両親に昼御飯を食べさせるために実家に行った。
母が台所の椅子に座っている。
「何してるの?」
「ご飯を炊いてるの」
鍋に今にも焦げ付きそうな御飯がぐつぐつしている
急いで火を消し
「炊飯器に焚いてある御飯はやわらかいよ」と言い
鍋のご飯を食べてみると、芯のある塩辛いごはんである
鍋に米と塩を入れ、ふたをしないで茹でていたようである
食事をさせて
「次は火曜日にくるからね」と車に乗ると
すごい解放感が湧いてきた。
土日は弟夫婦が見てくれるし、
月曜日はディサービスとヘルパーさんが頼んであるので
3日間は自由である。
入院中は毎日、朝7時から4時まで付き添っていたから
久しぶりのフリータイム。気持ちがスーっとした
ところが、車を運転して自宅に帰っている間
「今日は、食欲がなかったな~」
「母さんが、ガスでご飯を炊いているのを知っていて、何も言わないのは父もよくわかってないのじゃないかな。朝ごはん食べたこともなかなか思い出せないし」
等々、考えている。
何もかも忘れてフリータイムを楽しもうと自分に言い聞かせた
母が台所の椅子に座っている。
「何してるの?」
「ご飯を炊いてるの」
鍋に今にも焦げ付きそうな御飯がぐつぐつしている
急いで火を消し
「炊飯器に焚いてある御飯はやわらかいよ」と言い
鍋のご飯を食べてみると、芯のある塩辛いごはんである
鍋に米と塩を入れ、ふたをしないで茹でていたようである
食事をさせて
「次は火曜日にくるからね」と車に乗ると
すごい解放感が湧いてきた。
土日は弟夫婦が見てくれるし、
月曜日はディサービスとヘルパーさんが頼んであるので
3日間は自由である。
入院中は毎日、朝7時から4時まで付き添っていたから
久しぶりのフリータイム。気持ちがスーっとした
ところが、車を運転して自宅に帰っている間
「今日は、食欲がなかったな~」
「母さんが、ガスでご飯を炊いているのを知っていて、何も言わないのは父もよくわかってないのじゃないかな。朝ごはん食べたこともなかなか思い出せないし」
等々、考えている。
何もかも忘れてフリータイムを楽しもうと自分に言い聞かせた