ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の話他、幕末〜明治維新の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮などの話も。

西郷と城山の場面のラフ

2024年07月04日 | 文学・歴史・美術および書評
西郷隆盛の最期なんかは、ドラマでも小説でもやり尽くすくらい描かれてます。

西南記伝を参考にしたものが多いので
「晋どん、もうここらへんでよか」は定番です。

作品によってはそれ以前に会話があったり
あと、正座して合掌したところを
別府が「ごめんなったもんし!」(これも定番)

史実検証をしろではなく、
単に他の人が表現してしまったモノに
私なんかが敵うわけないので
別の方法を探るか、て所です。

さて、再度チェック、
城山戦の状況ですが

まず南側から見て左に甲突川(こうつき川)
という事は右手が山、左が崖…

写真家の上野彦馬の資料を参考にすると
(アナログでラフやってるのでスマホ撮影ですいません)


こうか?と思ったんですが

俯瞰だとどうも納得いかない。
道幅もう少し広いかも…難しい。
あと、遠目ですが山頂付近、山向こうに官軍の砲台ある…
というわけで


只今こんな感じです。

西郷が撃たれたのは脇腹と股内側という事です。
本によっては割とハデに痛がってるので
(この「なんだかなあ」な部分は西郷らしいっちゃそうかも…)

だとしたら正座は難しいんでは?
とか、色々考えられるのが歴創の楽しい部分かも。
史実と、期待される歴史創作テンプレと自分のイメージ、難しいけど楽しい。


今回は城山戦の地図をドラマパートに入れる余裕ないんで…
ページが許せば巻末にねじ込み、ムリそうだったら補足ペーパーかな。

城山戦が終わると下書きも福澤諭吉場面。
頑張ります。

お札がとうとう、渋沢栄一になってしまったですね。
まだ見てないけど。


エーイチ、A1、うわ…AI(エーアイ)
21Centuryタイプ!
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