ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

サッカーはロマンかリアルか

2018年06月29日 | サッカー
日本代表の「あの」ポーランドの戦い方のあと
ちょっと冷静にみんなどうなのかな、とひたすら眺めてました。

ゴン中山あたりを知ってる世代は「あんな戦い方は残念、最後まで全力で」と言い
下の世代になるほど「監督の言うことなら聞いて当然だし、そういうやり方ある」
と言う?

C翼のアニメを今もやってますが。
ラスト10分て、修哲時代の若林くんの「トリカゴ」戦法にも似てるし。

あ〜
確かに「ヒーロー」っぽくはないよねと思いました。


この世には
「ロマン」と「リアル」がある。
現実と理想。


創作活動はずっとそれと向かい合ってて
「réalisme」だの「romanticism」だのな

それは創作というものの、目的の1つに
人が生まれた意味を知りたいだとか
正論を決して手にできない場合でもまだ確定していない部分(「夢」とか)
を持って、どうにもならない事に挑む姿ってあって



スポーツはどうだろうね。
羽生結弦選手とか見てると、「半分はロマン」て気もしますが。


サッカーってなんだろう。
エンタメなのか戦争なのか
もう予選敗退が決まり、どう見てもアンフェアなジャッジをものともせず
終了間際に優勝国を下した韓国
アン・ジョンファンが「美しい敗退」と言っていたけど

ちょっとズルいが理解してほしい、と
美徳よりも現実を選択する方を喜び、納得する。いやいやでも納得させられる。

でも、勝利するための作戦でもあり、
他でもやってる(そんな長い時間ではないけど)


きっと「半分はロマン」「半分はリアル」
そういう世界なのだろうな。
でも実際はそれが現実であり
それがまた、夢でもあるのかもしれません。

美しい負け方より醜い勝ち方か。
推奨なんかしませんよ
その概念を丸々受け入れたら花なんて
「実ができんなら咲くだけ無駄」になるから。


なんかスッキリしないけどな
そもそもポーランドに負けてるのに「よかった」は無いわ


そして
チェルシーファンとしては
次のベルギー戦の方が辛い。
















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