決めつけの危険性

何事においても、決めつけはよくない。

占いやセラピーの現場で
アナタは○○だから～
という説明はよくあるケースだが、
自分がセラピー業務モードの時は絶対にそれだけは避けてきた。

その代わり、たとえば星読みの時なら
あなたは〇〇に〇〇という星が入っているから
とか
色セラピーなら
あなたは〇〇の色を選んでいる。
〇〇という色はこれこれ、こういう解釈があるので
その中で、自分で思い当たるようなものはありますか？
という具合に。


ただ、世の中、自分ではなく他人様に決めてほしい、と
思っている人々も少なくないのは事実で、
かくいう私も、一時期電話占い地獄にはまっていたことを自白する。

思えば、今の境地に辿り着くまで、
自分はずっと、決めつけばかりの人生だった気もする。
～べき、っていうのに縛られていた。
そして、その方が、ラクなのだ、ということにも気づいた。
自由に生きる、自分のことを自分で決めるというのは、結構つらい面もある。


今日の某西洋占星術占い師の人のブログは
タレント同士の密会案件についてがテーマで
太陽が、月が、火星が金星が、という解説をしてあった。
中身はまあ、おいといて、
いろいろ「言い切っちゃってる」表現が気になった。

たとえば、月は性格だから、と言い切っているが
自分にあてはめれば、性格を形成しているのはなにも月だけではなく
それこそいろんな部分を寄せ集めて、自分の性格が成立しているのであり

この人の太陽はこれだけど、月はこれで、月は性格を表すから
太陽の要素を入れて考えてはいけない

みたいな断定はちょっとね…

世の中、決めつけられたい、断定されたい、って人が
占いに頼るんだろうから、それでいいんだろうけど。

大昔、アルタに占いスペースがあった頃
エスカレーターの下かなんかだったと思うけど
まあまあそこそこ著名な占いのおばちゃん（新宿の母ではない）に
見てもらったら、
あんたは魚座だから法律なんかできないし、法学部なんか無理
って言われたもんね。
実際現実は、法学部卒業して憲法の論文もいくつか書いて
司法試験は断念したけど法律系の資格取って
それで働いてますけど(笑)

そもそも、西洋占星術で未来を読むのは難しいよ。
占い全般でそうじゃないの？
今、自分がやってるのは過去の自己検証みたいなもんで
未来はほんとに当たらないｗ
なんせ、結婚確率９６％、９８％って出てた相手と
別れてるからｗｗｗ