(…あなたは、数日で開き、数日で枯れる 季節咲きの花ではない。 あなたは 永遠の花だ。)
だから、気にかけることはない。
一瞬、目撃することを忘れても、何も問題はない。
今、目撃すればいい!
過ぎ去ったことに 一片の思考も 巡らさずにいなさい。
それは自然なことだ。
やましさを覚える必要はない。
私は、私の人々に どんな罪悪感も覚えて欲しくない。
なんであれ 起こったことは そのままに!
今、あなたは 気づいているのだ。 目撃するがいい。
あなたは 何度も しくじるだろう。
何度も 忘れ、何度も 眼を覚ますだろう。
それは 自然なプロセスだ。 あなたひとりの問題ではない。
それは すべての人に かならず起こる。
だから、気楽に 受けとめなさい。
そして、とにかく成長しつづけ、もっともっと 目撃し、もっともっと 忘却を減らすのだ。
やがて時が来る、かならず来るーーーたとえ忘れたくとも、忘れられなくなる時が。
そうなったら、あなたは私に 腹を立てるだろうーーー
ーーー「忘れたいのに、もう忘れられないじゃないですか!」と言って、本当に腹を立てるだろう。
今あなたは、大いに楽しみながら 目撃しようと努力しているが、完全な 目撃者となった日には 私に腹を立てるだろう。
なぜなら、いくつかの物事を忘れる というのも 悪いことではないからだ。
なのにあなたは 忘れられない・・・・・・。
〈目撃〉が しっかり根づいているので、休日を とることすらできない。
休日は 聖者には 与えられない。
【RINZAI : Master of the Irrational
by Osho, 】
【臨 済 録】
講話 和尚 ラジニーシ (Osho)
訳者 スワミ・アナンド・モンジュ
(この講話は、1988年の10月23日から31日にかけて インドの プーナにある OSHO Meditation Resort にて 語られたものである。)