見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

春は名のみの風の----

2021-03-18 22:12:03 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文



石垣の隙間から
蛇の尻尾

陽射しの明るさに
誘われ
ねぐらから這い出たが
風の寒さに
帰っていくところ



並木は整然としているが




一人ひとりは
影を抱えて
淋しい



川辺りの水門の
青ペンキ色が
なぜか好きで



その機械機械したところも
実直そうで
好ましい



後ろ姿は
なぜか
寂しそう



門扉の
ペンキの剥がれ
浮きでた錆


年老いた機械工の
寡黙な人生の
ようである




︶︵︶︵︶

今日の散歩は
8000歩を超えていた

︵︶︵︶︵︶


  他愛のないことを
 書きました


 おやすみなさい🙇