ごきげんよう
出版プロデューサーの琴崎京子です。
あなたは、NHKの朝ドラを見ておられますか?
今回のタイトルは「寅に翼」
(とらにつばさ)です。
寅に翼とは、「鬼に金棒」と同じで、
ただでさえ強い者に、さらに強い力が
加わることを意味しています。
このストーリーは、
日本初の女性弁護士になった3人のうちの一人で、
後に裁判官となられた
三淵嘉子さんの生涯を
モチーフに作られているそうです。
ドラマの主人公、
猪爪寅子(いのつめ・ともこ)
を演じておられるのは、伊藤沙莉さんです。
ヒロインの寅子が生まれたのは、大正3年です。
寅子が日本初の
「女子に法律を教える学校」に行くと、
世間からは変わり者と思われ、
白い目で見られました。
その頃の日本では、
女性は一人前の人間として扱われておらず、
女性の幸せは、早く結婚することだと、
ほとんどすべての人が思い込んでいるようでした。
このドラマを見ていると、
大正時代~昭和初期の女性は
こんなにも不自由だったのかと、
しばしば憤慨することがあります。
寅子たち3人の女性が、
日本で初めての女性弁護士になったのは
昭和13年(1938年)でした。
ドラマは4月から始まったばかりで、
これからますます「えっ~!!」
と驚くような場面が出てくると思われます。
それにしても、
私は現代に生きることができて、
なんてありがたいのでしょう!
今は、自分が行きたい学校を選び、
やりたい仕事を選ぶことができ、
自分の思うことを自由に発言することができる。
そのようなことを当たり前と思っているけど、
それが当たり前でない時代が
あったことを思うと、
ほんとうにありがたく思えます。
また今は、発言することだけでなく、
書くことも自由ですね。
私は強くもない羊(ひつじ年です)ですが、
書くことで翼を授けてもらったような気がします。
あなたも書いて、翼を授かってくださいね。
(注、実際に翼は生えてきません)
今日はここまで
それでは次回のブログも
楽しみにしていてください!
焦らず、たゆまず、怠らず
今日もお健やかに
アビヤント~
追記:本を書いています。
アマゾンストアで、ロングセラーとなっています。