こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

プライド

2010年06月12日 | 親の介護録
父の排泄は、できるだけ自立していて欲しい。

大正生まれの父はパンツは猿股しか嫌だと言う。

今の時代、猿股は売ってない。
ネットで調べて介護用の猿股をまとめ買いして使っている

ズボンは握力が弱くなってしまって、
自力で上げるためにLLサイズをはいている。
腰回りが太いズボンで足が短いのは、これまた、なかなかない。
見つけた時は、やはりまとめ買いをしている

           

父は足のむくみがあるので利尿剤を飲んでいる
だから、何度もトイレに行く。

突然尿意が起こり、排尿が我慢できないようで
足の不自由な父はトイレまで行くことができない

ベッドのそばに尿瓶を置き、それを使っている。

長く立っているとふらつき
尿瓶を持ったままベッドに座りこんでしまうこともある

だから
我慢できなくて、下着を濡らしてしまうこともあれば
ふらついてベッドを汚すこともある

そのことを言いにくいようだ

自分で洗濯したり、タオルで拭きとったりした様子気づき
「私がやるから、そのままにしておけばいいよ。汚してしまうのは、薬のせいだから」
と何度も言うと、この頃、
「汚れたから替えてくれ」とか、「洗濯機のそばに置いといたで」と言うようになった

何より、転ぶことの方が心配なので
すぐ横にポータブルトイレを置いているが排尿には使いにくいようだ

私がベッドの部屋に入った時に、
排尿中だと一瞬、戸惑うが、父もビクッとしているので
この頃は
「まだ、おしっこ近い?」とか、さりげなく声をかけて
さりげなく部屋を出るようにしている

ヘルパーさんはどうしてるのか気になるが
慣れておられるのだろう

父のプライドを傷つけないように排尿や排便を見守りたいと思う

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