少し間が開いてしまいましたが430MHzのコリニアーを5mのグラスファイバー釣り竿に合わせて20弾としました。出来上がってエレメント数を数えてみたら21段でしたがまあいいでしょう
測定はAA-600というアンテナアナライザーです。修理が上がってきたので測定再開です。
ずぼらをして室内で釣り竿に巻き付けて床に対して斜めに寝かせた状態で大体のところを調整して 435.5MHzでSWR1.14まで来たので野外に持ち出して測定しました。
高さが2mの給電位置と3mでの給電によって若干共振点が変化しているようですがまあこれくらいいいとしました。内容はまだよく使いこなせてませんがついでにスミスチャートもとってあります。
参考になれば幸いです。
このアンテナは作成して分かったのですが、寸法どうり作ってもエレメントの工作制度もありいろんなところでSWRが下がるところが出てきます。たとえば
これはクラニシのBR-400を友人に借りて測定したもので測定範囲内でSWRの最高、最低点を相関図にプロットし、緩やかな曲線で結ばせたものです。この時のエレメントは222mm、スタブは150mmでした。いろいろ格闘の末に判明したのはスタブを少し長めにしてやると希望の周波数近くで共振できることでした。
このアンテナは6エレメントのループアンテナと利得を比較しましたが約10m離れたところで電界強度計で測定したところコリニアを約20度前傾させて対6エレループ比で+2.5dBでした。 8段コリニアーでは-10dBでした。
さらに1200のアンテナも作成してみましたので次回紹介します。
メンバーもAAシリーズで測定していますがここまで広くはなりません。
違いは
①スタブの構造
②短縮率(コリニアでは電気的短縮率とは関係ないですね)のとり方
です。②が大きな原因かもしれません。
BR-400測定図の450MHz部分を移動させた感じですかね。
それにしても素晴らしい結果です。
あとやはり測定器があると現象を定量化できるので・・
いつかメンバーと情報交換会をやってみたいです。
これからも宜しくお願いします。