いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

春来たりなば

2025年02月07日 | このたび
踊り子も 桜(はな)にさそはれ 天城越え



寒波に震える日本列島、
北から南までの日本海側、
連日のTVでは豪雪のニュース、
そんな中、
ここ湘南ベース、
南関東エリアだけは連日快晴、
乾燥しまくりだけど、



極寒の中では、
車中泊ブロガー諸氏も、
ほとんど音沙汰無しの模様、
しかし、
確実に季節は移ろいでいる、
熱海や伊豆半島では桜だよりも、
寒さで引きこもってばかりいられないので、
耐寒訓練をも兼ねて、
相棒Ⅲを股旅仕様にモードチェンジ、
一泊だけだけど、
出かけてみよう、
ということで昨日午後から、
旅人は出かけてきている、







ここはセカンドベース、
伊豆半島は伊東温泉、
宿営地は道の駅伊東マリンタウン、
昨夜は伊東温泉街の共同湯、
芝の湯にてしっかり、
身体の芯まで温まった後、
中華製だけど、
マイナス25℃耐寒仕様の寝袋にもぐった、





今朝の外気温は7℃、
昨夜のかけ流し共同湯の保温効果か、
路上生活、
いや、車中泊股旅の旅人、
ことのほか寒さは覚えない、



さて今日は、
桜の開花状況を見てくる、
伊東温泉からは伊豆半島東海岸を南下、
いくつかのビューポイントを回ってみる、





まずはサスペンスドラマの舞台、
城ヶ崎海岸のつり橋から、





つづいて稲取温泉の高台、
ここからの稲取岬のビュー、
まさに森進一、
冬のリビエラ、







さらに南下し河津温泉へ、
事前情報で分かっていたが、
河津桜まつりが始まっているものの、
今年の開花はかなり遅れる模様、
それぞれの木々には一、ニ輪しか開花していない、
河津桜祭りは来月まで延期されるらしい、







ならばと石川さゆり、
天城越え、
踊り子のあとを追い、
峠を越えて浄蓮の滝、
湯ヶ島温泉からは西海岸へ、
駿府静岡を対岸に望む海沿いの土肥温泉、
ここでは土肥桜まつり、
河津とは対照的にど満開、
まさに見頃の真っ最中、
いまひとつ知名度は低いが、
満開の土肥桜を愛でることができて大満足、









そのまま西海岸を北上、
戸田温泉から富士の絶景を望みながら、
修善寺温泉と三島を経由、
先日の積雪がまだ残る、
残雪の箱根越えで湘南ベースに戻った、























久しぶりの路上生活、
いや、車中泊股旅、
耐寒訓練もできたし、
春はもうじき、
今年も鋭意、
日本全国股旅行脚、
出かけていきたいものだ、



本日の行程


本日の走行距離  231.0km

※我田引水的蛇足
【新曲のお知らせ】
昨年末11月26日クラウンレコードより発売
『風は旅人』
当ブログのイメージソングです
こちらから


カラオケでも歌っていただいています
こちらから


長浜ラーメン戦争あれから

2025年01月30日 | このたび
雪見酒 河津桜の 春節を



長崎での業務案件、
帰路も博多経由で、
ならばと、
15年も前の話だが、
長浜ラーメン戦争勃発、
あれから、
どんな様子なのか、
現地に赴いて見てくる、





高速バスを天神バスセンターで下車
親不孝通りを港方面へ、
地下鉄でもひと駅だが、
歩きながら博多の空気に触れてみる、
この辺りも以前と特に変わりはないようだが、
長浜エリアまで来ると、
新しいマンションや建造物が目に付く、
十年の歳月の経過を感じる、











さて、
元祖長浜ラーメンについてだが、
もともとの元祖長浜屋(や)、
後に派生的に出店した元祖長浜家(け1号店)、
さらにもう一つの長浜家(け2号店)、
実に紛らわしい相関関係、
(当時のブログはこちら)
騒動は和解により一応収まっているらしいが、
実際のところをウォッチして来た、















訴訟沙汰にまで至っていた相関図、
長浜家(け2号店)は長浜地区を離れ、
中洲川端地区に移転、
新たな歴史を刻んでいた、
今回は長浜地区に残った長浜家(け1号店)に入店、
店内は昔のままの雰囲気、
バリカタだの、
ナマだの、
ベタだの、
カタい玉だの、
半玉だの、
専門用語が飛び交う中、
替え玉まで堪能して、
懐かしい味に再会してきたヨ、









福岡空港までは地下鉄一本、
ピーチ航空便にて成田空港へ、
初春、
春節の九州行脚の巻、
これにて、






※我田引水的蛇足
【新曲のお知らせ】
11月26日クラウンレコードより発売
『風は旅人』
当ブログのイメージソングです
こちらから


カラオケでも歌っていただいています
こちらから


長崎は今日も2025春節

2025年01月27日 | このたび
寒風に 河津桜の 春待つを



1月も終盤、
日本列島は極寒の真っ只中、
それでも季節はちゃんと移ろいでいる、
庭の河津桜は数輪だがサクラサク、
伊豆半島への股旅、
そろそろかななどと思案橋ブルース、





そんな中、
長崎への業務案件が舞い込む、
取り急ぎ成田発着のLCC便を予約、
日程が押していたため、
長崎便の価格がスライドし高騰、
ならばと福岡便利用で高速バス乗り継ぎ、
交通費を抑制することにした、
総額で福岡経由長崎往復2万円内で収めた、
せっかくの福岡博多経由、
ならばと長浜ラーメン戦争
その後の現況を確認してくるか、





利用のLCC便はピーチ航空、
成田発0940福岡着は1150、
福岡空港は中心地へのアクセスが便利、
博多駅までは地下鉄、
帰路にも福岡での滞在時間が取れるので、
長浜エリアへは後日とする、









博多駅地下街のラーメン店、
久しぶりに入ってみた、
ジモティーに混じって替え玉も、









博多駅からは高速バス、
所要2時間の往復運賃は5千円、
長崎エリアは真冬の寒さ、
山間部は雪模様、
長崎は今日も雪だった、
翌日からはランタンフェスティバル、
春節の中華系からのインバウンド、
それなりの賑わいの様、













さて、
2日間を予定していた業務案件、
1日で終えられたので、
翌日は大村湾沿いに走る大村線、
いくつかの駅めぐりをして過ごすことに、





















日本海気候帯になる長崎エリア、
春節を迎え、
厳しい冬は明けるのだろう、









初春富士旅景

2025年01月10日 | このたび
春のうみ うちいでてみる 雪ぞ富士



JPCZ来襲とやらで、
年明け早々日本海側は大雪のよう、
一転、
太平洋側はカラカラの日本晴れ、
一国でこんなにも変わる、
気象状況の異なる国はそうはないだろう、
湘南ベースからの富士の威容、
空気の澄んだ、
この季節ならではの絶景が楽しめている、



元旦のTVではダイアモンド富士、
一度は行ってみたいが夜中の出発は寒すぎる、



それではと、
富士山の周りを一周、
全方位からの絶景をと、
日帰り行程で出かけてみる、



まずは東海道を西へ、
先日の箱根駅伝を思いながら箱根越え、
TVでの優勝歓喜のゴール映像、
久しぶりに懐かしいカレッジソングを聴いた、
芦ノ湖畔の外気温はマイナス2℃、
極寒の水たまりも結氷、











そのまま峠を越え東海道宿場をたどり、
田子の浦を過ぎる頃には、
万葉集に謳われたように、
富士の高嶺に雪ぞ降りけり、
道の駅富士の展望台もなかなか、











富士川を渡り駿府の国へ、
由比漁港あたりはもとは陸の難所、
旧東海道は崖の上を通っていた、
その崖の突端、
薩埵峠は広重の浮世絵でも有名、
離合困難な旧道を上り、
画と同じ構図を眺めてきた、



















折り返して富士の西側、
富士宮道路を山梨県へ北進、
このあたりの富士山はまた別の表情が見られる、
お札のデザインにもなった本栖湖からのビュー、











夕暮れも迫ってくるので河口湖へ急ぐ、
ここの浅間神社遥拝所、
天空の鳥居はTVでもよく登場する、
インバウンドの外国人諸氏、
彼等にはあまり知られたくないが、
鳥居越しの富士山、
初めて来た場所だがなかなか、







日没を河口湖畔で眺め、
山中湖から御殿場に下り、
246で湘南ベースへ帰還、
なんだかんだで結構な走行距離だったような、





新春初っ端、
ちいさな初旅の巻、
このあたりで、

本日の行程


本日の走行距離 298.6km


ゆく年くる年2025

2024年12月31日 | このたび
歳の瀬に 鐘の音ひびく 旅枕



今年もしずかに歳が暮れていく、
眼を閉じれば、
旅人の2024年、
日本全国股旅行脚、

得られる利得が逆打ちだと2倍、
うるう年には3倍との説を知る、
ならばと、
四国八十八か所札所、
生涯2度目となるお遍路巡礼の股旅巡礼を断行、
2月29日に八十八番札所大窪寺から始め、
前編と後編の2回に分け、
12月10日に一番札所霊山寺で結願、
さらには和歌山県高野山金剛峰寺、
奥の院の弘法大師廟にて結願の報告、
お遍路巡礼逆打ちの全行程を終え、
禊ぎを済ませ年の瀬を迎えられた、





その他にも、
時の過ぎゆくまま、
日本各地の季節折々の風景、
さらには、
久しぶりだった異国の地、
夏場には、
深夜特急でタイのバンコクから国境越え、
ラオスの古都ルアンパバーンへ、
何もしない五泊の滞在、
大河メコンの流れを呆然と眺めてきた、





晩秋には、
季節も時間も真逆な南米大陸、
インカ文明を訪ねる旅、
ペルーのマチュピチュ遺跡や、
ボリビアのウユニ塩湖の夕日、
絶景を眺めてくることもできた、
まずまず満足できたような、





そして大晦日、
いつものように手打ちの年越しそば、
今回も北海道十勝平野、
鹿追の地そば粉を入手、
香り豊かな生そばをざるそばでいただき、
1年の旅路を振り返る、





















そんな時間を過ごすことができた、
旅人らしい新年を迎えることができるような、
くる年も穏やかな日常を、
過ごせればと願うのみ、
南無大師遍照金剛、
合掌、

歳の瀬、
2024、







長崎は今日も2024師走

2024年12月28日 | このたび
歳の瀬に 異国の風か 長崎に



青春18きっぷ、
この冬発売分から、
内容が大きく変わった、
これまでの、
5日分または5回分、
1枚の切符で複数人で利用可、
のルールがなくなり、
連続する3日間または5日間の日付固定、
複数人での利用不可、
というルールに変わった、





好きな日に1回分だけ使用とか、
複数人で1枚の切符を同時利用とか、
余った回数分をネット等で売買、
といった使用ができなくなってしまった、
利用勝手の改悪変更となってしまった、
ネットにも酷評コメントがあふれているようだ、
おそらく売れ行きも相当悪くなるはず、





切符のうま味がなくなってしまったので、
利用機会がなくなったかなと嘆いていた、
そんな中、
歳も押し迫った日程で、
長崎での業務案件ができた、
LCC航空機での長崎行きを検討すれど、
年末運賃になっていて、
LCCでも往路は3万円以上に高騰、
復路は8千円、





















考えた結果、
復路は長崎から成田空港までLCC利用、
往路は2日間かけて鈍行列車で、
毎年青春18きっぷ使用で、
九州へは出かけている、
ここは股旅の旅人らしくと今回も、
そこで、
新しいルールでの青春18きっぷ、





早速3日間連続用を購入、
1日目は昨日の東京砂漠ブラチャリで使用、
2日目と3日目の利用で長崎行きを計画、
ちなみに3日間用の青春18きっぷ1万円、







本日早朝、
夜明け前、
湘南ベースを旅立つことに、
小田原を過ぎると、
相模湾上に昇る朝日を拝み、、
そして夕暮れ時、
瀬戸内の落日を眺め本日の行程を終了、













翌日は瀬戸内海の朝日を拝み、
夕刻には長崎大村湾の落日を眺める、
2日間の列島縦断行程、
まるで修行、



































2日間の行程、
行程の時刻表は次の通り、

12月25日の行程
茅ケ崎06:15ー07:07熱海07:22-
09:55浜松10:00-10:35豊橋10:50-
11:43名古屋12:00-12:32大垣12:41-
13:17米原13:50-16:17姫路16:35ー
16:54相生16:5919:44糸崎20:10ー
21:46五日市



12月26日の行程
五日市06:07-06:41岩国06:42-
10:03下関10:0910:23小倉10:45-
11:59博多12:02ー12:35鳥栖12:46-
13:56肥前浜13:58-14:57諫早15:12-
15:27大村



12月27日
業務は無事に終えることができ、
翌日は空路にて折り返し、





12月28日
長崎地方は夜半の雨が雪に、
今朝起きてみると、
山肌がうっすらと雪化粧、
長崎は今日も雪だった、









昼には一転快晴の長崎空港、
ジェットスター便にて、
長崎空港12:15-13:55成田空港
二日がかりの往路を復路はわずか1時間半、
帰省客でごった返しの成田空港着、
夕刻までには湘南ベースに帰着、









このたびの往路長崎までの行程、
ルール変更後の青春18きっぷ利用、
鈍行列車の車窓から、
日本列島の原点風景、
季節によって変わりゆく沿線風景、
ちょっとした変遷などの気づき、
定線観測ウォッチ、
これも収穫かナ、





これでやっと本年の旅納めかナ、
長崎は今日も雪だった、ような





東京砂漠、
歳の暮れ、
しずかに更けゆく、ような、



秋止符のビーチにて

2024年12月03日 | このたび
コンドルの 飛游姿思ふ 秋なぎさ



17日間で地球を一周してきた、
壮絶な旅だったような、
とりあえず無事に帰還できた、







1か月前、
ここサザンビーチのベンチに腰掛け、
烏帽子岩のはるか彼方、
コンドルの飛んでいるインカの谷間、
水平線の向こうに思いを馳せていた、
あのときのビーチは、
まだ半袖の季節だったが、
ひと月が経った今、
すっかり晩秋の候、













季節も時差も真逆の土地で、
高山病に苦しんだ日々を送り、
帰ってきてからもう10日になるが、
体内時計の狂いがなかなか戻らない、



師走の候、
年末の蕎麦打ちの段取りをする中、
今年も旅納めとも思っていたが、
そういえば今年はうるう年、
未達の旅をひとつ棚上げにしていた、
今年中に終えなければならない、
ミッションが未達のまま、
相棒Ⅲを車中泊仕様に組み立て、
取り急ぎ支度を済ましてきた、
旅人本来の股旅スタイルに戻そう、
明日出かけることにしたヨ、



サイモンとガーファンクル、
コンドルは飛んで行く、
をBGMに、
インカの谷底を眺めてきた、
クスコの市場で買って来た、
アンデスのたて笛、
なかなかちゃんとした音を出せない、
なんとか頑張って、
コンドルは飛んで行くを奏でたい、
サザンビーチにコンドルは飛んでいない、
浜カラスは飛んでいる






誰もいない海

2024年10月31日 | このたび
秋なぎさ よせる波の うれい笛



いまはもう秋、
誰もいない海、
知らん顔して、
人がゆきすぎても、
かと思いきや、
湘南のビーチはそれなりに、





先日は北の国から錦秋行脚、
大雪山のふもと、
ひと足早く秋をさきどり、
北の大地はすでに秋本番、
というかもう雪だよりも、





ここサザンビーチはまだ半袖、
秋の深まりは、
もう少し先なんだろう、



ぼんやり渚に腰を掛け、
寄せる潮騒をBGM、
烏帽子岩越しに水平線を眺める、
あの海の彼方、
地球の裏側に思いを馳せる、

サイモンとガーファンクル、
コンドルは飛んで行く、
本当に飛んでいるのか、
谷底を見下ろして、
この目で確かめてきたい、




ここから東にずっと進めば、
コンドルが飛んでいる谷間へ、
そして、
さらに東へ、
すると、
西から再びここに戻ってくる、
わかってはいることだが、
いつかはと、
引き出しの片隅に潜ませている、





航空便の手配やら、
現地の情報収集やら、
数か月前から準備はしてきた、
なんとか、
実現できそうな、





折り返し地点のない、
元に戻ってくる旅、
行けるのか、



北の国から燃える秋(4日目)

2024年10月09日 | このたび
哀愁の 鉄路まぼろし 枯草の



北の街ではもう、
哀しみを暖炉で、
燃やし始めてはいなかったが、
大地の秋は確かに燃えていた、









4日間、
早足での放浪であったが、
一年ぶりの定線観測、
満足の旅だった、かな、











旭川空港正午発、
成田行きのジェットスター、
搭乗前の少しの間、
美瑛のパッチワークの丘を訪問、
冬のおとずれ間近、
シチューのCMに使えそうな景色、
このあたりで見納めとしよう、











成田空港着、
ラウンジ利用でご飯を頂き、
夕刻に湘南ベース帰還、
北の国から、
燃える秋、
これにて、




森と泉にかこまれて(3日目)

2024年10月08日 | このたび
さいはての 森と泉に 雪虫の



十勝平野の朝、
秋空がすがすがしい、
昨日とうって変わり、
青空が広がっている、
シチューのCMに使えそうな景色、









この秋の新そば粉を求め、
十勝平野を鹿追の街へ、
ここも毎年お世話になっている、
道の駅しかおい、
昨年の年越しそばも此処の粉、
物産店で今季新そば粉を入手、
戻って試作してみる、
評価がよければ年末にネット発注、













新得からは狩勝峠越え、
日本三大車窓のひとつ、
十勝平野が一望できる、





高倉健主演映画、
『鉄道員・ぽっぽや』
舞台となった幾寅駅、
映画のセット、
そのまま保存されるようだ、











もうひとつの、
倉本総原作ドラマ、
『北の国から』
冒頭のシーン布部駅、





ここの二つの駅とも根室本線、
富良野~新得間、
今年春に正式に廃線、
もう列車が走ることはない、
草に埋もれた線路が哀しい、









大雪山の裾野、
青い池、
観光客はほぼ外国人、
みんな青いソフトクリーム、









北の大地、
秋の日暮れは早い、
16時過ぎればライト点灯、
日が暮れて、
本日は旭川にてステイ、







本日の宿営地 旭川駅前H


秋さがし北の国から(2日目)

2024年10月07日 | このたび
秋さかり 北の国から 香澄雲



ブルーコメッツではないが、
雲が流れる、
北国の街、
期待したのだが、
あいにくの曇り空、





能取岬から網走方面、
オホーツクの秋の海、
予定していたが、
景色が期待できないので断念、
進路を内陸部へ、







美幌峠を越えると霧も晴れ、
屈斜路湖の秋景色、
夏には大勢いたであろう、
観光客も姿を見ない、
湖畔の大自然を独り占め、





毎年お世話になっている、
道の駅摩周温泉、
天然水をいただいて、
弟子屈ラーメン本店、
開店と同時に大盛況のよう、









布施明、
霧の摩周湖、
すぐそこだが、
厚い雲が覆っているので、
今回は断念、









阿寒横断往路を阿寒湖へ、
アイヌコタンに立寄り、
松山千春、
旧足寄駅、







士幌から音更を経て、
帯広駅前まで到達、
今日はここまで、
天然温泉の宿に投宿、
天気もなんとか持ってくれた、
ご当地食の豚丼で締めとする、





本日の宿営地 帯広駅前H


北の街ではもう(1日目)

2024年10月06日 | このたび
ふりむけば 木葉をゆるがす 秋の風



北の街ではもう、
哀しみを暖炉で、
燃やし始めてるらしい、のか、



長かった熱帯夏模様、
ようやく季節はうつろぎ、
空にはうろこ雲、
秋の風情に浸れるようになった、





とはいえ、
関東エリアはまだ半袖、
秋の夕日に照る山、
紅葉はもう少し先なんだろう、



昨年の今頃は車中泊股旅、
秋盛りの北の大地を回っていた、
思えばこの1年、
津軽海峡を渡っていなかったようだ、



ならば、
ひと足早く、
燃える秋を見てみたい、
そんな思いで成田空港へ、









北国行きのジェットスター、
旭川空港には定刻11:20到着、
予約しておいたレンタカー、
美瑛の丘を少し眺めた後、
石北峠を越え、
サロマ湖へ、
サローマの休日、













夕日を眺め、
北見まで来たところで、
今日はここまで、









本日の宿営地 北見駅前H


飯田線夏模様

2024年08月23日 | このたび
旅ゆけば かほりゆられり 夏列車



ついこの間まで、
愛の国ガンダーラ、
旅の余韻さめぬまま、
夏列車の旅人、



















青春18きっぷ、
首都圏からの日帰りルート、
たくさんあるが、
最強クラスの飯田線完乗ルート、
過去に何度か挑戦しているが、
今年もまたトライしてみる、











飯田線、
愛知県豊橋駅から、
長野県辰野駅まで、
総距離196.7km
区間内駅数94、
平均駅間距離2.1km、











区間内には、
日本一秘境駅とされる小和田駅、
自分的には室蘭本線小幌駅なんだが、
天竜川の河岸段丘に沿い、
列車の平均時速30キロ程度、
のどかな山岳ルート、













今回のルート
茅ヶ崎04:59-06:11
橋本06:19ー06:30
八王子06:35-09:43
岡谷09:45-16:16
豊橋16:23-16:57
浜松18:38-21:23
熱海21:26-22:13茅ケ崎











岡谷ー豊橋間の6時間31分、
乗り換えなしのロングラン各駅停車、
普通列車の走行時間としては日本最長、
中央アルプスと南アルプス、
山脈に挟まれたバレールート、
台風が近づいているようだが、
天竜川下り路線、
青い空に白い雲、
夏山を眺めながらのんびりと、
道中、
浜松駅で途中下車、
ご当地ギョウザで夕ごはん、
焼津では車窓に花火の乱舞、
熱海と平塚でも、
花火大会帰りの群衆で大混雑、
季節はもう晩夏、
夏の終わりのハーモニー、













井上陽水風に、
~ 8月は 夢花火
 わたしの心は 夏模様 ~
だった、かな、







今はもう夏

2024年07月01日 | このたび
梅雨空に 田の神待つ雨 めぐみかな



君といつまでも、
夜空を仰いで、
海その愛、
エレキの若大将、
加山雄三の銅像、
茅ケ崎市役所入り口に、
このほど建てられた、







さて、
湘南エリアも梅雨入り、
そんな中、
暦はもう7月、
♪夏、夏、夏、夏、ココナツ♪
湘南ビーチも海開き、
海の家も建ち上がっている、
雨こそ降らないが、
不快指数マックスの梅雨空、
人影まばらなビーチサイド、
今はもう夏、















先日、
旅人は業務案件、
梅雨入りの長崎へ飛んだ、
このところの航空機利用、
成田空港ばかりであったが、
久々の羽田空港発着、











雲の晴れ間から、
瀬戸内の島々のナイスビュー、
2泊3日のトリップの巻、



























長崎は今日も雨だった、
今はもう夏、
梅雨明けを待つ旅人ひとり、
つぎは、



なごり雪、富士さくら

2024年04月26日 | このたび
なごり雪 富士の高嶺に 鳥しらせ



ゴールデンウイーク前、
湘南ベースエリアはもう初夏模様、
桜前線は津軽海峡を越え、
函館の五稜郭公園、
満開の画像がTVニュースに、
そんな中、
富士山のふもとではなごり桜が、
まだ見られそうとのこと、





ならばと、
相棒Ⅲにチャリを車載、
ぶらチャリde山中湖畔、
なごり桜を惜しみながら、
残雪サイクリング日和、



















富士山の山梨県側、
雪どけが進んだ山肌、
農鳥と言うらしい、
残された残雪の雪形が鳥の姿に、
ふもとの地域では田植えの目安、
夏のおとずれを告げるのか、







ここまで来たからにはと、
覚悟を決め富士のナイスビュー、
新倉山の五重塔や、
河口湖駅近くのローソン、
すっかり有名になった名所、
多くのYOUたちであふれていた、







山中湖も、
新倉山浅間神社も、
ローソンも、
レストランも、
ほぼ街中が外国人のみ、
円安ニッポンを享受、
ここはどこだ、
香港かバルセロナか、
日本語はまったく聞こえない、
YOUたちだらけ、
まるで異国に来ているかの錯覚、
そんな異邦人になった一日だった、
どうするニッポン、