こんなことがありました。

趣味の写真に関するブログです。
毎日写真を投稿しています。

レンズについて

2021年11月22日 | 機材について
最近2本もレンズを買いました。

1本目はRF100-400mmF8です。
https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf100-400-f56-8/
もともとEOS RPを買ったのはオリンパスの40-150mmPROは写りは良いのですが、ちょっと重たいので軽いシステムが組めないかと思ったのが理由でした。すでに持っていたEFS55-250mmは軽くて良かったのですが、周辺画質に不満がありました。なのでこの100-400mmはまさしく待望の1本です。
同じ画角のEFS55-250mmに比べると、重さは約2倍、値段も約2倍ですがそれなりに良く写ります。ナノUSM使用なのでAFもすごく速く動作します。
キヤノンはこのレンズに限らずF値を暗くしてコンパクトかつコスパの良いレンズを出す方針のようで、600mm,800mmのF11のコンビや24-105mmF7.1、100\500mmL F7.1などがすでにラインアップされています。望遠ズームがF5.6止まりのものが多かったのは、一眼レフのAFがF8の光束を使っていたため、F8より小さな絞り値だとAFができなかったためです。ミラーレスになっても、像面位相差AFも絞りの制限がありますが、キヤノンが採用しているデュアルピクセルAFでは絞り制限がありません。RF100-400mmF8は2倍のテレコンが使用できますが、このときF値はF16ですが、AF動作します。
ボケ方式のAFではF値の制限はありませんが、像面位相差AFの方がAF動作を速くできるので、像面位相差AFが多く採用されています。なのでキヤノン以外のメーカではF値はF6.3止まりです。

RF16mmF2.8は、ヨドバシでも4万円ほどと超広角レンズとしては安かったので思わず買ってしまいました。
https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf16-f28/
ミラーレスでは一眼に比べ広角レンズはコンパクトにできるのですが、超広角領域では単純にレンズを小さくすると周辺光量不足と歪曲がひどくなるため、そこまでコンパクトにできない場合が多かったのですが、このレンズではそのような補正はデジタルで行えばよいと割り切ったようです。他社でも普及クラスのレンズではデジタル補正前提のものが多いようですが、ここまで歪曲を割り切ったレンズは珍しいように思います。ただ補正後の画像はすばらしいので問題はないと思います。
IMG_4507

「F値を通常より暗くする」「周辺光量不足や歪曲はデジタル補正できる範囲であればOKとする」はいずれもカメラ機能を前提にしているので、カメラとレンズをセットで開発する必要があり、いまのところ他社は追随していませんが、今後どうなるでしょう?
次回はOMDで同じようなアプローチができないか考えてみたいと思っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年11月21日 淵野辺 | トップ | フォトコン組み写真の部11月号 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

機材について」カテゴリの最新記事