魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

9月25日 蟹座下弦

2024-09-24 22:54:32 | 日々の星読み~月

202409250350@東京 蟹座下弦

月は10室

たくさん直角二等辺三角形=Tスクエア が出来ているように見えますが…

 

4室は射手から。主要惑星なし。

 

1室は乙女から。ヴェスタ、リリス、水星、天秤部分に太陽があるが、

太陽は2室カスプと誤差3.08なのでルール適用なら2室

 

10室は双子から。木星、蟹部分に月

 

7室は魚から。土星はDSCと誤差4.48で合。あと海王星。

 

月と誤差5度前後で角度を作る主要惑星は

誤差0で直角の太陽の他には

誤差5.07で水星と直角

誤差0.17で金星と120度

誤差9.31で火星と合

誤差3.8で海王星と直角

誤差2.5で冥王星と150度

誤差4.45でヘッド/テイルと直角

 

月と金星の配置は、人気度を見るのによく使いますが、

今回、蟹の月と蠍の金星がタイトに120度。

女性の人気が上がる時期とでもいいましょうか。

ちなみに、27日の総裁選、女性候補は二人とも魚座ですなー。

でも魚座に土星がいるからなー。

 

揺れに関しては、土星がDSCと合。

土星は今回、冥王星と誤差0.07でほぼ正確な45度なので、

目立たないが、ちょっと気をつけておきたい。

ちなみに、神経質になっている土星とMCの直角は今回はありません。

 

天王星はMCの近くではあるが、角度は作っていない(但し、東京では)

まだ、天王星、冥王星、太陽の正三角形=グランドトライン は継続中。

 

月と冥王星もほぼ正確に150度。あまり安定感のある角度ではない。

特にトリガー感もありませんが。

 

冒頭に書いた、直角二等辺三角形=Tスクエア ですが

・月を頂点として、

海王星、水星を底辺とするもの

海王星、太陽を底辺とするもの

ヘッド、太陽を底辺とするもの

ヘッド、テイルを底辺とするもの

の4つ

 

・火星を頂点として

ヘッド、テイルを底辺とするもの

の1つ

 

合計5つのTスクエアが形成されている。

 

この中で重要なのはやはり、

月を頂点として海王星、太陽を底辺とするもの、海王星、水星を底辺とするもの

かと思われます。

 

Tスクエアは、頂点の惑星が底辺の2つの惑星に影響される。

頂点の惑星と底辺の2つの惑星とは直角であることから、

葛藤、緊張、困難、障害、という形になって現れます。

そこから、行動力、闘争力に発展して、難局を突破できるかどうかは

その頂点の惑星の使い方にかかってきます。

ネガティヴな状況を突破した暁には成功が待っている、という座相。

 

今回にあてはめてみますと、

月が海王星、太陽、水星と、それぞれ直角を形成。

月と海王星と太陽のTスクエアの場合、

まず太陽と海王星の衝が現実逃避とか不信とか自己欺瞞とか、およそいい意味がありません。

そんな中で心象を表わす月がその影響を受けないはずはなく、月と海王星の直角で混乱という意味を持ち

月と太陽の直角で葛藤、心理的板挟みという苦しい意味を持ちます。

 

もう一つの、月、海王星、水星のTスクエアについて、

海王星と水星の衝の意味はこれまた、不誠実だったり嘘つきだったり気まぐれだったり…

月と海王星で混乱、それにより月と水星の直角で神経質、落ち着きがない、不安定、という意味を持つことに。

 

その2つのTスクエアが、

10室月、7室海王星、1室水星、太陽(もしくは2室太陽)で形成される。

7室は他者との関係の場所。そこに曖昧、限界のない=ボーダーレスな海王星が逆行状態で入っている。

1室は自己の場所であり、そこにある太陽、水星と衝を形成するので

自分自身、土台がぐらつきやすくなっている状態に。

そして

10室は社会生活を表わす場所。そこに月があり、直角を2つ抱えているということで

自分より世間の目が気になってしょうがない、安定性に欠ける状態。

物事に対する基準が、自分ではなく他者になりがち。

蟹座の月なので、世間や他者から何か言われて傷ついたら、殻にこもる如く、

心を開かなくなるし、一旦閉じた心を元に戻すのは難しい。

 

こういう時は、謙虚は美徳になりませんので、

とにかく、どんな小さなことでもいいので、自分に自信を持つことが大事。

 

で、

これ、1室を国家、7室を外国、10室を政府と見れば

国家元首が外国に振り回されてる、の図。

国民は何を信じていいかわかんない状態ですな。

ただでさえカオスな状況なのに、カオスな発言しかできないような人が国家元首になったら…

海王星が太陽、水星と衝を作るということは、そういうこともはらんでいる。

 

 

お天気関係は、

4室射手座なので、秋も相変わらず気温高めで推移、

火の射手なので、あまり雨は降らないだろう、と思いたいですが、

火星と海王星が直角なので、降れば大雨になりますので、ご留意の程。

…って、もう平年がどうのこうの、っていうデータは参考にならない時代になりましたね。

 

では、地図を見てみます。