中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

サッカー前園が引退...そしてラモス監督...

2005年05月20日 | 爺放談..中年ですけど(仮)
サッカー元日本代表の前園真聖が引退したそうだ。まだ31歳だという。
最近は,韓国,ヨーロッパと,国外を転々としていたが,国内を含め契約できるところもなくなったようだ。

あの96年アトランタ五輪,予選段階から小倉たちとともに幼さの残る中田英寿らを率い,強敵ぞろいの予選リーグでは,自ら得点も挙げた。
そして,王国ブラジルをも破り「マイアミの奇跡」とも言われた。
ケガなどもあったのだろう。彼が精彩を放ったのは,その頃がピークで,東京ヴェルディに移籍したあたりから,どう見ても「キレ」は失われていた。

「あの頃」の前園は,誰が見ても期待の星であり,若き日の中田などは(たぶん)彼を崇拝していただろう。
野球などよりずっと,サッカーはイマジネーションのスポーツと言われている。
若い前園は,まさにイマジネーションの塊だった。
ずっと,そんな彼の成長を見ていたかった。
日本での成長を見ないまま,引退されるのは,非常に残念なことでもある。
今後は,後進の指導に励むとのことらしい。がんばって欲しい。

「後進の指導に励む」と言えば,ラモス瑠偉監督率いるビーチサッカー第1回ワールドカップでの日本代表は,大逆転など予想以上の力を出し,4位に入賞した。

ラモスと言えば「ドーハの悲劇」となるが,心情的に何としてもワールドカップに行かせたかったのは,彼だ。そして「キング・カズ」である。

ブラジルから遠い異国にやってきた彼は,妥協のないプレーで,サポーターの少なかったアマチュア時代の日本リーグで得点王となるなど,既に偉大な選手だった。
そして93年のJリーグ開幕戦,諸外国のプレスから「(世界のビッグネーム以外で)一人だけすごい選手がいる」と言わしめた。

切れの良いスルーパス,ブラジル流のドリブルと,どれを取っても絶品だった。
が,私の記憶に常に残っていたのは「自分が取られたボールは,自ら取り返す」という精神であり,その姿だった。
取られた相手を追い,ディフェンダーの位置まで戻り,ついにはマークして取り返すこともしばしばあったし,取れないまでも相手にまともなパスは出させない。
当時のヴェルディには,そんなラモスやカズの流儀が浸透していた。

ラモスは,よく「日本人より日本人らしい」と言われてきた。
彼の中には,きっと「武士道」があり,「魂」もあるのだろう。
今回のビーチ..でも,2回戦では3-0から試合をひっくり返したと聞いている。

ラモスがさらに一流のチームを指導し,強く優秀なチームに育て上げ,必ずや日本代表監督に!と願ってやまない。
もちろん,前園にも,それに続いて欲しい。
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