね。これが男性の理想なのかなぁ笑
あ、でも明らかなおふざけソングは結構好きですw