昨日、奈良女子大住環境学科・非常勤講師の会で、施工担当の竹中工務店大阪本社品質監理部長の宮川治雄さんと駄弁った。で、私は、コンクリートの建物で軒が全然出ていなくて、屋根から壁に直になっている場合、長年の雨水垂れで、壁が黒づんで汚れる。改修するのも大変、それなら最初から僅かでも軒的なものを作っていたほうが良いのに・・、と話した。すると宮川さんは、その通り、別の例で外壁にタイルを貼る場合、目地が殆どない場合、管理段階でタイルが延びて盛り上がって剥がれる、又きちんと目地を入れてやり直さないと、二重手間、と言われた。これらは、前々から分かっていることだが、何故出来ないのだろうか。建築家的「すっきり」狙いであろうか。
何度言ってもすぐ忘れられるなら何度でも言わねばなるまい。
何度言ってもすぐ忘れられるなら何度でも言わねばなるまい。