作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

らららクラシックより

2020-05-25 10:15:32 | 音楽
エルガーの「愛のあいさつ」と、バダジェフスカの「乙女の祈り」

19世紀末のイギリス。

エルガーは音楽教師として、アリスにレッスンをしていました。ピアノ伴奏のレッスンです。上流階級では、ピアノがたしなみだったのです。エルガーは、昔の失恋の痛手を引きずる男。一方、アリスはキャリアウーマン。そんな2人が運命の出会いを果たしたのです。
しかし、2人の結婚は、周りから祝福されるものではなかったのです。エルガーは、下流階級、アリスは上流階級、また年齢も、アリスが40歳に対して、エルガーは32歳。そして、宗教もエルガーはカトリック、アリスは英国国教会。

しかし、アリスは、カトリックに改宗してしまったのです。

婚約の時に、アリスはエルガーに、詩のプレゼントをしました。それに対して、エルガーは、曲のプレゼントをしたのです。
これが「愛のあいさつ」

https://www.youtube.com/watch?v=A67eB3WWhYk

アリスは、常に、エルガーのサポートをしてました。エルガーが書けない時、山、川、外国に連れていったとか。また、自分だけだと夫の音楽は狭くなる、と考え、ミューズ仲介をする!また、コネクション作りも、アリスがやったとか。

「乙女の祈り」は、また明日。

所沢・新所沢のピアノ教室

リズミィー音楽教室

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