中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

災害時における電気事業従事者の真面目さ,必死さを思う

2007年07月19日 | 爺放談..中年ですけど(仮)
ちょうど海の日の7/16(月)に,またも新潟県を中心とした地震が発生,多数の死傷者,全半壊家屋,避難した被災者など,またもや自然の驚異と人間の無力さを感じさせられる災害だった。

そして,毎日話題に上るのがライフラインの重要性だ。
理論的には地中化して配管を埋設しているガス・水道は復旧しがたく,架空線に依っている電気・電話は復旧が早い(最近は電話が話題にすら上らないが)

そうした中,電気事業関係者である私もびっくりしたのだが,発生から3日目の18日の夜半には,3万件余にのぼった停電戸数が(倒壊や不在による送電不可能分を除き)ゼロとなり,全面復旧した。

もちろん,特別高圧線路(送電線)や発・変電所に決定的打撃がなかったのは幸いしたが,昼夜を問わぬ千名単位での復旧作業により,電柱の倒壊,電線の混線,道路の欠損などのトラブルを乗り越えて,3日間という期間で成し遂げたのは,日ごろの訓練と安全意識,そして(一部の部門で言われるトラブルはあったものの)第一線部門の関係者の意識の高さだと自負する。

(追記)火災でトラブった会社と停電復旧した会社は別会社です。

誰も知りようがないことだが,前回の地震でも,今回も,現場で献身的に働きづめとなり,病気にまでなった者が私の知己にもいるのだ。

お茶の間で,あるいはネットで「被災者の方の..」と語るのは簡単,評論するのも簡単だが,やっている方のライフライン関係者は,まさに死に物狂いなのだ。

電力会社,関係会社,関係の業者等,立場を問わず,この業界の人たちは良く夜中まで働く。
台風でも豪雪でも落雷でも洪水でも,そして地震でも...
真面目で必死であり,余計なことは考えずひたすら進めるから,復旧も早かった。

それにしても,新潟に災害が集中し過ぎている。
何とか今後は,余計な災害が発生しないことを祈るばかりである。

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