各社とも、生源寺委員の最後のまとめを引用、生源寺さんは、先物に関してなぜ賛成と反対になるのか?をクローズアップと主張。
要は論点が賛否明確になるように出すこと。これは小熊委員がいったことだが、この発言各社とも無視。生源寺と書くと、みな飛びつくからだろう。
とはいえ、3月の食糧部会で生源寺さんが「先物の議論を」といった時点で、全体の雰囲気は決まったようなもの。農協も反対は唱えてはいるが、及び腰だ。
政策が需給をコントロールする中では、価格のふれがはないはずと想定していたはず。しかし現実に豊凶によって16年騒動が起きている。
価格のふれには、需給操作が効力を発揮しないことは、15年産でも、5年産でも実証済み。価格の安定をねらう現在の「価格センター」の機能は疑問視され、最近はディメリットの方が多く語られるようになった。早急に全農を中心とした対応にメスを入れて改善すべきだろう。
先物の議論がはじまったと、今後回を重ね、11月をめどに結論を、いうのが食糧部会だが、実質的には第1回目の議論でほぼ終わりだろう。
賛否も論点も明確になった。後はやるかやらないかだけ。高橋部長が消極的だから、どうなるかわからないが、それでも東穀は試験上場にふみきるのだろう。
ところで、私の発言も各社どこを取るか異なっている。最もまともに書いたのが、日本農業新聞と米穀新聞。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2020年
2019年
2014年
2004年
人気記事