今日の一貫

案の定、まとまらないWTO閣僚会議、そろそろFTAを真剣に考えるべきでは?

WTO閣僚会議がジュネーブで主要6カ国閣僚会議を開いているが、やはりというべきか、まとまりそうにない。ジュネーブには、40-50カ国の閣僚が集まっているはず。日本からも中川農水相、二階経産相が参加している。

構図は、「今日の一貫6月23日」で示した、米、EU,G20の三者総すくみ構造。
少数国閣僚会議には、三者以外の日本が入っているから不思議(アメリカ、オーストラリア、それにEU、G20からはインドとブラジル、それに日本が入ったG&が今回の会議のメンバー)。

日本が要求している「上限関税反対」はどのグループも支持していない。
また重要品目の数も、日本は他と比べ多い(15%)が、EUがその数最大でも8%以内と主張しているEU案が現実的か。

さらにアメリカは、国内補助金の削減率を、アメリカが最も少ない53%と提案、日本やEUが60から65%は削減しようという案と対立している。

WTOはそれはそれで、交渉を続ける必要があるが、そろそろ、我が国は我が国の利益のために、FTA対応を真剣に考える必要があるのでは(これは6月23日と同じ主張になってしまった)
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